株式会社電通グループは2021年9月30日(木)に「dentsu gaming(電通ゲーミング)」を発表しました。
「電通ゲーミング」は、世界規模でゲーム関連の専門性と実績を持つ「電通ジャパン」と、スペシャリストが揃う「電通インターナショナル」の統合ソリューションとして提供されるゲーミングブランドになるとのことです。
電通の強みを活かしたサービスの提供
「ゲーミングエコシステム」の参入を目指す新ブランドに対し、戦略立案、活性化、知的財産(IP)の開発などのサービスを提供。
電通グループが提供するフラッグシップブランド、Carat(カラ)、dentsu X(デンツウエックス)、iProspect(アイプロスペクト)、Isobar(アイソバー)、dentsumcgarrybowen(デンツウマクギャリーボウエン)、Merkle(マークル)、 そして電通のコンテンツビジネスデザインセンター(CBDC)などをメディアエージェンシーとして利用することができるとのことです。
電通が持つグローバルな代理店とのネットワークを通じて、特別注文のゲームや、IPの開発、ゲーム広告、発売、宣伝広告、ネイティブゲームとの統合、拡張現実 (AR)、仮想現実 (VR)、才能のある人材の開発、eスポーツと体験などの主要サービスなどが提供されるとのこと。
「東京ゲームショウ 2021 オンライン」も電通が関わる
ゲーミングとエンターテイメント分野での35年以上にわたる実績のある電通は、ゲーミングの黎明期から先駆的なブランドと開発者と協力して新境地の開拓を続け、世界中の何千人もの熱狂的なゲーマーによって支えられており、ゲームコミュニティに対して敬意を払い、真のエンゲージメントを行うことを指針とし、クリエイターやプレイヤーとともに、未来の代表的なゲームとなり、すべての人がアクセスできるようにすることを目指すとのことです。
電通は株式会社日経BPと共に「東京ゲームショウ 2021 オンライン」を共催しており、eスポーツでは日本eスポーツ連合(JeSU)マーケティング専任代理店でもあり、非常に日本のゲーム業界にとっても重要な役割を担っています。
また「東京ゲームショウ 2021 オンライン」では出資先の「株式会社ambr」と共同でVRアプリケーションシステムを開発・提供をしました。
電通ゲーミング関係者のメッセージ
電通の執行役員の吉崎桂一氏は、次のように述べています。
電通の理念は、ゲーミングは広告の域を越えてゲーム文化や業界全体の創造や増幅、そして勢いを加速していくことです。
電通ゲーミングでは、自社スタジオをはじめ、世界規模で革新的なビジネスベンチャー、ゲーム関連のスタートアップへの投資や戦略的協業を通じてこれを実現しており、他社とはこれらの取組みで一線を画します
電通ゲーミング広告エグゼクティブ・スポンサーの一人、電通インターナショナルのメディア&グローバル・クライアント部門のグローバルCEO、Peter Huijboom氏は次のように語っています。
クライアントやパートナーの皆様には、ゲーミング事業の拡大のため電通グループの優れた人材とゲーミングの専門性を結集したこの新しいソリューションを既に知名度と信頼がある地域の電通代理店を通じて活用していただけます。
新しく誕生した「dentsu gaming」の活動に今後要注目です。
更に詳しい情報はdentsu gaming(※英語のみ)をご確認ください。