世界最大級のロイヤリティフリーのストックミュージックサービス「Audiostock」を運営している株式会社オーディオストックは、ブロックチェーン技術を活用したNFT事業に参入することを発表しました。
音楽クリエイターの活躍の場を増やすべくNFTの活用および販売を促進するとしており、音楽作品の購入者と権利者をブロックチェーン上に記録することで権利情報を明確にしていく狙いがあります。
権利情報の明確化にブロックチェーンを活用
NFT事業参入にあたり、株式会社オーディオストックは音楽作品の使用ライセンス自体をNFT化した「Music License NFT」の販売を開始すると発表しました。
使用ライセンスをNFT化したことでブロックチェーン上に購入者と権利者の記録が残るようになり、権利情報が明確になります。
これによって、第三者による不正利用を防ぐことが可能になります。
株式会社オーディオストックは、今後もNFTを活用して音楽クリエイターとユーザーが安心して利用できる音楽流通の仕組みを構築していくとコメントしています。
「Japanese Traditional Music -WAGAKKI-」が「OpenSea」にて発売開始
2022年12月14日(水)より、Audiostockで活躍している音楽クリエイターと株式会社オーディオストックが共同制作した3つの「Music License NFT」が、世界最大規模のNFTマーケットプレイス「OpeanSea」で販売が開始されています。
3作品ともに国内海外にてニーズのある「和風」の楽曲となっており、和楽器の生演奏をレコーディングスタジオで収録し、制作された作品とのことです。
なお、「Music License NFT」は各作品につき1人まで購入することが可能となっており、購入者はアプリやゲーム、動画など、Audiostockの利用規約内で様々なコンテンツに利用することができます。
音楽クリエイターは作品が「OpenSea」で購入された際に、Audiostockを通して収益が受け取れる仕組みになっているとのことです。
「OpeanSea」にて発売される「Music License NFT」は、「Japanese Traditional Music -WAGAKKI- 」OpenSea販売ページにて購入することができますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。