「League of Legends」や「VALORANT」など最先端のeスポーツ競技タイトルを開発するライアットゲームズは、トレーニング・コーチングプラットフォーム「Aim Lab」を開発するStatespaceの少数株式を取得したことを発表しました!
これにより「Aim Lab」は「VALORANT」の公式トレーニング・コーチングプラットフォームとなります。
トレーニング・コーチングプラットフォーム「Aim Lab」
「Aim Lab」は神経科学者のWayne Mackey氏が主導となり開発されたトレーニング・コーチングプラットフォーム。
その名の通り、FPS/TPSゲームのAim(エイム: 射撃精度のこと)を鍛えることを目的に制作され、これまでに世界で2,500万人以上のプレイヤーが利用してきました。
ユーザーが標的や地形、武器の仕様に至るまで様々な設定をカスタマイズ可能で、あらゆるタイトルやシチュエーションに合わせた効果的な練習が可能です。
Steamワークショップを用いた練習タスクのユーザー間共有の利便性や無料配信ということもあり、プロプレイヤーも愛用しています。
実際のゲーム環境に限りなく近い状態で高品質な練習が可能に
「Aim Lab」のような練習プラットフォームはSteam上に複数存在していますが、どれも人気FPS/TPSタイトルの操作感を"再現する"に留まっていました。
しかし、今回ライアットゲームズが「Aim Lab」との協力体制を強固にしたことで、今後は「VALORANT」の物理演算処理、マップ、武器をプラットフォームに組み込むことが可能に。
実際のゲーム環境に限りなく近づいた状態で、あらゆる練習を行うことができるようになります!
ライアットゲームズ 経営企画 グローバルヘッド Jake Perlman-Garr
あらゆるレベル帯でスキルを向上させることを目的とした、世界中のVALORANTプレイヤーとMOBAプレイヤーに向けた革新的なトレーニングとコーチングのためのツールをStatespaceと共同で開発できるのを楽しみにしています。
Statespace CEO Wayne Mackey
ライアットは、これ以上ない最高のパートナーであり、協力者であり、ファシリテーターです。VALORANT、そして近いうちにリーグ・オブ・レジェンドでも、トレーニング、コーチング、スカウトを通して、プレイヤーの体験を改善し続けられることを嬉しく思います。
今後はMOBA向けの練習ツールも開発!?
今回の発表では「ゆくゆくはMOBAプレイヤーに向けた革新的なトレーニング、コーチング、スカウトツールを開発するため、引き続き『Aim Lab』と協力していきます」という興味深い発言も。
執筆現在、FPS/TPSの練習プラットフォームは充実している一方で、MOBAの練習プラットフォームはほとんど存在しません。
対人戦でしか磨くことのできないスキルショットやスキルドッジが1人でも練習できるようになれば、MOBAというジャンル全体のレベルアップと敷居の引き上げが期待できますね!
「Aim Lab」はSteamにて無料配信中です!
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— Aim Lab (@aimlab) May 18, 2022