2016年6月に三越・伊勢丹にて先行予約をしていた「Lyric speaker」を申し込んでいました。
この「Lyric speaker」、歌詞が浮かぶという不思議なスピーカーなのですが、梱包の様子からご紹介します!
箱にもロゴがあしらわれていて、高級感(?)が漂います。
しかも、取り出しやすさ、収納のしやすさを設計された箱で、上部に開封の仕方が書かれています。
これを見ずに危うく通常通りの開け方をしてしまいそうでした。
それでは、いざ開封!
箱の中身は・・・
開けた感じで高級だと思ってしまうのは雰囲気にのまれているのか。
上部に説明書やアクセサリの一式が入ってます。
アクセサリーは電源コードと説明書。
また、制作者の方の手書きメッセージの入った名刺。
さすがと言うべきでしょうか。
では、本題の本体は・・・
透けるスピーカー本体
電源がついていない時は、薄らと暗いガラス面。
ここに歌詞が浮かぶらしいけど、見えるのかなと少し不安になる色合い。
でも、しっかりと背面は透けて見えています。
起動させると、画面は明るくなり、ガラス面にロゴが浮かび上がります。
初期設定としては、専用のアプリからWi-Fiを接続させるだけ。
という複雑さは皆無な手順です。
しかも、接続したWi-Fi名を通知してくれるので誤作動を防げます。
いざ、音楽(歌詞)鑑賞!!
浮き上がる歌詞
曲調などに合わせてフォントや演出が変わるらしいですが
桐谷健太さんの「海の声」だとゴシック体の文字が上下左右から流れてくるようです。
Beatlesの「Across the Universe」だとワードがラインで繋がって引っ張り上げられていくような演出。
とても曲調に合っている雰囲気ですね。
ちなみに、歌詞が登録されていない楽曲を再生すると「歌詞をリクエスト」とアプリ上に表示され、送信すると歌詞が対応されるようです。
ただし、リクエストが多い物から順次対応しますとの案内なので、いつ対応されるかは気長に待つしかないですね。
「Lyric speaker」の考察
技術的な視点からのお話をすると、、、
歌詞のデータを解析して画面に映し出しているのか、単純なメロディーに少ないワード数だとリアルタイムに表示されます。
ただ、ボカロなど複雑な音階、大量なワード数だと表示にタイムラグが発生している様子。
それでもワンテンポと言うぐらいの差なので、かなり精度としては高いんじゃないでしょうか。
スピーカの性能としては、その知識に疎いので細かい事は言えませんがHi-Res対応で良い音質で鳴ってると思います。
ギミックでかなりのコストが割かれているのかなと思いきや、スピーカーにも拘りがみえます。
インテリやとしても面白く、お洒落なアイテムですね。音楽を聞くだけではなく、歌詞を見ていると癒し効果も高く感じます。
ボリュームの調整は、本体上部のつまみで可能ですが、スマートフォンでの操作も可能。
その際は、本体の画面に音量が表示されるのでわかりやすいですね。
全体としては、透過画面が歌詞の出ているときは少し見づらくなるけれど後ろの背景が薄ら透けているので文字が浮いている雰囲気は味わえます。
スピーカを裏から見ると歌詞は表示されていないので、どうやって画面へ表示させているのかも大変興味深いです。
改善点と言うか、残念なのはスピーカー部分にも歌詞が表示されてしまうので演出や文字数によっては全てが読めないと言う事。
また、歌詞が表示されていない楽曲に関しては株式会社シンクパワーの「プチリリ」というサービスで投稿を行うと表示されるようです。
歌詞の入力や曲と歌詞のタイミングを合わせるのはなかなか骨の折れる作業ですが、自分が入力した歌詞が表示されるようになると感動はひとしおかも。
ただし、サービスの規約によると、自分が楽曲や歌詞の著作者であるか、サービスが許諾を受けている著作権管理団体で提供されている楽曲に限るようです。
気になった方は、Lyric speakerのメーカーサイトからチェックしてください。