エナジードリンクでお馴染みのレッドブルが主催する5ゲーム5ジャンルで行われる東西対抗戦のゲームイベント「Red Bull 5G」
2012年に初開催され、今年で開催7回目を迎えた「Red Bull 5G」ですが、大会のゲームタイトルはFIGHTERジャンル「ストリートファイターV チャンピオンエディション」、SHOOTERジャンル「VALORANT」、RACINGジャンル「グランツーリスモ7」、PUZZLEジャンル「ぶよぶよ テトリス2」、FREEジャンル「SOUND VOLTEX EXCEED」の5ジャンルで行われました。
「Red Bull 5G 2022 FINALS」の開催場所は前年度の勝利した東、西日本のどちらかで行われるのですが2021年に群馬で行われた時に西代表が勝利したため、今年は西の地福岡県で開催!
現在の成績では東西それぞれ3勝3敗とどちらも譲らない結果となっていますが、2022年度はどちらが勝利したのでしょうか!
Saiga NAK編集部も現地を訪れ、2022年度の東西の王者が決まる瞬間を見届けましたので、当日の様子をお届けします!
RedBull 5G 2022 FINALS開幕!
早速会場へ!
Saiga NAK
試合会場は福岡の西鉄グランドホテルで開催されました!
会場ではRed Bullが配られており、カウンターで話ながらモニター越しに試合の様子を見守る事も。
Saiga NAK
そして試合が行われる西鉄グランドホテル以外にも、福岡県の天神ソラリアプラザと群馬県のGUNMA eSPORTSでは、Red Bull 5G 2022 FINALSのライブビューイング会場も!
レッドブルを飲みながら、選手たちを応援していました。
そして天神ソラリアプラザの会場では実際にストリートファイターやぷよぷよテトリスをプレイする事もできました!
今回Red Bull 5G 2022 FINALSのパートナーとしてTAGO STUDIO TAKASAKI T3-03が採用!
自由にデザインをカスタマイズできるとのことで、ヘッドホンのフォルムのかっこよさや、自由度の高いデザインに惹かれます!
試合会場内に入ると、レッドとブルーのライトで会場はライトアップされていました!
右サイドには東代表、左サイドには西代表と陣をしき、中央のステージを挟んで構えていました。
そしてステージ中央上にはメインモニターが設置され、開幕までのカウントダウンが行わています!
今年の「Red Bull 5G 2022 FINALS」のメインMCはeスポーツキャスターの平岩康佑(@kouhiraiwa777)さん、ゲーミングMCの荒木美鈴(@MISUZU_zip)さんが、そして会場を盛り上げてくれるDJをDJ SHU-HEY(@DjSHU_HEY)さんが務めました。
MCを務めた荒木美鈴さんは昔福岡に住んでいたとのことで、「気合を入れて頑張るので最後までご覧ください。」を方言で観客者にコメント。
試合開始前に優勝旗が西代表ももち選手(@momochi212)の手によって、プロジェクトアドバイザー松井悠さんに返還されます。
今年はどちらが優勝旗を手にするのでしょうか。
RedBull 5Gでは毎回その土地ならではの工芸品を使い勝者へ贈られるトロフィーを作っているのですが、今年は福岡の伝統工芸「博多水引」を用いて制作されました!
博多水引を用いた斬新なトロフィーですね。
Red Bull 5G FINALSの大会のルールとして、5つのジャンルから戦うゲームを前の試合の負けた代表によって選択されます。
今回は前回大会で敗北した東代表が選択しました!
第1試合はなんとFREEジャンルの「SOUND VOLTEX EXCEED」で「Red Bull 5G 2022 FINALS」開幕です!
第1試合FREEジャンル「SOUND VOLTEX EXCEED」
今回のFREEジャンルで争われる「SOUND VOLTEX EXCEED」ですが、Red Bull 5G史上初となるアーケード筐体を使用した試合となりました。
試合を行う選手は、東代表はMARUP*IC選手、西代表はMAGATORO(@febpalb)選手です!
FREEジャンルの実況・解説は実況をDJ、プロデューサーのMAD CHILD(@_MAD_CHILD)さんが、解説をストリーマーのyunocy(@mizuyuno_)さんが務めます。
1曲目となったのは最高レベルのレベル20の曲「Welcome!!」をMARUP*IC選手が選曲!
