Cygamesとブシロードがタッグを組んだ「Shadowverse」のリアルカードゲーム化企画「Shadowverse EVOLVE(以下、シャドバエボルヴ)」
クラスシステムやカードデザインは「Shadowverse」を踏襲しつつ、一部ルールをリアルカードゲームに最適化することで奥深い競技性を実現した、いま最もアツいカードゲームの1つです。
そんな「シャドバエボルヴ」初の大型公式イベント「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜(以下、エボルヴGP2022横浜)」が2022年7月30日(土)にパシフィコ横浜で開催!
我々Saiga NAKも会場にお邪魔しました!
「エボルヴGP2022横浜」開幕!
会場の入り口ではエルフクラスのリーダー「アリサ」がお出迎えしてくれました。
「エボルヴGP2022横浜」には628名が参加し、成績に応じて賞品が豪華に。
参加賞としてPRカード「眷属の召喚」、プレーオフ進出賞としてPRカード「次元の超越」、TOP8賞としてPRカード「ルシフェル」が贈られます。
そして、TOP4に入賞したプレイヤーは2023年2月開催予定の「Shadowverse EVOLVE Japan Championship」参加権利を獲得!
今回の「エボルヴGP2022横浜」はそんな全国大会出場者の第1号を決める大会でもあるのです!
Saiga NAK
「エボルヴGP2022横浜」ではスイスドロー7回戦で上位64名がプレーオフに進出。
さらにプレーオフのシングルエリミネーションで勝ち上がった上位8名が決勝トーナメントに進出します。
会場はパシフィコ横浜 アネックスホール。
開会式と予選ラウンド開始が11時からなので、勝ち進むほど集中力・持久力も問われてきます。
※撮影時のみマスクを外していただいています
決勝トーナメントに進出したのは・・・
- とこめ
- ペグ^2
- チャシャ猫
- かざもんみ
- 月菜
- リグゼ
- Neru
- サラ
・・・の8名(敬称略)
猛者揃いの中でも特に注目されていたのはアプリ版「Shadowverse」のプロとしても活躍しているリグゼ(@_rigze)選手でしょうか。
今大会に持ち込まれたデッキのクラス別使用率も公開!
ドラゴンが頭一つ抜けているものの、その他のクラスは均等に分かれました。
「シャドバエボルヴ」の大きな特徴であるクラスのバランスが良いのは非常に健全ですね。
決勝ステージ
「バトル!シャドウバース!」の掛け声とともに決勝ステージがスタート。
生配信されるフィーチャー台ではとこめ選手対ペグ^2選手の対戦が行われました。
とこめ選手はReバースforyouの全国大会「WGP2021春」で優勝を果たしている猛者プレイヤーで、ディスカードドラゴンを使用します。
対するペグ^2選手はランプディスカードドラゴンを使用。
人気のドラゴン対決となりました。
お互いに竜の託宣を出し合って順調なスタート。
しかし先行のペグ^2選手はさらに2枚の竜の託宣を切ることに成功し、5ターン目にしてファフニールをプレイ。
とこめ選手もファフニール、フォルテのリーサルを避ける好プレイを見せましたが、ペグ^2選手はさらに竜巫女の儀式で追撃。
わずか4分で決着となりました。
決勝戦
決勝まで勝ち進んだのはビショップのかざもんみ選手とナイトメアの月菜選手です。
アグロ構成で月菜選手が攻め切れるか、ビショップが盤面をコントロールして優位な形にもっていけるか、という分かりやすいコンセプトの対決となりました。
序盤に攻め切りたい月菜選手ですが、それを見越しているかざもんみ選手はジャンヌダルクで盤面の主導権を握らせません。
さらにかざもんみ選手のレディアンスエンジェルが1枚でドロー・守護・回復という3役を果たしてアグロの勢いを完全に無効化。
アグロナイトメアの月菜選手を相手に、丁寧な対処を重ねていったかざもんみ選手がみごと優勝を果たしました!
※撮影時のみマスクを外していただいています
優勝、準優勝を果たしたお二人にはそれぞれ記念楯が贈呈されました。
おめでとうございます!
かざもんみ選手、月菜選手には大会後インタビューにも答えていただきました。
大会後インタビュー
― お二人のカードゲーム歴を教えてください
かざもんみ選手: 7年ほど前からプレイしています。最初はデッキ構築を楽しむ程度でしたが、自分より強いプレイヤーに憧れて、大会に出るようになりました
月菜選手: 初代遊戯王から色々なカードゲームをプレイしているので23年くらいになります。その中で大きな大会やCSにも出場しています
― お二人から見た「シャドバエボルヴ」の面白さを教えてください
かざもんみ選手: それを語りだすと止まらないですが(笑) 1枚のカードの単なる効果も見方によって色々な使い道があって、事前の研究やプレイ中の取捨選択が結果に直結するところが楽しいです
月菜選手: 色々なカードゲームをプレイしてきて、「シャドバエボルヴ」は後攻も強いという点においてかなり珍しいと思います。カードゲームといえば先行有利というイメージがある中で、あえて後攻を選択することのある特異性に魅力を感じています
― 「運・構築・プレイング」という3要素に分けるとすると「シャドバエボルヴ」はどんな比率でしょうか
かざもんみ選手: ほかのカードゲームと比較すると運の要素が少ないといいますか、運が悪かった時にも違う部分でカバーできるかなと思います。現環境では特にドラゴンで強い動きをされた場合に遅れを取ってしまうこともありますが、それも考慮したうえで構築・プレイングで巻き返していくことも考えています
月菜選手: 比率で言うと「運3・構築4・プレイング3」かなと思います。現在はまだカードプールが狭いということもありますが、やはり優勝デッキなどを見るとこれは勝てるなと。しっかり研究されたデッキだなというのが伝わるので構築の重要性は高いと思います
― 「Shadowverse EVOLVE Japan Championship」への意気込みを教えてください
かざもんみ選手: あまり期待はしないでほしいですね(笑) 自分のペースでこれからも頑張りたいと思います
月菜選手: 私も絶対勝つぞ!と言えれば良いんですが(笑) 今まで通り活動して全国大会も楽しみたいと思います
― 今大会で「シャドバエボルヴ」に興味を持った方に向けて一言お願いします
かざもんみ選手: まずはカードを買って手に取ってほしいですね。カードには効果のテキストが書いてあると思いますが、そのカードをどう使えば良いのかというのは書いていません。対戦を重ねる中でカードの使い方を学んでいくのが楽しいと思っているので、まずはカードを手に取ってみてください
月菜選手: カードゲームをプレイするには友人やショップ大会などのコミュニティとの関係も重要になります。そんな交友関係が築けるのもカードゲームの魅力なので、良いコミュニティと一緒に長くプレイし続けてくれれば嬉しいです
今後の大会にも要注目!
2023年2月に開催が予定されている「Shadowverse EVOLVE Japan Championship」の前哨戦としての役割も果たしている「エボルヴGP」
今回の「エボルヴGP2022横浜」はまだ序章で、これからも日本の各都市で開催されていきます。
「Shadowverse EVOLVE Japan Championship」出場権をかけた店舗予選も2022年10月から開始予定!
詳細は「シャドバエボルヴ」の公式サイトやTwitter公式アカウント(@shadowverse_ev)をご確認ください!
「シャドバエボルヴ」の初代王者を目指して・・・バトル!シャドウバース!