アマチュア最高峰のeスポーツ大会の第2回「YUBIWAZA CUP（ユビワザカップ）」、先日より大会やブースの様子をお届けしていますが、今回は「ぷよぷよeスポーツ」大会をレポート！
「ぷよぷよeスポーツ」予選
A〜HからTOP8を決める予選トーナメントが開催しました。
シンプルなゲームながら奥が深く、お互いの先手を読みながら、言わば心理ゲームにもなりうるのがぷよぷよの楽しさなのだろうと感じます。
各ブロックに戦いが始まり、自分のテクニックを繰り出しながら、流れを掴むために凄い速さでぷよが積まれて行くのを追って行るだけでも、ゲームに引き込まれました。
カウンターをカウンターで返す対戦もあれば、追いつけずまともに受けてしまうプレイヤーもいて、追いつけないプレイヤーに関しては悔しさがこちらまで伝わってくる緊張感でした。
ぷよぷよは如何に頭の回転の速さを利かすかが重要ですが、やはり運の要素もそこに絡んでくるのが難しいところ。 戦略を立てているのが見えるだけに、こちらもハラハラするシーンが幾度と有りました。
見事TOP8に選ばれたプレイヤーは Sera選手・カラムししょー選手・しよた選手・よしけん選手・ヨッシー選手・reoru選手・タイタン選手・KENROU選手が次のトーナメント進出を決めました。
「ぷよぷよeスポーツ」本選
ぷよぷよの決勝戦が司会の呼びかけにより始まり、プレイヤーが紹介と共に入場。
戦う前の意気込みを一言発してからの勝負で、Sera選手のテクニックとスピードに対し、カラムししょー選手も少しの反撃は見せはするもののカウンター攻撃を食らい、自身を活かす事ができずに撃沈。
結果、Sera選手が準決勝へと足を進めました。
続いて、しよた選手とよしけん選手の戦い。先手はよしけん選手がセットを手にしましたが、しよた選手もその後セットを手に。
互角の戦いを見せる白熱した戦いでしたが、最後はよしけん選手が仕掛けていき、見事勝利を手に入れて拍手が沸きました。
続いて、ヨッシー選手とreoru選手の戦い。こちらはお互いカウンター攻撃を繰り出す対戦で、観ているこちらも気持ちよさを感じる展開でしたが、最後はヨッシー選手の切り返しで勝利を手にしました。
その後もタイタン選手とKENROU選手の対戦はお互い譲れない抗争を繰り返し、カウンターにカウンター返しで相手の隙を伺う感じで進みました。 結果はタイタン選手の見事な勝利で準決勝のチケットを手にしました。
そして準決勝。まずは、Sera選手とよしけん選手の対戦で、よしけん選手がまずは動いてのセットを手に。 Sera選手も反撃を伺いますが間に合わず、よしけん選手の勝利で決勝へと進むかたちとなりました。
続いて、ヨッシー選手とタイタン選手の戦い。自分の流れを掴む為、策を考えながらぷよを配置していくタイタン選手のテクにヨッシー選手が見事はまってしまい、タイタン選手が先手を取るかたちに。
激しい対戦の結果決勝戦へ進んだのは、途中で戦い方を変えて流れを変えたタイタン選手。
ついに決勝戦
どんな戦いになるのかと胸を躍らせながら決勝戦がはじまりました。
よしけん選手とタイタン選手が、お互い決勝戦に対する思いを一言述べて戦いに挑みます。
両者ともに同じ動きや配置をみせるなか、先に仕掛けたのはタイタン選手。お互い似たタイプの戦略を見せる中、タイタン選手が早々に先手を手に入れた。
よしけん選手も電光石火の勝利をみせたものの、タイタン選手の攻撃に抵抗できないまま、結果的にタイタン選手が勝利の栄光を手に入れました。
タイタン選手は国体で敗れた経験がありましたが、逆にそれをバネに。最後のコメントは今まで戦った選手への感謝を示したことで、会場からお互いの戦いを称える拍手がおくられました。
▼Written by 村田裕章
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