石川県や富山県がeスポーツの最先端都市を目指す!企業や大会の誘致を積極的におこなう

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石川県内・金沢市にeスポーツ普及団体が

石川県金沢市にある金沢駅はアメリカの旅行雑誌「トラベル・レジャー」で「世界で最も美しい駅」に選出された事もある
金沢駅「鼓門」|ぱくたそフリー素材

世界で熱狂・注目されているeスポーツが日本国内の地方自治体でも活発な動き見せる。
eスポーツで産業創出や地域活性化を狙う金沢市が企業や大会を誘致したいと意欲的。

金沢市に本社を置く、PC周辺機器メーカー大手のアイ・オー・データ機器は日本eスポーツ連合に加盟し、ゲーム用周辺機器の開発・販売をおこないeスポーツ発展に尽力している。

金沢市の狙いとしては、こういった地元企業が積極的にeスポーツ関連の商品開発に積極的になれば、各メーカー企業が石川県への誘致ができ、また既存の地元企業の成長も促進され、金沢市全体の経済発展が見込める。

隣の富山県も勢いが強い

富山の地元ゲーマー達で運営される「富山県eスポーツ協会」が存在する。同協会は2年前に設立され、eスポーツが日本でメジャーになる前からいち早くeスポーツ活動をしている。

現に富山県eスポーツ協会の主催する大会には全国からも集まり、富山県の存在感が目立つ。最近では都内中心ばかりが目立つプロゲーマーチームも富山県に誕生している。

元々ITや新興ビジネスに積極的な北陸

石川県や富山県は都内からの交通の不便さから、ドメスティックな土地柄だったが、元々アイ・オー・データ機器、コマツ重工業、PFUなどIT企業・製造メーカーが多く存在し、グローバルに強い企業が多い。

アメリカ企業のシスコは石川県に研究所を設けるなど、イノベーションには最適な土地柄である。

2015年に北陸新幹線が開通し、東京都内からのアクセスも2時間半で可能になり、閉ざされた北陸が開放された。