スマートフォン、パソコン、キーボード、マウス・・・。
皆さんの身の回りには様々な“ゲーミングデバイス”がズラっと並んでいると思いますが、メーカーにこだわりはありますか?
買いたい製品ごとにレビューを漁る方もいれば、ひとつのメーカーに統一している方もいると思いますが、今回のテーマは後者です!
Saiga NAKは2024年6月29日(土)に開催された「ROG FUNDAY 2024」を取材。
ASUSのゲーミングブランド「Republic of Gamers(以下、ROG)」ファンが一堂に介した注目の招待制イベントです!
ROGだらけの空間「ROG FUNDAY 2024」
KDDIが運営するeスポーツ施設「esports Style UENO」で開催された「ROG FUNDAY 2024」
上野地下道C5出口から徒歩10秒という超好立地で、ビルの1階はオシャレなフードやドリンクが楽しめる「BLUE LEAF CAFÉ」、2階はKDDI直営ショップ、3階は「esports Style UENO」という全世代が嬉しい夢のような空間です。
Saiga NAK
エレベーターで3階まで上がると名だたるインフルエンサー、お笑い芸人、アイドルのサインがお出迎え。
「esports Style UENO」は2024年2月に開業されたばかりですが、すでに多くのイベントが開催されています。
もちろん通常営業日は最新のゲーミングPCやデバイスを使ってゲームが楽しめますよ!料金は1時間440円から!
みーんなROGファン!
全員ROGファン・・・だと・・・!
なかなかレアな光景に圧倒されつつ、会場中に展示されているROG製品たちをゆっくり見ていきます。
ROGといえば過去2回にわたってエヴァンゲリオンコラボを展開してきました。
TGS2023などでも展示されていましたが、やはり独特なカラーリングと存在感がカッコよすぎる!
第3弾やらないかなー・・・?
筆者お気に入りゲーミングキーボードの「ROG Falchion NX」
とにかく取り回しが良く、60%と同等のフレームサイズに矢印キーとナビゲーションキーが組み込まれています。
左側面にはカスタマイズ可能なタッチパネルまで搭載されているので、一度これに慣れると他のキーボードが使えないという弱点も?
キーボード繋がりでは「ROG Azoth」も外せません。
テンキーレスの75%ワイヤレスカスタムゲーミングキーボードという何とも強そうな本製品。
キーごとに好きなスイッチを配置したり、スイッチのルブをDIYしたり・・・カスタマイズ前提のキーボードなんです。
正直、筆者も自作キーボードの世界には足を踏み込めていないのですが、会場では多くの人たちがチャンス!と言わんばかりにスイッチをカチャカチャしていました。
会場には非常に多くのASUSスタッフがいるので疑問は何でもぶつけられます。
Aim Labとコラボしたマウスやカスタム前提のDIYキーボードが新登場!ASUS ROG初のeスポーツコレクション「ACE SERIES」日本発売発表会レポート!
日本初展示のアレも!
そしてなんと2024年6月のCOMPUTEX TAIPEI 2024でも大注目を集めた新製品「ROG Azoth Extreme」と「ROG Harpe Ace Extreme」が日本に上陸!
「ROG Azoth Extreme」はボディのほとんどを重厚感のあるアルミニウムのシャーシが覆い、本体右上にはフルカラーOLEDディスプレイを搭載したキーボード。
「ROG Harpe Ace Extreme」は耐久性のあるカーボンファイバーシェルを採用して重さはなんと47グラム!さらに真の8,000Hzポーリングレートを実現しているとのこと。
どちらもROGが展開する次世代のフラッグシップデバイスになりそうですが、日本はおろかグローバルでも未発売。
2024年末までに続報が発表される予定です。
日本未発売繋がりではプロ仕様のカーディオイドコンデンサーゲーミングマイク「ROG Carnyx」も!
192kHz/24bitのサンプリングレートに対応し、ASUS Aura Syncで光ります!コレ重要!
「ROG Delta II」は315gの軽さに50mmの大口径ドライバーや最大110時間駆動のバッテリーを搭載した3モードワイヤレスゲーミングヘッドセット。
もちろんASUS Aura Syncで光ります!
「ROG Carnyx」と「ROG Delta II」は、どちらも間もなく日本市場に登場予定とのこと!
インパクト抜群のゲーミングモニター
もはや当たり前になりつつあるマルチディスプレイ環境。
広い作業領域の確保が可能なためビジネス用途にも是非オススメしたいですが、実はマルチディスプレイ以外にも選択肢があります。
「ROG Swift OLED PG49WCD」は横幅が約1196.4mmというスーパーウルトラワイド湾曲ゲーミングモニター!
