TGS2023にて2Dグラフィックや3Dモデリングを制作する「YDY CG」にインタビュー!これからのビジョンやゲーム市場について聞いてみた

インタビュー

2023年9月に開催された「東京ゲームショウ2023」(以下 TGS2023)
4年ぶりに幕張メッセ全館を使用して、過去最大規模で開催されTGS2023ですが、海外出展数も406社と過去最多になりました。
海外企業からの出展やTGS2023を目的に来日することから、海外で活躍する企業と出会うこともできるTGS2023ですが、会場を訪れていた中国の南京に制作スタジオを置くグラフィック制作会社「YDY CG」にインタビューを行いました。
TGS2023の感想やこれからのビジョン、現在のゲーム市場について聞いてみました!

「YDY CG」にインタビュー!

YDY CG
YDY CG
― まずは御社についてお聞かせください。

YDY CG会社は2012年に設立した、ゲーム向けの2Dグラフィックと3Dモデリングを受託制作できるグラフィック制作会社です。
現在は98人のデザイナーが在籍しています。


2Dグラフィック キャラクター
YDY CG
― 御社の得意分野、スタイル、アピールポイントを教えてください。

2D分野ではリアル系キャラクターやアニメ系キャラクター、そして背景を。
3D分野ではキャラクターや背景、道具のモデリングやテクスチャーを得意とします。


背景
YDY CG
― 御社の所在地を教えてください。

「YDY CG」は南京にあります。
南京には多くの美術教育機関がありますので、優秀なデザイナーがたくさんいます、
また、江蘇省の省都として、経済、交通、教育などすべて比較的に良いです。

オフィスの様子
YDY CG
― 拠点の特徴や魅力を教えてください。

南京は中国の江蘇省に位置する重要な都市であり、その拠点としての特徴や魅力が多くあります。
文化の中心地、歴史的な遺産、教育機関の集積地、経済の中心地、自然環境など、多くの人々にとって魅力的な拠点となっています。

― TGS2023はいかがでしたか?

2020 ~ 2022年のTGSに比べて、2023年のTGSは参加者が多く、出展者も多く、良かったです。

― TGS2023で特に気になったもの、ことについて教えてください。

コロナ禍前の2019年は総来場者は26万2076人、2022年は4日間の総来場者数は13万8192人(3年ぶりのリアル開催で小学生以下入場不可、会場での当日券販売なしといった制限があった)。
そして2023年は24万3238人という結果となり、コロナ禍前の2019年総来場者数には届かなかったものの、前年比+10万5046人と大きく回復していると感じました。

オフィスの様子
YDY CG
― 日本および世界のゲーム市場についてどう思いますか?
気になっている日本のコンテンツについて教えてください。

当社はゲーム市場について非常に好意的な見方をしています。
日本は数十年にわたって、革新的でユニークなゲームコンテンツを世界に提供してきました。
日本のゲームはその深いストーリーテリング、美しいグラフィック、独創的なキャラクターデザインで知られており、多くのプレイヤーは強い魅力を持っています。

ただし、競争も激しくなっており、海外のゲームデベロッパーも活発に参入しています。
日本のゲーム業界は、独自性やクオリティの高さを保ちつつ、グローバル市場へのアピールも重要となっています。

― 現在力を入れているゲーム事業、ジャンルについて教えてください。

ゲーム向けの2Dグラフイックと3Dモデリングを受託制作できることが、当社の強みです。
2Dグラフイックでは、コンセプトからキャラクター、背景設計、UIとアイコンを。
3Dモデリングでは、モデリングやテクスチャ、リギング・モーションなどに力を入れています。

オフィスの様子
YDY CG
― 御社のビジョンと求めるビジネスパートナーについてお聞かせください。

当社は設立11年になりますが、現在の主な顧客は中国とヨーロッパで、今後日本の顧客を開発したいと考えています。
日本のゲーム開発会社は、当社が探しているパートナーです。

― 最後に読者へのアピールをお願いします。

品質に自信があり、価格も安い。
ゲームの製作について、何かお役に立てそうなことがございました際は、 是非お申し付けくださいませ。よろしくおねがいします。
NDA、連絡ツール、作成ソフトなどほぼ全て対応できますので、ご心配なさらずご連絡をお待ちしております。

「YDY CG」のインタビューをお届けしました!

YDY CG
YDY CG

2Dグラフィックや3Dモデリングを得意とする「YDY CG」。
日本や世界のゲーム市場についての考えや、「YDY CG」の得意分野について興味深いお話を聞くことができました。
これまでは中国やヨーロッパに向け活動していたとのことですが、今後は日本市場へも動いていくとのことです。
日本のゲーム開発会社はもちろんのこと、グラフィック制作でお悩みの方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

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