中国深センに本社を構える「テンセントホールディングス(騰訊)」(以下、テンセント)
そのテンセントがクラウドサービス事業として展開する「テンセントクラウド」は2022年3月29日(火)、次世代ライブコミュニケーションシステム「MeetU」に超低遅延の再生シナリオのライブイベントストリーミング(LEB)サービスを提供することを発表しました！
テンセントとは？
中国深センに本拠を置く「テンセント」は、1998年に中国深センで創業。
2004年に香港所見取引所に上場し、2011年には日本にテンセントジャパンを設立しました。
そして2015年にはあの人気MOBAタイトルの「League of Legends」やFPSゲーム「VALORANT」を提供するRiot Gamesの株式を完全買収したことでも話題に。
また「フォートナイト」を開発した「Epic Games」や、「カカオトーク」を提供する韓国の企業「カカオ」の株主でもあります。
近年の「テンセント」は中国最大のオンラインゲームコミュニティを運営する「Tencent Games」、世界各国にデータセンターを構えたクラウドサービス、ライブブロードキャスト・プラットフォームでライブビデオ放送機能など様々なソリューションを提供する「テンセントクラウド」を展開しています。
MeetUとは？
MeetUは、「MeetUだからこそ実現するリアルタイムコミュニケーションがイベントの新たな感動を生む」をコンセプトとして、イベントの企画から制作、運営をワンストップで提供。
内定式、入社式、社員総会といった社内イベントやオンラインでのセミナーに適した独自のオンラインイベントシステムです。
MeetUに「テンセントクラウド」がライブイベントストリーミングサービスを提供！
テンセントクラウドが提供するオーディオビデオ技術は、映像配信サービスを提供するライブ配信プラットフォーム「Mildom」や、本格採点カラオケアプリ「ポケカラ」にも取り入れられており、世界中で多くのユーザーに提供されています。
今回のテンセントクラウドとMeetUの提携では、イベントや会議、オンラインセミナー、社内イベントといったその他特定のニーズに対応することを目的とし、テンセントクラウドの高度な技術を取り入れることで、視聴者へミリ秒レベルの超低遅延ライブストリーミング体験の提供が可能になります！
オンラインイベントでの通信の安定性や遅延等は配信にとって非常に重要なので、MeetUのユーザーのライブ配信において低遅延かつ高い安定性を保った高品質のライブストリーミング機能に期待ですね！
テンセントクラウド ポシュー・イェン氏(Poshu Yeung)のコメント
テンセントクラウドの安定した高信頼性の低遅延サービスがMeetUのライブ配信を支えるサービスの中核となることを楽しみにしています。
企業やビジネスにおいて迅速なオンラインでの交流に対する需要が高まる中、弊社は企業、配信者、視聴者が必要とするものを提供する能力を常に整えています。
株式会社エス・ブイ・シー ホールディングス代表取締役 小林 康隆氏のコメント
ライブ配信は、すでに私たちの仕事や日常生活で欠かせないものとなっており、多くの企業や個人が、オンラインのイベント、会議、セミナーなどに導入しています。
MeetUが取り入れる低遅延で高品質のストリーミング機能は、リアクションや弾幕機能が視聴者の参加感をより高めてくれます。
今後は、さらに効果的な次世代ライブコミュニケーションシステムを提供していきたいと思います