大阪で開催されたアマチュア最高峰のeスポーツ大会「第2回YUBIWAZA CUP(ユビワザカップ)」、サイガナックではeスポーツ大会や出展企業ブースの様子をたくさんお届けしていますが、今回は遂にあの「STREET FIGHTER V ARCADE EDITION(ストリートファイターV アーケードエディション)」、通称「ストVAE」決勝大会のレポートです!
大阪で開催されたeスポーツイベント第2回YUBIWAZA CUPの「ストリートファイターVAE」予選大会をレポート!
予選大会の様子は先日公開しましたが、まだ閲覧していない方は是非チェックしてみて下さい。
決勝大会の様子
流石多くのゲーマーに支持されるストリートファイター。対戦会場は非常に大きな盛り上がりを見せていました。
ストリートファイターは1991年にストリートファイターIIが稼働し、大ブームから国技館で全国大会まで実施されるほどの人気でした。
90年代が終わり2000年代に入ってからもストリートIVの全国大会や、2013年に迎えたシリーズ15周年の年にはカプコンカップ(現在はカプコンプロツアー)が実施されるなど、eスポーツの土台を作ってきたソフトと言っても過言はないですね。
そして、そんな流れを継承したストリートファイターだからこそ、この盛り上がりは非常に納得です。
豪鬼 vs. コーリン
本戦トーナメントはどの戦いも白熱そのもの。
応援する人たちもハラハラしながら試合に熱中していました。
決勝戦!
そしてついに決勝戦です。決勝戦まで勝ち上がった2名が登場します。
決勝はぷげら選手のIbuki(いぶき) vs. Mizuha選手Kolin(コーリン)です。
Ibuki(いぶき)は忍者の里で暮らす女子高生で、クナイや手裏剣を投げる飛び道具やコンボ系の必殺技を持ったキャラクター。
一方Kolin(コーリン)は 手数の多いコンボ系の必殺技や、相手の攻撃を受けて反撃する当身技といった攻守バランスの取れたキャラクター。
ぷげら選手入場
Mizuha選手入場
ストリートファイターの決勝戦は強者同士の戦いということだけあり、観客席も期待とどういう戦いになるかで会場自体が異様な緊迫ムード。
そして司会者が会場を更に盛りあげるかの如く、迫真のコメントを添えていきます。
お互いに譲れない攻撃・ガードを繰り返しつつ、カウンターで隙を狙うといった試合で、客席も手汗を握る場面が幾度とありました。
Mizuha選手が一本取っても・・・
次の一本はぷげら選手が一本取り返す。
戦いはどちらが勝利するのかわからないほどの接戦。
対戦時間が進むと場面場面で声をあげる人も見られ、試合はクライマックスへ。
ライフゲージがお互い0に近くなるほどの接戦になり・・・
最後はIbuki(いぶき)が負ける手前で切り返し、間一髪の裏投げを決めてトドメ!
勝者はぷげら選手となりました!おめでとうございます!
大会優勝者はぷげら選手
大会優勝者はぷげら選手!優勝したぷげら選手には・・・
優勝資金100万円の授与!に加えて・・・
Yogiboのクッションに・・・
日清食品のカップヌードルしお100食分と・・・
RazerのアケコンPantheraが授与されました!
最後に優勝したぷげら選手からのコメントがあり、ストリートファイターVの大会は幕を閉じました。
ものすごい接戦で、最後の最後までどうなるか本当にわかりませんでしたが、決め手は緊迫した状態からの投げ! 投げに持ち込む場合、打撃によって撃退されるリスクが大きくなります。
そのため、体力がピンチになるとガードを固くしがちですが、そこをあえて投げを選択するのは大きな決断力だと感じてしびれました。
両選手非常にレベルが高く見ていてる側も非常に楽しく大盛りあがり担っていました。
まさにこれがeスポーツの醍醐味ですね。
ぷげら選手にインタビュー!
優勝されたぷげら選手(@pgr_pgr_)にインタビューさせていただきました!
ぷげら選手が格闘ゲームを始めたのは11歳頃からで、当時は The King of Fighters 2001などを好んでプレイされていたそうで、今はストリートファイターVを専門にプレイしているとのこと。
「格闘ゲームでどういうところが好きですか?」とお聞きしたところ
成長が実感し、それが実際に体感できた時
・・・と回答を頂いたのですが、これは格闘ゲームプレイヤーであれば皆さん共感できる言葉ではないでしょうか。
筆者自身も子どもの頃格闘ゲームをやっていて、一番楽しかったのはこの部分でした。
大会があれば出場していたが、東京での開催が多いため去年東京に引っ越されたのことですが、今回のように大阪やその他地域でも大会があれば出場したいとのことなので、この記事を読まれている方も、大会に出場するとぷげらさんと対戦できる可能性がありますね。
今はオンラインでの対戦も盛り上がっていて、どこいにても対戦が楽しめる時代ですが、「大会には大会の、オンラインにはオンラインの楽しさがどちらにもあって、どちらも楽しい。」とのことです。
ぷげら選手これからも頑張ってください!インタビューにご協力頂きありがとうございました!
我 投げ 擦ったり...
ということでYUBIWAZA優勝しました!!
昨日と一昨日には関西勢のご厚意でたくさん対戦もしていただけて最終調整できたのも大きかった...感謝です!
使い道はこれから考えます〜。— ぷげら (@pgr_pgr_) October 27, 2019
▼Photo & Written by YAT & 村田裕章
YAT
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村田裕章
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