株式会社カヤックは、東南アジアの代表的なeスポーツ企業「Tier One Entertainment社」に、プレシリーズAラウンド(転換社債型新株予約権付社債)での資金調達を通じて出資したことを発表しました。
具体的な出資額は非開示であるものの、カヤックは今回の出資を通して「Tier One Entertainment社」との連携・パートナーシップを構築し、eスポーツ事業の海外展開を強め、eスポーツ始業の発展に貢献していくとのこと。
カヤックについて
カヤックは、「ぼくらの甲子園!ポケット」「Park Master」といった自社オリジナルゲームコンテンツ、日本最大級のゲームコミュニティ「Lobi」、主催者が大会を今まで以上に簡単に管理することができるトーナメントプラットフォーム「Tonamel」といったサービスの開発・運営や、日本最強のeスポーツリーディングカンパニーを目指す「ウェルプレイド・ライゼスト」を傘下に、ゲーム・eスポーツ業界で活動している企業です。
「Tier One Entertainment社」とは?
「Tier One Entertainment社」は420名のインフルエンサーを抱え、Facebook 9,000万人、Youtube 2,000万人、Instagram 740万人、Tiktok 890万人の積リーチ数を持ち、東南アジアのeスポーツシーンにおいて影響力をもつ会社。
マレーシア、ミャンマー、フィリピンで事業を展開し、これまでにRazer、Facebook Gaming、Ace Saatchi & Saatchi、Unilever、Foodpanda、Grab、Uniqloといった企業と協業しており、今回のラウンドにはWarner Music Group、Octava、Atlas Venturesなどが参加しているとのことです。
カヤックは、eスポーツに代表されるゲームコミュニティ領域を今後の成長ドライバーの1つと捉え、本出資を通してTier One Entertainment社との連携・パートナーシップを構築することで、カヤックグループとしてeスポーツ事業の海外展開を加速させ、両社の強みである「コミュニティ」分野で協調しながら、eスポーツ市場の発展に貢献していくと発表しています。
今後のカヤックグループと「Tier One Entertainment社」の動きに注目していきましょう!