解像度は脅威の5,120x1,440なので、27型のWQHDモニターを横に2枚並べるのとほぼ同じサイズと解像度感です。
湾曲率は1800Rなので横から見るとかなり曲がっていることがわかりますね。
使用者を包み込むような液晶が高い没入感を演出してくれます。
こちらは日本国内でも販売中なのでぜひ!268,920円(税込)です!
ASUS、解像度5,120×1,440のスーパーウルトラワイド湾曲ゲーミングモニター「ROG Swift OLED PG49WCD」を12月22日に発売
発売したばかりの「ROG SLASH」も展示!
2024年6月21日(金)に発売された「ROG SLASH Duffle Bag」と「ROG SLASH Sling Bag 2.0」も展示!
生地には耐久性と撥水性が高い素材が採用されているので大切な精密機器の持ち運びにピッタリです。
良い意味で“ゲーミングゲーミング”していないので、普段使いでも十分イケます。
シレっと「ROG NUC」
ASUSといえばIntelのNext Unit of Computing(NUC)事業を引き継いだことでも知られていますが、ゲーミングブランドのROGからも新モデルが誕生!
「ROG NUC 970」は2.5LシャーシのコンパクトボディにIntel Core Ultra 7 155H/9 185H ProcessorのCPUと、NVIDIA GeForce RTX 4060/4070のGPUを搭載した最新のゲーミングNUCです。
日本国内では2024年7月に発売予定で、個人的にも市場の反応が気になるところ。
ニッチなルーター分解図
・・・と、様々なデバイスが展示されて面白い「ROG FUNDAY 2024」ですが、中にはニッチな展示も。
こちらは8本のツノが特徴的なゲーミングルーター「ROG Rapture GT-BE98」
・・・を分解展示!
10万円以上するルーターを分解してみたいなー・・・と思っていたアナタはこれを見て、どうか心を落ち着けてください。
自作PC体験など勉強になるコンテンツも
イベント中、最も人を集めていたのが「自作PC体験」
どうしても敷居が高く有識者に教えてもらいたい分野なので参加者は興味津々です。
しかも会場に用意されていたのはBTFこと“Back To the Future”シリーズの製品です。
BTFシリーズというのはPC内部のケーブルを極限まで隠すor撤廃することで見た目の美しさを追求した次世代の製品群のこと。
特にグラフィックボードの電源供給を専用の「GC-HPWR Gold Finger」というコネクタで補うのは画期的といえますね。
BTFを完全に活かすためには専用のPCケースやマザーボード、グラフィックボードが必要。
同スペックの通常モデルと比較すると価格が張ってしまいますが、個人的には自作PC初心者にも選択肢として持っておいてほしいです。
煩雑なケーブリングが不要ですし、執筆時点ではパーツの候補が少ないので迷わず買えるはず!
あとは時代の流れとともにBTFが当たり前になるのを待ちましょう・・・!
会場内ではオリジナルグッズが当たるスタンプラリーが実施されていたり・・・
ASUSスタッフといっしょにROGデバイス完全装備で「Apex Legends」をプレイ。
ケータリングもたっぷり!
ミニハンバーガーが美味しかったです。
会場では軽食も🍴
PC自作できてもお皿の盛り付けは苦手な中の人です!#ROGFUNDAY2024 pic.twitter.com/1DjBfUdR3U— Saiga NAK (@saiganak) June 29, 2024
あっという間の2時間
今日は都内某所で開催されている #ROGFUNDAY2024 にお邪魔してます!
会場中がROG (@ASUSROGJP)まみれ✨ pic.twitter.com/ZaFrS9pkUN— Saiga NAK (@saiganak) June 29, 2024
そんなこんなで、2時間のイベントはあっという間に終了!
来場したROGファンはもちろんASUSスタッフの熱量も凄まじく、デバイス愛が伝わる熱い解説を聞くにはもっと時間が必要ですね・・・。
メディア向けの製品発表会とはまた違う雰囲気のイベントだったので非常に新鮮で、ぜひ色々なメーカーにもっと開催してほしい!
そう思わされた「ROG FUNDAY 2024」でした。
Saiga NAKはこれまでもこれからもASUSならびにROGの製品を追い続けます!!
おまけ
「esports Style UENO」の個室ゲームブースも開放されており、自慢の最大10Gbps専用回線を体験できました。
施設関係者の方にも話を聞いていると「チケット争奪戦のために一般利用する方もいる」とのこと。
確かに推し活のためのライブチケット申し込みなどは最大10Gbpsの専用回線を敷設している「esports Style UENO」が穴場中の穴場かも。
ぜひほかのライバルを出し抜くために利用してみては?