日本うんこ学会内の一般社団法人うんコレ制作委員会は、2020年11月15日にスマートフォン向け腸内細菌擬人化ゲームアプリ「うんコレ」を正式リリースした。
日本うんこ学会は11月15日を11いい、1うん、5こで「いいうんこの日」と勝手に定め、この記念すべき日に腸内細菌擬人化ゲーム『うんコレ』を正式リリースしました✨!
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Android:https://t.co/1yV45dkPxv#日本うんこ学会 #うんコレ pic.twitter.com/kg5YgoAWgQ— うんコレ公式 (@unkore_official) November 15, 2020
課金の代わりに「観便」で強くなる
うんコレは、大腸がん検診率向上を目指して開発された、腸内細菌を擬人化したスマホゲームアプリ。うんこの擬人化が登場するゲームではない。
特徴は、課金ではなく「観便(うんこの報告)」をすることでゲーム内のキャラクターを入手できるということ。
プレイヤーは観便報告をするとボーナスとして雲母を入手し、雲母でガチャを引くことができる。
観便により、プレイヤーはゲーム内のキャラクターへその日の便の状態を事細かに報告する。
報告された内容によって健康状態のアドバイスが受けられるほか、異常な便形状が報告された場合は医療機関への受診を勧奨するメッセージが出るなど、プレイヤー自身の健康管理をサポート。
他にも医療情報を楽しく、身近に感じられるミニ情報がたくさん盛り込まれているため、遊びながら楽しく学ぶことが可能だ。
医療情報を多くの人に届けたい「うんコレ」誕生秘話
一般社団法人うんコレ制作委員会代表理事の石井洋介氏は、自身が高校1年生の頃に「潰瘍性大腸炎」と診断され19歳でその症状が悪化、腹部から便を排泄する人工肛門となってしまう。
普通の生活には戻れないと落ち込んでいたある日、石井氏はインターネットの匿名掲示板で人工肛門を閉鎖する手段があるらしいという書き込みを読んだ。
そして、すぐにその外科医のいる病院を受診、無事手術をしてもらうことに。
たった1つの情報を得たことで人生が劇的に変化した石井氏は、それから外科医を目指して今に至る。
自身が外科医をしている中で、ゲームや漫画ばかりを見ていた15歳の石井少年に医療情報を届けるにはどうしたら良いかを考えた結果、ゲームのなかに医療情報を入れれば良いという結論に至った。
7年かけて全てボランティアにより製作された「うんコレ」
「うんコレ」という名前だけで引きが強すぎる本作だが、その全てはボランティアにより製作されている。
プログラム、イラスト、音楽、セリフなどの全てがボランティアによって製作されており、フルBGM・フルボイス付きと豪華な内容だ。
一見するとふざけた内容に思えるが、その実はとても真面目に作られている腸内細菌擬人化ゲーム「うんコレ」の詳細は公式サイトや公式Twitterから確認してほしい。
概要 | |
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タイトル | うんコレ |
ジャンル | ゲーム |
配信開始日 | 2020年11月15日(日) |
ダウンロード | App Store: https://apps.apple.com/jp/app/unkore/id1300912035 Google Playストア: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.unkogakkai.unkore |
公式サイト | https://unkore.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/unkore_official |
対応OS | iOS, Android |