ハイレベルな試合が展開されます。
1試合目は東側のMARUP*IC選手が勝利を納め、試合は2試合目へ。
2曲目は最高レベルの「MixxioN」となりました。
スコアは僅差で西側のMAGATORO選手の勝利に!
3試合目に試合はもちこまれます!
3曲目はなんと、サプライズ演出として完全初見の楽曲での勝負なりました!
cosMo@暴走P(@cosmobsp)さんが決勝課題曲として作成された「You Are My Best Rival!!」とこちらも最高レベルの20レベルの難易度に仕上がっています!
両者譲らないハイレベルな戦いが繰り広げられましたが、勝利したのは西代表MAGATORO選手になりました!
1、2試合目は僅差でしたが、3試合目でMAGATORO選手が僅か0.056%(16,668 ポイント)上回る形となりました。
第2試合SHOOTERジャンル「VALORANT」
第2試合に選ばれたのはSHOOTERジャンルの「VALORANT」になりました!
SHOOTERジャンルの実況・解説を務めたのはeスポーツキャスター河野海樹(@akxm_fps)さん、ストリーマーのSuruga Monkey(@s_monkey0113)さん、同じくストリーマーのRobiN(@NicoRob1N)さんが務めます。
試合の使用モードはスパイクラッシュで、3v3で行われました!
そして今回の対決はなんと東側のプロvs西側の学生対決となりました。
第1マップは西側のLafura選手(@lafura_xd)がトリプルキルをとり、西代表がプロ相手に2ラウンド先取!
東側もすかさず2本連取し、2対2に追いつきます。
第1マップを2-4で東側プロチームが制し、試合は第2マップのアセントへ。
西代表のC1Kun選手(@C1KuNx)が最後東代表を一気に2人倒し、5-3で西代表が第2マップを制しました!
第2マップを西代表が勝利を納め、試合は第3マップのスプリットへ決着が持ち越されました!
白熱した第3マップは東側のプロチームが4-0とストレートで4ラウンドを制し、勝利!
SHOOTERジャンル「VALORANT」は東代表が勝利しました!
第3試合PUZZLEジャンル「ぶよぶよ テトリス2」
第3試合に選ばれたのはPUZZLEジャンル「ぶよぶよ テトリス2」になりました!
PUZZLEジャンルの実況・解説を務めたのは元ぷよぷよ4強で、S級リーグの創始者ALFさん、「ぷよぷよ」シリーズ総合プロデューサーの細山田水紀さんが務めます。
PUZZLEジャンルには2015年のRed Bull 5Gから現れ、3連覇を達成。今回の2022年度の大会で4連覇を狙うあめみやたいよう選手(@inazuma0217tai1)が出場しました!
果たして4連覇となるのでしょうか。
ストレートで1セットを勝利を収めた東代表、続く2、3セットも東代表が勝利をおさめます。
delta選手(@delta_so)の全消しや、あめみやたいよう選手のテクニックで1セットを西代表に勝利を許すも、4-1で東代表が勝利を収めました!
東代表の勝利と同時にあめみやたいよう選手前人未踏の4連覇です!
第4試合FIGHTERジャンル「ストリートファイターV チャンピオンエディション」
3ジャンルの試合を終え、2-1と東代表がリードする状況ですが、西代表のキャプテンももち選手(@momochi212)が自身が出場するFIGHRERジャンルを選択!
ここで負けてしまうと東代表が勝利となりますが、ももち選手が流れを変えるのでしょうか!
FIGHTERジャンルの実況・解説を務めたのはeスポーツキャスターアール(@papatiwawa)さん、キャスターのハメコ。(@hameko)さん、レッドブル・プレイヤーのガチくん(@gachikun0423)さんが務めました。
2on2のタッグマッチ形式で行われたFIGHTERジャンルですが、1試合目はももち選手(@momochi212)とDaigo選手(@daigothebeastJP)の対決。
1試合目は巧みにCODYを操りももち選手が勝利を収めました!
2試合目は若手注目選手のYamaguchi選手とボンちゃん選手(@katitagaribon)の対決。
1ラウンド目をぎりぎりのところではYamaguchi選手のLUKEが勝利!
