凸版印刷がeスポーツプロジェクトを開始!凸版印刷のeスポーツへの取り組みについてインタビュー!

インタビュー

先日取材に行った「SHIBUYA eSPORTS EXPERIENCE」の企画・制作を担った凸版印刷株式会社。
当日取材はイベントに夢中でしたが、後日イベントレポート記事を公開した後に「そういえばなんで凸版印刷がeスポーツに取り組んでるんだろ?」と疑問に思い、担当の方に聞いてみたところ、快く応じてくれました!

「なぜ凸版印刷がeスポーツに取り組んでいるのか?」「凸版印刷はどういう取り組みをしているのか?」根掘り葉掘り聞いてみました。

せっかくなので凸版印刷に突撃!

メールや電話で詳細を聞くだけでは物足りない!ということで厚かましく凸版印刷へ訪問してきました。

eスポーツプロジェクトを担っているのは情報コミュニケーション事業本部、同部署は本社のある秋葉原ではなく、東京都文京区水道にあるトッパン小石川ビルにあります。
印刷博物館で有名なビルですね。

凸版印刷株式会社とは?

凸版印刷株式会社
凸版印刷株式会社

凸版印刷株式会社はご存知の通り、印刷業界の大手企業で世界最大規模の総合印刷会社です。
創業はなんと1900年(明治33年)創業、証券印刷やパッケージ印刷から始まり、現在ではデジタルサイネージや半導体、情報テクノロジーなど幅広く事業展開しています。
皆さんの身近なモノだとキャッシュカードやクレジットカードなども凸版印刷が手がけています。

Webサービスだとグループ会社で展開している、電子書籍サービスの「BookLive」や地図サービスの「Mapion」が有名ですね。
印刷会社というより、もはや総合情報商社といった感じで、ビジネスの領域は幅広いです。

全て紹介すると、1記事では収まらないボリュームになりますので、詳しくは沿革Wikipediaをご参照して下さい。

凸版印刷×eスポーツ・・・参入のキッカケは?

それでは早速今回の訪問の本題、色々お話しを聞いてみます!
今回お話をお伺いしたのは凸版印刷のeスポーツプロジェクトリーダーの平山様とeスポーツ同好会部長の金井様。

─ そもそも何故凸版印刷がeスポーツに参入を?

「企業や行政の課題解決」「eスポーツを通じた企業・行政支援」を主軸にeスポーツプロジェクトをおこなっています。
自らイベントを主催したり、eスポーツ市場の中心を担いたいわけではなく、『まち』をeスポーツで元気にしたり、eスポーツに取り組む行政や企業を支援し、その結果eスポーツ業界の振興に寄与したいという想いがあります。

元々凸版印刷は企業様と企業様を繋ぐ企画制作提案をおこなっており、クライアントに官庁なども多いです。最近では地方自治体から地域活性化のために、eスポーツでのイベント企画など相談頂くことが増えてきました。

インタビューに応じる平山様(写真右)・金井様(写真左)
Saiga NAK編集部
─ 具体的にどういった企業間同士の課題解決を?

eスポーツはまだ新しい業界ということもあり、eスポーツイベントを通じた地域活性化を行いたい地方自治体や企業にリソースが少ないという状況です。
特に地方自治体や公共団体の方は、ゲームライセンスの使用許諾に関するノウハウも少ないですし、予算のある自治体なら良いですが、ほとんど予算のないところが多いです。

イベントに掛かる運営コストは当然発生するものですが、予算がない・・・そこでイベントの企画、スポンサー集めなどをトッパンが担うことによって、イベントに関わる方たちのお手伝いをするという感じです。

SHIBUYA eSPORTS EXPERIENCE
Saiga NAK編集部

先日渋谷ハチ公前で開催された「SHIBUYA eSPORTS EXPERIENCE」は凸版印刷が行政+ゲームメーカー+プラットフォーマー+スポンサーなど凸版印刷が繋ぎ、企画・制作を担い無事イベントの成功を収めた。

渋谷区でのeスポーツイベントの成功に惹かれ、eスポーツへの取り組みを凸版印刷へ相談している地方自治体も多い。

IPホルダー各社との連携は凸版印刷の得意分野

─ 凸版印刷のeスポーツでの強みは?

凸版印刷はゲームメーカー様、出版社様、アニメ会社様などIP(知的財産権)を持つIPホルダー各社と多く企画制作をしてきた実績があります。

ゲーム×食品、アニメ×小売などコラボ企画を多くおこなっておりますので、eスポーツという分野になった際もIPの取り扱い方や企画の考え方に、今までやってきた事がノウハウとして生かされています。

インタビューに応じる平山様(写真右)・金井様(写真左)
Saiga NAK編集部

 

─ eスポーツではIPホルダーとの連携は必須ですしね。

はい。許諾関係は特にデリケートですし、手間も多く掛かるので、凸版印刷が間に入ることによりスムーズに企画を進める事ができます。
IPホルダーとの連携を強みでeスポーツに参入したわけではないのですが、実際企画を進めて行ったら「あれ、これ凸版印刷の強みだね」と、気がついたらメリットがあったという感じです(笑)

 

リポビタンD×ラブライブ
凸版印刷株式会社

平山様が担当した大正製薬のリポビタンDとラブライブのタイアップ企画。コンテンツタイアップ・ライツビジネスは凸版印刷の得意分野。

eスポーツ関連のWebサービスを開発中!

─ 凸版印刷という大手企業だからスムーズに話しが進むのでしょうか?

いえ、企画制作分野では弊社のノウハウがありますが、スポンサー様は無条件でお金を出したりしてくれるわけではないので、スポンサー様に対する付加価値の提供もおこなわないといけません。
そこで今凸版印刷では様々なWebサービスを企画開発中です。

現在イベント当日にオーディエンスが試合の合間でも楽しめるように、スポンサー様の景品獲得のためのスピードくじサービスなど、参加者が楽しめるようなサービスも開発しており、こちらは近日イベントでお目せできるかもしれません。

さらにイベント主催する際に多くの企業様や参加者が関わる事になりますので、イベントレギュレーションの確認や質疑応答がすごい多いので、登録不要でWebブラウザ上で対応できるAIチャットボットなども開発を進めております。
イベントに出場するeスポーツ選手やオーディエンス視点でのWebサービスが多いですが、実際のイベント裏側は大変な事が多いので、イベント準備円滑化ツールといった感じでしょうか。

「なぜ凸版印刷がeスポーツ?」ではなく「凸版印刷だからこそeスポーツ!」

凸版印刷小石川ビル前にて
Saiga NAK編集部

こうやって話しを伺うと「なぜ凸版印刷がeスポーツに参入してるんだ?」というより「凸版印刷だからこそeスポーツに参入すべき」という風に感じ取れました。

更に「eスポーツ市場を盛り上げる!」というより「eスポーツを活用して『まち』を盛り上げる!」というコンセプトもハッキリしています。
一貫して感じたのは凸版印刷のeスポーツプロジェクトの方たちはゲームが好きなんだなぁ・・・というのが伝わってきました。

これから凸版印刷のeスポーツ動向には要注目です!関連するイベントが開催する際にはサイガナックでも告知しますので見逃さないように!