cogme cup EXTRA in RED° TOKYO TOWERレポート!企業自治体のeスポーツ活用プレゼンやハイレベルなApex Legends企業対抗戦が開催

イベント情報

株式会社エイプリルナイツ主催のもと、2023年2月17日(金)にRED° TOKYO TOWERで開催されたイベント「cogme cup EXTRA in RED° TOKYO TOWER」にSaiga NAKもお邪魔しました!
記事の前半はeスポーツを活用している企業や自治体のプレゼンテーション、後半はcogme cup企業対抗戦の様子をお届けします!

cogme cup EXTRA in RED° TOKYO TOWER

「cogme cup EXTRA in RED° TOKYO TOWER」はeスポーツビジネス交流会とApex Legendsの大会が合体したイベント。

  • 第1部 異業種交流会
  • 第2部 主催からお知らせ
  • 第3部 ご登壇プレゼン
  • 第4部 cogme cup Extra

・・・という4部構成で行われました。

企業、自治体によるプレゼンテーション

午後6時10分から午後7時10分までの1時間で、JCOM株式会社、大阪デリバリー株式会社、群馬県という3つの企業と自治体がeスポーツを生かした取り組みについてプレゼンテーションを行いました。


Saiga NAK

RED° TOKYO TOWERにはカフェ&バーが併設されており、みなさんおしゃれドリンクを飲みながらリラックスして非常に良い雰囲気です。
2023年2月10日(金)から2月26日(日)まではマクロス40周年コラボメニューが展開されています。

企業eスポーツについて / JCOM株式会社

JCOM株式会社 徳原さん
Saiga NAK

まずはJCOM株式会社の徳原さん。

2018年にeスポーツ部を設立
Saiga NAK

東京ゲームショウ2018 PUBG企業対抗戦に出場するために「JCOM eスポーツ部」を設立したのが始まりです。
PUBG企業対抗戦ではシンイチロォさんやインパルス板倉さんが実況解説を務め、とても楽しい経験になったとのこと。
その後2019年3月にPUBG MOBILEを使用した社内大会を開催、大好評につき半年後の2019年9月に第2回を開催しました。
第2回では社外の企業やPUBG JAPANを巻き込んで参加人数100人の規模になっています。

eスポーツの番組やイベントを企画
Saiga NAK

現在は部員50人にまで拡大したJCOM eスポーツ部。
JCOMの強みを生かしたeスポーツ関連番組の放送や伊勢丹、ららぽーとでeスポーツイベントを開催してきました。


Saiga NAK

今後はDAOで運営される社内トークンを活用した動きを考えているとのこと。
eスポーツ大会をはじめとするプロジェクトの実施が個人の評価に繋がるようになることで、さらなに動きが促進されるという好循環を目指しています。

eスポーツ採用について / 大阪デリバリー株式会社

大阪デリバリー株式会社 木田さん
Saiga NAK

続いては大阪デリバリー株式会社の木田さん。

物流×eスポーツ
Saiga NAK

倉庫の中で商品の管理や仕分けを行う物流の作業会社である大阪デリバリー株式会社。
昨今の人手不足で過酷な人材難と向き合っているなかeスポーツに参入したきっかけは、とある優秀な社員の「将来の夢はプロのゲーミングチームをつくることです」という言葉でした。

木田さんはこの発想を面白いと思い、会社で取り入れたら話題性もあるため、この社員にチームを率いてもらおうとeスポーツ部の設立を検討しますが「うちのような企業がそんなことをしていてもパンチが効いていない」として、週に1日(8時間)の勤務時間をゲームに充てることを提案。
大阪デリバリー株式会社自身がスポンサーになることでeスポーツ部の設立を実現しました。
ゲームの種類はFPSを採用しているため、ゲームに充てた日のレポートに「今日は~人倒しました。次はちゃんと頭を撃ち抜けるようにします」という報告があった時には驚いたそうです。

eスポーツが採用に好影響
Saiga NAK

こういった取り組みが“大阪デリバリー株式会社がeスポーツに参入した”と話題になり、新聞をはじめとするメディアに取り上げられるように。
自然と露出が増え、採用においてもeスポーツという武器が有利に働いているとのことです。

大阪デリバリーがいい!を目指して
Saiga NAK

近年は高校のeスポーツ部やeスポーツ専門学校の創立が増えていますが、プロeスポーツ選手として活躍できるようになる人はごく一部。
大阪デリバリー株式会社はeスポーツ選手を目指す学生の受け皿としても働きかけていきたいと締めました。

eスポーツと地域活性について / 群馬県

群馬県eスポーツ・新コンテンツ創出課 齊藤さん
Saiga NAK

最後は群馬県eスポーツ・新コンテンツ創出課の齊藤さん。

eスポーツ×地方創生
Saiga NAK

群馬県はeスポーツがもつ・・・

  • 高い集客力
  • 若年層への訴求力がある
  • 年齢、性別、身体能力等の差が出にくい
  • オンライン参加が可能

・・・という4つの特性に注目。
ここに地域課題の解決策を見出しました。

eスポーツ×地域課題
Saiga NAK

そして群馬県は地方創生のためのeスポーツ活用について、「ひと・まち・しごと」の観点から様々な施策を打ち出しました。

U19eスポーツ選手権
Saiga NAK

2020年には「第1回 U19eスポーツ選手権」をGメッセ群馬で初開催。
2021年、2022年と3年連続で開催し、「U19eスポーツ選手権2022」の会場には西村経済産業大臣も来場しました。
この大会からプロeスポーツ選手も生まれています。

