スマートフォンに装着するゲームコントローラーはさまざまなものが販売されていますが、スマートフォンメーカーが手がけた製品の中には、自社スマートフォンとのコンビネーションにより、最強の性能を発揮するモデルも存在します。
Infinix(インフィニックス)のコントローラーも、目を見張る性能を誇る製品のひとつ。
スマートフォンと合わせて日本での発売は予定されていないものの、その性能には注目です。
タッチパッドも備えた高性能パッド
Infinixのスマートフォンはインド、アフリカ、東南アジアで販売されています。
ゲーミングモデルもいくつかありますが、そのゲーム体験を高めようと登場したのがゲームコントローラーの「GT NX Controller」
本体は分離させずにこのままの状態でBluetoothコントローラーとしても使えます。
ゲーム操作に必要なキーを一通り備えるほか、右上には33mm×33mmのガラス製高精度タッチパッドを搭載。
スライド操作およびマウスモードに対応し、MOBAのスキルエイムやFPSの精密エイム、ショートカットボタンに割り当て可能です。
ボタン類は、ABXYボタン、十字キー、アナログスティック 2個、ショルダートリガー(L1/L2/R1/R2)、背面拡張ボタン、そしてガラス製のタッチパッド。
スティックの耐久性は10万回以上、トリガーは15万回以上のテストをクリア。
ホールエフェクトセンサーを採用し、ドリフト防止と高い耐久性を誇ります。
スマホに装着すれば専用ゲーム機風に
スマートフォンに装着する際は、本体を左右に分割、真ん中のプレートは反転させることで、両脇からスマートフォンを保持できます。
重量は219gとスマートフォンと同等なので、装着するとスマートフォン約2台分の重量になるわけです。
バッテリーは左右のコントローラーそれぞれに730mAhを内蔵し、22時間の連続ゲームプレイが可能とのこと。
実際の操作感は海外ゲーマーなどのレビューを見ると高評価が多く、まるで専用ポータブルゲーム機のようなフィット感という意見も多く見かけます。
本体は滑り止め加工を施したグリップで持ちやすく、非接触センサーによるスムーズで正確な操作が可能。
右側のガラス製タッチパッドは、プラスチックを採用したパッドの他社品と比べると、マウス並みに繊細な視点移動や精密な照準合わせも行うことができます。
縦でも横でも使えるフリースタイル
さらに、左側コントローラーのみを装着してスマホを縦持ちにすることで、縦画面のゲームにも対応。
落ち物パズルや縦スクロールアクションなども、まるで専用ポータブル機のような操作感で楽しめます。
そしてコントローラー部分だけにして使うことも可能。
本体には6軸ジャイロなどのモーションセンサーが内蔵されており、腕や手首の動きを正確に検知可能とのこと。
ボクシングなどの体感型スポーツゲームにおいて、パンチや回避動作を直感的に繰り出せる最適な操作感を実現します。
液冷システム内蔵スマホ「GT 50 Pro」
さてこのコントローラーにぴったりのスマートフォンもInfinixは海外で販売しています。
「GT 50 Pro」は本体に液冷システムを内蔵。
チップセットにMediaTek Dimensity 8400 Ultimateを搭載し、画面サイズは6.78インチでリフレッシュレートは144Hzに対応します。
バッテリーは6500mAhを内蔵、45Wの有線および30Wのワイヤレス充電に対応するほか、バッテリーを経由せず本体へ直接給電するバイパス充電も可能です。
ミドルハイレンジクラスの性能ですが、その分ハイエンドモデルより価格が抑えられています。
本体側面には520Hzの高応答サンプリングレートを誇るショルダートリガーを内蔵し、瞬時の入力にもなめらかに反応。
さらに内部には大型ベイパーチャンバーと高熱伝導グラファイトシートを組み合わせた冷却システムを搭載し、高負荷なゲームプレイ時でも熱を効率よく放散して長時間の安定したパフォーマンスを維持します。
水冷システムが光るギミック搭載
背面には業界で2社目となる液冷システムを内蔵し、高負荷なゲームプレイ時でも強力に熱を放熱。
液冷モジュールがCPU周辺の熱を迅速に拡散させ、長時間のプレイでもフレームレート低下や過熱を防いで高いパフォーマンスを維持します。
さらにサイバーパンク風のデザインを採用し、RGB LEDライティングにも対応。
透明ウィンドウから覗く水冷機構がライトの光を受けて幻想的に浮かび上がります。
自宅でゲームをするなら「GT NX Station」
Infinixからはスマートフォン向けのドッキングステーション「GT NX Station」も販売中。
「GT NX Controller」が外出先や手持ちでのポータブルプレイに対応するアクセサリであるのに対し「GT NX Station」は自宅やデスクで据え置き型&大画面プレイを可能にします。
スマートフォンをマグネットで固定することができることに加え、ペルチェ素子と強力な冷却ファンを搭載。
バイパス給電にも対応し、高負荷なゲームを長時間続けても本体が高熱にならない仕組みになっています。
さらにドック背面には、HDMI、ギガビット対応LAN(RJ45)、充電用PDポート、データ転送用USB Type-C、USB-A 2個、3.5mmオーディオジャック、microSDカードスロットの計9ポートを搭載。
キーボードやマウス、外部ディスプレイ、有線LANを一括で接続することが可能です。
このように大型モニターを繋ぎ、さらにキーボード&マウスや「GT NX Controller」をワイヤレスで繋いでゲームプレイを楽しむことができます。
ゲームスマートフォン+コントローラー+ドックという3つの製品を組み合わせることで、Infinixはモバイルゲームの世界を単なるスマホプレイの枠組みから解き放ち、本格的なコンソールやPCゲームに匹敵する全く新しいゲーム体験へと拡張しています。
▼Photo & Written by Yasuhiro Yamane/山根康宏
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