2021年3月1日(月)、アジアeスポーツの運営組織として知られる「アジアeスポーツ連盟(Asian Electronic Sports Federation)」(以下、AESF)は、中国杭州で2022年開催予定のアジア競技大会で「Road to Asian Games」予選及び一連の活動を「アジアオリンピック評議会(The Olympic Council of Asia)」(以下、OCA)と共催することを発表した。
さらにOCAは、2022年アジア競技大会のeスポーツイベント全てにおける技術担当にAESFを任命することが判明した。
OCAとAESFの調印式
OCAはAESFと契約を結び「Road to Asian Games」予選大会を含む、地域予選から決勝大会まで、全てのイベントの主導権をAESFに与えた。
さらに、AESFとOCAによって2022年アジア競技大会のイベントタイトルが決められる。
OCAとAESFは、杭州で開催される2022年アジア競技大会だけでなく、その後の2026年名古屋アジア競技大会と2030年ドーハアジア競技大会も共にeスポーツ大会を開催する予定である。
そして、AESFは「Road to Asian Games」予選会にVRとバーチャルスポーツの項目を追加し、決勝大会でシミュレーションを行う。これを機に、コンソールゲームやスマホゲームのみならず、eスポーツの活躍が広がることを期待したい。
全世界へのeスポーツ拡大を狙う
eスポーツは2022年のアジア競技大会で初めての公式メダルスポーツとなることから、未来のオリンピックイベントへの足がかりになるのではと踏んでいる。
アジア競技大会だけでなく、近い将来、全世界が参加するオリンピック競技大会においても「eスポーツ」大会が開催されることを期待したい。
詳細はAESFお知らせ(英文)まで。
OCA Confirms AESF As Technical Delegate for Esports at 2022 Asian Gameshttps://t.co/vjf8VDeM0z pic.twitter.com/Vy3rBUIKNX
— Asian Electronic Sports Federation (@AESF_Official) March 1, 2021