カプコンで「バイオハザード」シリーズをはじめとしたゲームの開発やプロモーションに携わっていた星野有紀氏が、約8年間在籍していた同社を退社したことが関係者への連絡で明らかになった。
多くのカプコン代表作品の映像を手掛ける
星野氏はアシスタントプロデューサーとしてカプコンに入社しプロモーションを担当。
その後はデザイナーとして「バイオハザード7 レジデント イービル」「バイオハザード RE:2」をはじめとした「バイオハザード」シリーズ、「デビルメイクライ5」「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」「デッドライジング4」等、多くの作品のプロモーション映像(トレーラー)やインゲームムービーなどの映像分野に携わっていたことで知られている。
ゲーム移植では高解像度化も
また「バイオハザード」のナンバリングタイトルならびに、「リベレーションズ」シリーズ、「デビルメイクライ」シリーズ、「デッドライジング」シリーズ、「鬼武者」、「大神」など、多くのゲームタイトルの現行機ハードへの移植プロジェクトでリファイン・アップコンバートやプロモーションを担当していた。
芸能業界からゲーム業界に、そして今後もゲーム業界に
意外なところで、「Don't be Afraid –Biohazard® × L'Arc-en-Ciel on PlayStation®VR-」のクレジットでもその名前が確認できる。
著者の勝手な予想では、きっと同氏にとって夢のような経験だったと思われる。
星野氏は、大手系列の芸能事務所に従事し、そこからゲーム業界に入ったこともあり、対外的な仕事をすることも多かった。そのため裏方ながらも顔が広く、突然の退職報告には驚きの声が上がった。
退職後も引き続きコンシューマーゲームの開発会社で働くとのこと。
ゲーム業界では現在も多くのカプコン出身者が活躍していることから、同氏が新天地でも活躍することを祈念したい。