ソニーグループが、2022年2月2日(水)に行われた第3四半期の決算説明会において、傘下のソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)において、PlayStationのゲームタイトルをモバイル向けに展開していく計画があることを発表しました。
ソニーグループのモバイルゲーム展開
ソニーグループでは既にモバイル向けのゲームを展開しており、傘下企業にはスマートフォンデバイス向けのゲームを開発するスタジオ「フォワードワークス」があります。
最近では「ソニー・ミュージックエンタテインメント」傘下で「Fate/Grand Order」を展開する「アニプレックス」が、開発会社だった「ディライト・ワークス」からゲーム事業を分割した「ラセングル」を子会社化しています。
PlayStationのIPが対象に
今回の計画では、「PlayStationタイトルのIP(Intellectual Property=知的財産権)」ということですが、SIEが展開しているIPなのか、サードパーティが展開しているIPも含まれるのかは明言されていません。
各サードパーティではそれぞれ旧世代機のゲームをスマートフォン向けに提供しているメーカーもあり、今後どのようなタイトルがモバイル展開されていくのか期待が高まります。
SIEでは既に「アークザラッド R(※)」といったモバイルゲームを展開しており、一部のゲームタイトルをPlayStationだけでなくPC向けに提供するなど、マルチプラットフォーム展開を進めています。
※2021年6月30日(水)にサービス終了
今後はよりモバイル向けの展開を強めていくことになると予想されますので、コンシューマーで発売された数多くの名作が、モバイルプラットフォームでプレイできる日が訪れることになります。
なお、具体的な時期や内容についてはあらためて発表されるとのことです。