世界遺産 富岡製糸場でeスポーツ
Saiga NAK

2021年2月には世界初?の試みとして世界遺産の富岡製糸場でeスポーツイベントの実証事業を展開。
地域の観光資源を活用する場合の課題やeスポーツならではのPR方法などを検討、検証を目的として開催されました。
富岡市長や富岡市観光協会などが参加したeスポーツエキシビションマッチ、富岡市内のチーム対抗戦、参加者による意見交換会が行われています。

eスポーツ酒場
Saiga NAK

2022年10月には群馬県庁昭和庁舎の壁面でぷよぷよeスポーツや魔界村をプレイするというあまりに斬新な取り組みも。


Saiga NAK

群馬県はほかにも社会人eスポーツリーグや群馬県庁eスポーツ部、自主eスポーツイベントの開催支援など取り組みを強化。
2023年2月18日(土)にはビエント高崎で、群馬県民の群馬県民による群馬県民のための「グンマeスポーツアワード」も開催されました。

cogme cup企業対抗戦!

左からabaraさん、おやこどんのすけさん
Saiga NAK

「cogme cup EXTRA in RED° TOKYO TOWER」を締めくくるプログラムとしてApex Legendsの企業対抗戦が行われました!
実況はabara(@abaranche)さん、解説はおやこどんのすけ(@_Lantum)さんが務めます。

出場チーム
Saiga NAK

会場には過去のcogme cupで上位入賞した

  • ビーウィズ株式会社
  • 株式会社ProVision
  • 株式会社アウトソーシングテクノロジー
  • 株式会社ティーガイア
  • 富士通株式会社
  • 楽天グループ株式会社
  • PwCコンサルティング合同会社
  • 株式会社アイフリークモバイル

・・・の8チームがオフライン参戦!
さらにオンラインでは

  • 株式会社リンクトブレイン
  • HIHITI株式会社
  • 凸版印刷株式会社
  • 大和リース株式会社
  • 大阪デリバリー株式会社
  • 株式会社デジタルフォルン
  • 荒川区役所×株式会社ユニマットライフ
  • 群馬県庁
  • アクセルマーク株式会社
  • 株式会社M&C
  • JCOM株式会社
  • 株式会社ネクストホールディングス×ビーウィズ株式会社

・・・の12チームが参加し、計20チームがApex Legendsで1位を目指します!



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普段の慣れたプレイ環境とは異なるオフライン独特の雰囲気。
普段通りのパフォーマンスが出せるのか注目です。

Apex Legendsは2023年2月15日(水)にシーズン16が開幕したばかり。
武器の調整やキャラクター(レジェンド)にクラスパークという新要素が追加されるなど、これまでとはまるで違う環境になりました。
シーズンのメタが固まっていないので知識以上に地力が試されそうです。

試合開始
Saiga NAK

第1試合は各チームの降下場所が定まっていないからか一部で早々に戦闘が勃発。
その後は各チームが様子を見ながら慎重な展開です。



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第1試合の最終盤は「株式会社ネクストホールディングス×ビーウィズ株式会社」「ビーウィズ株式会社」「大阪デリバリー株式会社」の三つ巴。
グレネードを活用した積極的な攻撃が決まった「ビーウィズ株式会社」がみごとチャンピオンに輝きました!
オフライン参戦なのにすごい!

安全地帯ギリギリで戦闘
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第2試合。
ひとまず初動の戦闘は起きませんでしたが、安全地帯が縮まるごとに着々と人数が減っていきます。



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第2試合のチャンピオンはこちらもオフライン参戦の「富士通株式会社」
oni_chocolate選手は驚異の13キル3,500ダメージ超え!
チーム全体で20キル以上という怒涛の成績で優勝候補に躍り出ました。

橋の上下で探り合い
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運命の第3試合。
解説のおやこどんのすけさんも「みんなエイムがキレキレですね」とコメントするほどハイレベルな戦いです。



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遮蔽物の無い斜面という難しい最終盤を乗り切り、みごと第3試合のチャンピオンに輝いたのは「株式会社ティーガイア」となりました!
みなさん素敵な笑顔です。

終わってみれば各試合の1位はオフライン参戦組。
確かな実力を見せつけられました!




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各試合のキル数や順位を考慮した最終結果はご覧の通り!
1位「富士通株式会社」2位「ビーウィズ株式会社」3位「群馬県庁」となりました!

富士通株式会社の皆さん
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富士通eスポーツは部員が500名を超えるほど大きくなっています。
Apex Legendsを含め、eスポーツ部としてさらに活躍していきたいと思っているのでぜひ応援をお願いいたします。
今回はcogme cup EXTRAでしたが、次回のcogme cupが開催されたときには、そこでも優勝を狙っていきたいと思っているので対戦よろしくお願いします!

これにて全てのプログラムが終了!
eスポーツづくめの「cogme cup EXTRA in RED° TOKYO TOWER」は無事閉幕しました。
実際にeスポーツを取り入れている企業や自治体のお話を聞ける貴重な機会だった本イベント。
最後のApex Legends大会では会場全体がモニターに釘付けでした。

プレゼンテーションでも紹介されていた通り、eスポーツは年齢、性別、身体能力に関係なく誰もが楽しめるのが特徴。
さらにオンライン参加も可能なので、さまざまな地域・文化との相乗効果にも期待できます。
そんなeスポーツの魅力を改めて感じさせられたイベントでした!
第4部Apex Legends大会の様子はYouTubeチャンネル「エイプリルナイツチャンネル」の配信アーカイブから確認できます。

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