ヴァナヲ選手( @ElekingVanao )インタビュー!EVO2019で選手に聞いてみたシリーズVol.2

インタビュー

2019年8月2日から3日間開催された、格闘ゲーム界最大の大会EVO2019にてウェルプレイド所属のプロゲーマー、ヴァナヲ選手( @ElekingVanao )にお話を伺う機会をいただきました!

ヴァナヲさんは以前香港のHumanbomb選手来日イベントの際に、配信に参加していただきました。


WP|Vanao(ヴァナヲ)選手にインタビュー!

─ ゲーム歴について教えてください

ゲーム自体は20年遊んでいますが、格闘ゲームは15年ぐらいです。

 

─ 今回のEVOに向けての意気込みを教えてください

(インタビューは2日目の対戦前に実施)

初日は無事ウィナーズで抜けることができましたが、順調にこのまま勝ち進めば4連続で歴代のCapcom Cup覇者と当たることになるので、否が応でも気合が入ります!

気合の入ってるヴァナヲ選手の2日目のツイート。

 

─ 海外遠征となると、慣れていない人にとってはどうしてもハードルが高く感じてしまうと思います。心構えや準備していることなどありましたら、教えてください

準備するに尽きます。アメリカですと渡航時間も長く、時差もあるので、環境に慣れるためにも早めに入って自分自身を整えるようにしています。アメリカに入ったのも大会初日の2日前です。

当日or前日入り選手が多い中、ヴァナヲ選手は2日前に現地入りし、コンディションを整える。
こういった身体への配慮も通常のフィジカルスポーツとeスポーツとで変わりはない。

以前渡航した際に治療中の歯が飛行機の中で(気圧の関係で)急激に痛み始めたことがあったので、ロキソニンは常備するようにしています。

また、試合前は食べ物や飲み物についても、なるべく摂取しないようにするなど気をつけております。とにかく余裕をもってのぞむことです。
(※編集部:これは渡航に慣れていてもあります!アメリカは軟水の日本と違い硬水で、自分自身も最初の※1週間ぐらいはずっとお腹の具合が・・・)

言語や手続きの問題もあると思いますが、今回のような大会では情報共有をする人も多いです。

 

─ 選手として目指している姿を教えてください

確率じゃない行動をとるプレイスタイルを目指しています。
見ている人からしたら一見オカルト的に見えても、実は裏ではきちんと自分なりの理論を構築しており、デジタルに行動するようなプレイスタイルをとっています。

このような国際的な大会に参加して感じるのは、「ゲームはコミュニケーションのツールであって、台に座れば言語なんて関係ない」

編集部まとめ

ゲームは言語を超えるというのは、会場を見回しても強く感じた。
至るところで違う国の選手同士が対戦しているのを見かけたが、言語関係なくプレイを通じて会話している姿を見かけた。
こういうのを肌で感じられるのも、国際大会の魅力の一つだろう。

WP|Vanao(ヴァナヲ)選手プロフィール

STREET FIGHTER III 3rd STRIKEのリュウ使いとして名を馳せた古豪。『ストリートファイターV』においても「Red Bull Tower of Pride」BEST8など
実力を発揮、EVO2018においても強豪選手を撃破するなど勝負強さを見せている。

Twitter: https://twitter.com/ElekingVanao

ヴァナヲ | Well Played