先日、都内某所で行われた「eBay Japan Awards 2023」では、日本から世界にアイテムを販売する、のべ16のセラー(販売者)が表彰されました。
今回は表彰式のあとに開催されたパーティーの様子とともにeBayの「真贋保証サービス」「eBay SpeedPAK(スピードパック)」についてご紹介します。
多くのセラーが交流と情報交換を行ったパーティー
「eBay Japan Awards 2023」の後には表彰されたバイヤーさんを始め、多くの参加者で賑わったパーティーが開催。
「eBay」は日本からの出品が増加傾向にあるものの、まだまだ知名度やノウハウの蓄積に余地がある状態です。
参加者の皆さんは積極的に交流して情報交換を行っていました。
ライブコマースの実演
現在、世界中で新しいECのかたちとして爆発的な普及を見せているのが「ライブコマース」
セラー(売り手)とバイヤー(買い手)が映像を通してリアルタイムにコミュニケーションを取ることが可能な新しい販売形式です。
簡単な照明やスマートフォンだけで始められることが魅力で、世界ではインフルエンサーや著名人が出演することで大きな売上に繋がった例が多数あります。
会場では実際にライブコマースの様子を公開。
ブランドバッグやトレーディングカードなど出品できるカテゴリは多岐にわたります。
2024年2月にはeBayグループ全体で世界初のライブコマース専用スタジオ「Qoo10 Live Studio」を渋谷にオープンするなど注力していく姿勢も。
日本では昔から配信文化が根強いのでEC分野でもすぐに普及しそうですね。
eBay Authenticity Guarantee(真贋保証サービス)
eBayは、2023年の日本からの越境EC取引額トップ10を公開しています。
- 1位: レディース アパレル&バッグ ブランド小物
- 2位: 時計・パーツ&アクセサリー
- 3位: アニメアート&キャラクターグッズ
- 4位: カメラレンズ&フィルター
- 5位: トレーディングカード
- 6位: フィルムカメラ
- 7位: 自動車パーツ
- 8位: メンズ アパレル&バッグ ブランド小物
- 9位: ビデオゲーム(本体)
- 10位: デジタルカメラ
特にブランドバッグやトレーディングカードの場合は、商品の質や状態はもちろん、本物であるかどうかが非常に重要。
写真だけでは見極めるのが非常に困難です。
そこでeBayはバッグや時計など高額商品の鑑定を無料で行う「真贋保証サービス」を2020年11月から提供中。
eBayで購入されたアイテムをプロの鑑定士によってチェックすることで、セラーとバイヤーの双方にとって安心安全な取引が可能になります。
さらに2023年12月にはアジア地域初の真贋保証・配送の拠点「eBay Authentication Japan Center/eBay真贋鑑定・配送サービス 日本センター」が東京に開設されました。
真贋センターで取り扱われた商品は認証済みを示すカードとともに専用の箱に入ってバイヤーに発送される仕組み。
添付のカードには商品情報データが組み込まれており、安心して商品の到着を待つことができます。
現在はハンドバッグカテゴリーからBalenciagaやBottega Veneta、Burberry、Celine、Chanelといったブランドが真贋保証対象になっていますが、対象カテゴリーやブランドは今後順次追加されていく予定とのこと。
特にトレーディングカードは日本国内外で多く取引されているので、今後のサービス追加に期待ですね。
「eBay SpeedPAK(スピードパック)」
日本国内の郵便や商品の発送は皆さん経験があると思いますが、日本国外への宅配に関しては越境ECの大きなハードルと感じる方も多いでしょう。
eBayでは2023年12月に公式物流サービス「eBay SpeedPAK(スピードパック)」を日本国内向けに展開。
eBayシステムとダイレクトに連携してセラーの商品発送プロセスを支援しています。
「eBay SpeedPAK(スピードパック)」なら、なんと1営業日で日本国外への発送完了も。
これまで2億個以上のアイテムを取り扱ってきた実績をもとに、国際宅配便と連携してスムーズな配送手続きと低コスト化を実現。
日本のセラー向けのローカライズや、チャットや電話などの手厚い顧客サービスも完備しています。
「eBay Japan Awards 2023」内で表彰された個人事業主の槇田晴吾さんもバイヤーの方との取引のなかで「アメリカで買うより早い!」という声をもらうとのこと。
越境ECを重点的に支援するeBayだからこそ、ハードルである配送の問題をクリアにできるのは大きな強みですね。
セラーの皆さんのお話を伺っていると、やはり皆さん最初はトライ&エラーの繰り返しで模索しながら取り組んでいたそう。
しかし、日本には自動車やデジタル製品、アニメ・ゲームなど多くの強みがあり、世界に向けて販売促進できる材料が揃っているのも事実です。
日本国内では多くのECサイトがそれぞれの特徴やユーザー層を持っていますが、越境ECという観点では個人法人問わずeBayが頭一つ抜けていることは間違いないでしょう。
日本の1億人ではなく世界の80億人を意識すると、まだまだビジネスチャンスはそこら中に転がっているのかも、と思わされました。
eBayへの出品は0円から可能。
すでに国内ECを持っている方、副業や本業として越境ECに興味がある方は日本語のサポートも充実しているeBayを試してみてはいかがでしょうか。