SBI証券や住信SBIネット銀行などの金融サービスを展開するSBIグループが手掛けるeスポーツ事業会社「SBI e-Sports株式会社」が、新たにFIFA部門とスマッシュブラザーズ部門を発足し、スマブラ部門に「KEN選手」、FIFA部門に「Mikey(マイキー)選手」が新規加入することが発表された。
SBIグループが今年2020年6月に「SBI e-Sports株式会社」が設立した後、同社がどういった事業展開をしていくのか注目されていたが、この度、満を持して選手が加入する運びとなった。
報酬は暗号通貨のリップルで支払い!
両選手ともに本人の希望とスポンサーのSBIVCトレード株式会社との契約に基づき、年俸の支払いは日本円ではなく暗号通貨(仮想通貨)の「リップル(XRP)」で支払われる。
SBIは2016年5月に「SBI Ripple Asia株式会社」をRipple Labs Inc.と共に設立し、ブロックチェーン技術を活用した次世代決済基盤を提供している。
スポンサーとなっているSBIVCトレード株式会社は同じくSBIグループで、暗号通貨の販売所及び取引所を運営している。
取り扱い通貨はリップルだけではなくビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も取り扱っている。
SBIの取引所だから安心?
暗号通貨(仮想通貨)取引所は数多くあるが、不祥事や急な閉鎖など問題も多く、実際の通貨を扱う銀行グループが運営する取引所は安心感がある。
筆者も6年前から仮想通貨の運用をおこなっており、複数の取引所で口座開設しているが、一番気になるのは手数料はもちろんのこと、日本円の入出金である。
住信SBIネット銀行とスムーズに日本円の資金移動ができるのは、SBIグループならではの強みではないだろうか。
両選手から新規加入のメッセージ
SBI e-Sports株式会社のサイトには早速加入した両選手のプロフィールページが掲載されており、今回の加入におけるメッセージも掲載されている。
KEN選手:メッセージ
この度、SBI e-Sportsに加入することになりました大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALプレイヤーのKENです。大会で結果を残せるよう全力を尽くしますので、応援よろしくお願いします。
[御報告]
本日よりSBI e-sportsのスマブラ部門に所属させて頂くことになりました。年俸は株式会社SBIVCトレード様とのスポンサー契約に基づき暗号資産「XRP」で受領します。
至らぬ点もあると思いますがプロプレイヤーとして精一杯努めていきたいと思いますので応援の方、よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/M7xdBgTwdF— 【SBI】KEN (@KENisbg) October 15, 2020
Mikey選手:加入メッセージ
はじめまして、Mikeyです。この度、SBI e-Sportsに加入させていただく事になりました。
このチームの一員になれた事を嬉しく思っています。今までの経験を生かして世界を目指して頑張っていきたいと思います。これからも応援の程、宜しくお願い致します。
明日からFUT21 Weekend Leagueが開幕しますが、本日よりSBI e-sports @SBI_eSports に加入させて頂く事になりました!皆様これからも応援の程、宜しくお願い致します。また、年俸は暗号資産「XRP」で受領します。https://t.co/A1TH3VzqNW #FUT #SBI #XRP pic.twitter.com/ir9tOVUztN
— SBI | Mikey (@SubaruMikey_) October 15, 2020