高性能なデバイスを数多く手掛けているデンマーク発のゲーミングギアブランド「SteelSeries」
マウスにキーボード、ヘッドセットにゲームパッドなどなど、手に取りやすい価格帯のものからeスポーツシーンで活躍するプロユースのものまで取り扱っていますので、1つは「SteelSeries」の製品が手元にあるという人も多いはず。
Saiga NAK編集部にも多くの「SteelSeries」製品があり、筆者も長年「SteelSeries」のマウスパッドを愛用しています。
どの製品も高性能な「SteelSeries」製品ですが、個人的にはヘッドセットは非常に素晴らしいと感じていて、先日レビューした「Arctis Nova 1」などはとても1万円を切る価格帯とは思えないほどのサウンドと使用感。プロダクトデザインも高級感を感じます。
その素晴らしいサウンドをスピーカーでも楽しみたいところですが、これまで「SteelSeries」はゲーミングスピーカーは発売していませんでした。
これだけ幅広い製品を手掛けているのですから、いつかは発売するかもしれないと期待していた人も多い思っていますが、満を持して「SteelSeries」がゲーミングスピーカー「Arena」シリーズを発表しました!
SteelSeries Arctis Nova 1を先行レビュー!1万円を切るとは思えない驚異のコスパヘッドセット!
業界初5.1chサラウンドも搭載の3モデル
「SteelSeries」初のゲーミングスピーカーとなる「Arena」シリーズは、「Arena 3」「Arena 7」「Arena 9」の3モデル展開となります。
その中でも最上位モデルの「Arena 9」は業界初の5.1chサラウンドを搭載しており、「SteelSeries」のゲーミングスピーカーの発表を心待ちにしていたみなさんの期待を上回っているのではないでしょうか?
「Arena」シリーズは有線でのPCなどの機器との接続に加えて、Bluetooth接続にも対応しており、スマートフォンやタブレットからのサウンド再生も可能です。
また独自ソフトウェア「SONAR」を使用することで全ての音域が調整可能ですので、音楽や映画など再生するメディアや好みに合わせて最高のサウンドに調整できます。
また3モデルはそれぞれ性能や価格帯も異なりますので、各モデルの特徴をご紹介していきます!
Arena 3
「Arena 3」は限られたスペースでも臨場感あふれる迫力のサウンドを楽しむことができるフルレンジスピーカーです。
比較的に小型なのもあって設置しやすく、今の環境にそのまま増設できそうですね。
小型とはいえ、一般的なPC用スピーカーと比べて圧倒的に大きな4インチドライパーが採用されており、ゲームサウンドの澄み切った高音、声が多い中音、迫力の低音を忠実に再生することができます。
スピーカースタンドは可変可能になっていますので、状況に合わせてベストなポジショニングが可能です。
有線ヘッドセットの同時接続が可能となっていますので、背面にヘッドセット用端子が搭載されています。
本体のコントールスイッチ1つで切り替えができる簡単操作なのも嬉しいですね。
Arena 7
「Arena 7」はパワフルな低音を再生するサブウーファー付きの2.1chサラウンドゲーミングスピーカーです。
迫力のサウンドを実現する4インチドライバーと、高音域に特化したツイーターの2ウェイスピーカーが連携し、ダイナミックかつ繊細な音を再生することが可能です。
また画面のアクションや音楽に反応する1,680万色のRGBイルミネーションが搭載されていますので、視覚的にも没入感を高めてくれます。
サブウーファーは重低音もパワフルに再生すできる6.5インチダウンファイアリングサブウーファー。
くぐもりがちになってしまう低音域を正確に、迫力のあるサウンドで再生してくれます。
USB Type-Cや3.5mmオーディオジャックに加えて、オーディオ用光デジタルケーブルの入出力も可能となっていますので、様々な機器で使用することができます。
Arena 9
「Arena 9」は、「Arena 7」の機能を全て網羅した上に、センタースピーカーとワイヤレスリアスピーカー、コントロールポッドがプラスされた最上位モデルです。
この「Arena 9」が業界初の5.1chサラウンドを実現したゲーミングスピーカーとなります。
フロントスピーカー2基、リアスピーカー2基に加えてセンタースピーカーとダウンファイアリングサブウーファーを組み合わせ360°空間オーディオを実現。
まるでゲームの世界に入り込んだかのようなサウンド体験をすることができます。
通常は配線をする必要があるリアスピーカーはサブウーファーとワイヤレスで接続しますので配線不要。簡単で自由な配置が可能です。
有機ELスクリーンのコントロールポッドが付属しており、画面上で音量調節、ミュート、ヘッドセット切り替え、LEDのコントロール、Bluetoothペアリングなどなど、様々な調整・設定が可能です。
規模の大きいシステムになるとちょっとした調整も大変になったりしますが、コントロールポッドで手軽にできるのが嬉しいですね。
3月10日発売!Amazonでは予約開始!
「SteelSeries」のゲーミングスピーカー「Arena」シリーズは2023年3月10日(金)発売!
全国の家電量販店、「SteelSeries」取扱店、Amazon.co.jp等で順次販売開始予定となっています。
参考価格は「Arena 3」が19,990円(税込)、「Arena 7」が43,970円(税込)、「Arena 9」が80,270円(税込)です。※販売店により異なる場合があります。
発表に合わせてAmazon.co.jpでは予約が開始となっていますが、執筆時点では「Arena 9」が一時的に在庫切れとなってしまっています!業界初の5.1chサラウンドとなるとさすがに注目度が高いですよねぇ。
在庫が復活する場合もありますので「Arena 9」を狙っている人は「Arena 9」販売ページをチェックして、即予約をしましょう!
「Arena 3」「Arena 7」は予約受付中ですので購入を検討している人は、在庫切れになる前に「Arena 3」販売ページ、「Arena 7」販売ページから予約を済ませましょう!
製品詳細は「SteelSeries」公式サイトの「Arena」シリーズ製品ページをご確認ください!
SteelSeries初のゲーミングスピーカーが発表になりました。
2wayのArena3、2.1chのArena7、5.1chのArena9がそれぞれ展開予定。もちろんSonar対応です!https://t.co/LGkC704Wtr pic.twitter.com/6XPHHGAyrG
— SteelSeries Japan (@SteelSeriesJP) January 26, 2023