続く2ラウンド目はボンちゃん選手が押し切り勝利をおさめますが、3ラウンド目はYamaguchi選手が勝利しました。
一気に2試合勝利し、西代表はマッチポイントになります。
3試合目も両者続き、Yamaguchi選手とボンちゃん選手の両者LUKE対決です。
冷静に端においやり体力ゲージを削り、Yamaguchi選手が1ラウンド目を先取します。
2ラウンド目はボンちゃん選手がはYamaguchi選手のミスを見逃さず一気に倒し切ります。
続く3ラウンド目はYamaguchi選手の序盤からの猛攻が続き、ボンちゃん選手のLUKEは混乱状態に!
一気に体力を削られ残り僅かな体力で、誰もがはYamaguchi選手の勝利かと思われましたが、ここでボンちゃん選手が逆転!
会場はもちろんですが、ボンちゃん選手も驚きの表情でした!
東代表が3試合目は勝利しました!
2-1の状態で4試合目に突入した4試合目。
西代表キャプテンももち選手と東代表キャプテンDaigo選手の試合になります。
ももち選手のCODYが巧みなナイフさばきでDaigo選手の体力を削ります。
一方Daigo選手のGUILEですが、序盤は体力を削られながらも少しずつ体力ゲージの差を縮め逆転で勝利!
4試合目を東代表が勝利しました!
5試合目に突入したFIGHTERジャンルですが、西代表はYamaguchi選手のLUKE、東代表はボンちゃん選手のLUKEとまたしてもLUKE対決となりました。
両者1-1で迎えた3ラウンド目、最後は一気に攻め入りYamaguchi選手がボンちゃん選手をくだし、西代表がFIGHTINGジャンルで勝利しました!
第5試合RACINGジャンル「グランツーリスモ7」
2-2と両代表譲らない展開となったRed Bull 5G 2022 FINALSですが、試合は5試合目のRACINGジャンルで決まる展開になりました!
RACINGジャンルの実況・解説を務めたのはレースアナウンサー辻野ヒロシ(@hiroshitsujino)さん、ポリフォニー・デジタルのYAMさんが務めました。
RACINGジャンルは東西合わせて6名出場し、ゴールした順位に応じてポイントが付与されます。
その付与されたポイントに勝敗が決まり、試合は1レースのみの実施となりますので1発勝負となります!
上手くカーブを利用し、東代表の山中選手(@yamado_racing38)が先頭を走っていた西代表の宮園選手(@Kerokkuma_ej20)を追い越します。
宮園選手は先頭を走行する山中選手の後方を走行し、燃費を抑えます。
試合状況に応じて臨機応変に戦術を変えていきます。
試合終盤トップを走っていた中山選手がピットに入り、ここで1位に宮園選手がたちます。
そのまま順位をキープし宮園選手が1位でゴール!
総合順位の結果11-10と西代表が僅差で勝利しました!
Red Bull 2022 FINALSは西代表が勝利!
「Red Bull 2022 FINALS」は見事西代表が勝利を収めました!
今年の優勝旗は西代表に渡りますが、次回はどちらが制するのか楽しみですね!
西代表のキャプテンももち選手のコメント
西代表の11名は勝った選手、負けた選手、力を出し切れた選手、出せなかった選手いますが、この11人だからこそ勝てたと思いますし東の11名がいたからこそ感動的な熱い試合が生まれたと思います。
すごく感動していますし、いいイベントだったと思います。
ありがとうございます。
そして人数制限はされましたが、オフラインでの開催となった「Red Bull 5G 2022 FINALS」
声は出せないものの、興奮を拍手で表現したり、選手達を応援するまなざしは会場の場の雰囲気を一層盛り上げ、選手達の力になったことは間違いないのではないでしょうか。
改めて、オフライン大会の良さを現地で感じました。
試合結果は3-2とどのジャンルもギリギリの戦いが展開され、選手はもちろん観客も出演者も盛り上がったのではないでしょうか!
試合の模様はレッドブルジャパンのTwitchにてアーカイブが見れますので、是非各代表による熱い試合を振り返ってみてはいかがでしょうか!
今年の #RedBull5G を制したのは西チーム!
敬意の優勝!GG! pic.twitter.com/frUKqTnWBU— レッドブル ゲーミング⚓♌️ (@RedBullGamingJP) September 3, 2022