オフィスや自宅の回線速度は早ければ早いほど嬉しいもの。
近年は5Gbpsや10Gbpsに対応した光回線のプランも増えており、クラウドゲーミングや4Kストリーミング配信などの需要に応えています。
そんななか、TP-Linkの日本支社であるティーピーリンクジャパン株式会社は、日本初のWi-Fi 7対応ルーター「Deco BE85」を2023年9月21日(木)に発売することを発表しました!
日本初Wi-Fi 7対応ルーター「Deco BE85」
2023年9月、日本のWi-Fi史に新たな1ページが刻まれようとしています。
「Deco BE85」は、TP-Link初の12ストリームトライバンドメッシュWi-Fi 7ルーターです。
“4096-QAM”や“MLO”といった新技術を搭載することでこれまでの常識を覆す超高速通信を実現します。
Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)はWiFi 6/6Eの後継にあたる通信規格で、今回発表された「Deco BE85」は11520Mbps(6GHz)、 8640Mbps (5GHz)、1376Mbps (2.4GHz)に対応。
この速度を実現できる要因の一つとして、Wi-Fi 6の最大帯域幅が160MHzだったのに対して、Wi-Fi 7では2倍の320MHzに拡張されたことが挙げられます。
道が広くなったぶん、速度が出しやすくなったというわけです。
しかし執筆現在では、日本国内の法令によってで320MHzと240MHzは使用不可。
非対応時の速度は5760Mbps(6GHz)、5760Mbps(5GHz)+1376Mbps(2.4GHz)になります。
とはいえ、「Deco BE85」のスゴさはそれだけではありません。
Wi-Fi 6の1024-QAMを超える4096-QAMの搭載によって伝送速度が理論上20%向上。
さらに新機能のMLO(マルチリンクオペレーション)によって複数のバンドとチャンネルで同時にデータの送受信が可能になります。
つまり2.4GHz、5GHz、6GHzの全てに同時接続して伝送速度を底上げできるのです。
誰もが一度は考えたことがある帯域の同時使用がついに実現!
MLOに関してはTP-Link公式ブログでも解説されています。
もちろん「Deco BE85」はこれらのスペックを備えながらメッシュWi-Fiに対応。
Wi-Fi 7の新技術とトライバンド12ストリームの広い帯域幅によって家のどこにいても超高速通信を実現します。
「Deco BE85」同士のバックホールには無線と有線の同時利用が可能なので安定性も抜群です。
10Gbpsポート×1、10Gbps SFP+ Fiber/RJ45コンボポート×1、2.5Gbpsポート×2という充実すぎるインターフェースを活用して最強の通信環境を目指しましょう!
「Deco BE85」は2023年9月21日(木)に発売予定で、想定価格は1パックが76,780円(税込)、2パックが140,800円(税込)です。
Amazon.co.jpなどで予約受付中の「Deco BE85」に関する詳細は「Deco BE85」製品ページから!