Riot Games(ライアットゲームズ)は、LoL(リーグ・オブ・レジェンド)と世界観を共有した格闘ゲーム「Project L」の最新映像を公開した。
2022年8月に公開されたファイター「イラオイ」の開発状況や、多彩な移動アクション、タッグバトルの特徴について解説されている。
「Project L」の開発状況を伝える最新映像
2021年11月に「Project L」の基本ルールがタッグバトルであること、2022年8月に基本プレイ無料であることや新ファイター「イラオイ」の開発を始めていることなどを公開していたライアットゲームズ。
日本時間2022年12月6日(火)午前1時頃に、2022年内最後となる「Project L」の最新情報を公開した。
イラオイの開発状況
強靭な肉体を持つ「イラオイ」
ファイターでありながら触手を使ったテクニカルな一面もあり、爽快感のあるバトルが楽しめそうだ。
開発チームは引き続きモデルやVFXに取り組んでおり、現在の完成度は30%ほどだという。
LoLではそこまで大人気のチャンピオンというわけではないものの、格闘ゲームの画面上で戦っている姿を見れば初期のプレイアブルキャラクターに選ばれるのも頷ける。
アクションとタッグシステム
素早く流れるような動きを理想に開発されている「Project L」
公開された映像ではアクションとタッグバトルシステムに関しても言及された。
「Project L」には
- 歩き
- 走り
- ダッシュ
- チェーンダッシュ
- ジャンプ
- ロングジャンプ
- スーパージャンプ
- 独自の空中移動手段(ほどんどのチャンピオンが所持)
・・・といった基本アクションが存在する。
映像では「アーリ」が空中ダッシュやLoLのスピリットラッシュのような攻撃を繰り出していることも確認できた。
現時点では未発表だが「アカリ」や「シェン」といった忍者をモチーフにしたチャンピオンが実装されることがあれば、ますますこれらのアクションが際立ちそうだ。
「ポイント」と呼ばれるメインチャンピオンとアシストチャンピオンはタッグシステムによる強力なコンボを繰り出せる。
その一部として映像では
- アシストアクション
- ハンドシェイクタッグ
- ダイナミックセーブ
・・・が紹介された。
アシストアクション
基本の要素としてどのチャンピオンにも2つ用意されている「アシストアクション」
画面外から使用でき、入力を長押しすると「チャージアシスト」になり、相手を吹き飛ばすことも可能だ。
ハンドシェイクタッグ
ポイントとアシストチャンピオンの両方が画面にいる際に発動できる「ハンドシェイクタッグ」
チャンピオンの入れ替えはもちろん、強力なコンボにもつなげることができる。
ダイナミックセーブ
ダイナミックセーブは戦闘開始時から使用できるアクション。
ポイントの前にアシストチャンピオンが現れて守ってくれる。
「Project L」の特徴でもあるスピーディーな連続コンボを打開する手段として存在するが、タイミングを間違えると手痛い反撃をくらうことも。
続報は2023年
映像ではほかにも「ジンクス」が放ったグレネードをアシストの「エコー」が攻撃して運ぶシーンも確認できる。
ゲームシステムとしてこのようなクリエイティブなプレイが可能であることに喜びつつ、アニメシリーズ「Arcane(アーケイン)」でも関係が深い2人の共闘はファンとしての心が揺さぶられたシーンだった。
以前にも伝えられていた通り、2022年内の続報はこれにて終了。
何十年もプレイし続けられるような格闘ゲームを作ることを目標に、リリースを急ぐ予定はないということも発表されているため、さらなる情報は気長に待とう。
/dev: Gameplay Basics & Tag in Project L
To cap off the year, let’s take a closer look at Project L’s core gameplay: We believe in systems that are deep and flexible, including dynamic movement, impactful buttons, and a whole lot of tag. pic.twitter.com/dzde0Ah48a
— Riot Games (@riotgames) December 5, 2022