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REDEE×オートバックスとのコラボの背景は!?REDEE「佐藤文紀」館長 に突撃インタビュー!

REDEE×オートバックスとのコラボの背景は!?REDEE「佐藤文紀」館長 に突撃インタビュー!
インタビュー

先日レポートをお届けした、「AUTOBACS REDEE Emotorsports Stadium」と「REDEE Cafe」ですが、REDEE×オートバックスのコラボレーションの経緯についても皆さん気になるのではないでしょうか?
そこでコラボした背景をREDEE館長の「佐藤文紀」氏に突撃インタビューしました!

突撃インタビュー!eモータースポーツへの想いも

AUTOBACS REDEE Emotorsports StadiumSaiga NAK
─ オートバックス様とコラボしeモータースポーツ施設をオープンした背景は?

元々REDEE自体はeスポーツというジャンルと、そこから子供達に色んなテクノロジーでデジタル教えていきたいという想いで施設を運営しています。

eスポーツとeモータースポーツは世の中的にはジャンルが分かれていまして、eスポーツの場合は〝ゲームから〟でeモータースポーツは〝リアルなモータースポーツから〟と、ちょっと出掛かりが異なってます。

そこでレッドホースは折角こういう施設(REDEE)を運営しているので、両方のファンと交流してもらいたいという気持ちがあります。

そしてもう一つは「キチッとしたeモータースポーツ施設をやろう!」という気持ちを持っていました。

もちろんレッドホース単体でもできたとは思うのですが、自動車業界の中でeモータースポーツに力を入れてらっしゃるオートバックス様にお話したところ、とても賛同して頂き「一緒にeモータースポーツ施設を作っていきませんか」という感じになりまして、冠スポンサーとしてオートバックス様にも参加して頂いたというのが、今回の施設オープンの背景になります。

eモータースポーツの中で色んなゲームタイトルが御座いますが、その中でも馴染みにがあるのがやはりSIE様のグランツーリスモ。

こちらも許諾が頂けるか頂けないかで、施設の価値が変わってくるかなぁ・・・と思って、一生懸命SIE様にご相談したところ、常設での許諾は本来かなり難しいのですが、SIE様からも「是非広めましょう!」という事で、許諾を頂ける事になりました。

レッドホースとREDEE、それからオートバックス様やSIE様、皆さんで「eモータースポーツをもっと馴染みのあるものにしていこう!」ということで、ここ「AUTOBACS REDEE Emotorsports Stadium」がオープンしました。

 

─ この施設をオープンするにあたっての、大変だった話や思い出深い話があれば是非お聞かせ下さい!

そうですね、一番大変だったのは所謂「許諾」を頂くということですね。
SIE様やポリフォニー様の方に、“eモータースポーツ施設をやる”というのでグランツーリスモの許諾を頂く必要があり、「AUTOBACS REDEE Emotorsports Stadium」はお金頂いておらず無料で利用できますが(*1)〝許諾を頂けた〟というのが一番大きく、大変で思い出深い話ですね(笑)

*1)入場料や参加費など金銭が発生する場合はゲームタイトルの使用許諾は難しい。
無料だとその分、許諾のハードルは下がるが、無料だと許諾は容易かというとそういうわけではなく、営利目的団体の一般企業がIPホルダーから許諾を得るには、IPホルダー側が快諾だったとしても、各種手続きや調整など、かなりの工数が発生するケースが多い。

AUTOBACS REDEE Emotorsports StadiumSaiga NAK

 

─ 今後のeモータースポーツへの展望や期待などがあれば!

まだまだ車のドライビングシミュレーターを使ったeモータースポーツというのは一部のユーザー、一部のファンだけがプレイしている状況です。
(REDEEのある)ららぽーとEXPOCITYはコアなファンというより、ファミリーや小さなお子様など、あまりレースと関わりとないような方が多く訪れるので、そういった人達に気軽に参加してもらって、より馴染んでもらって、最終的にはリアルな「SUPER GT」の方に足を運んで頂けるようになってもらえると嬉しいです。

イベント当日は親子での参加などが目立っていた
Saiga NAK

今までコアな人だけだったeモータースポーツが、らぽーとEXPOCITYから、タッチアンドトライを繰り返していければと思います。

リアルだけじゃない、オンラインでの盛り上がりも

─ 今回A PIT(東京)とREDEE(大阪)をオンラインで繋いだようなイベントの開催は今後もおこなわれるのでしょうか?

はい、オートバックス様は全国に多くのフランチャイズ店がありますから、全国各地と「AUTOBACS REDEE Emotorsports Stadium」を繋いだイベントをどんどんやろう!とオートバックス様と話しています。
コロナが落ち着いたら毎週でも、REDEEと全国のどこかのオートバックスの店舗と結んで、両方で参加できるようなイベントをやっていきたいですね。

オープニングイベントでは東京と大阪をオンラインで繋いで開催された
オープニングイベントでは東京と大阪をオンラインで繋いで開催された
Saiga NAK

あとREDEEの場合、ただオンラインで繋いでレースをやるというだけではなく、リバリー機能(*2)などを使って車のカラーリングができますので、子供たちがワンディキャンプのような形で、車のカラーリングをしてみたり、プログラミングを覚えてレースゲームを作ってみようとか遊ぶだけではなく〝学ぶ〟といった部分をスタジアムを使って、イベントをどんどんおこなっていきたいと思ってます。

*2) ボディのカラーリング、ステッカーの配置、デザインを編集することが出来る機能。

 

─ 最後にこの記事を見ている読者の方にメッセージをお願いします!

全くの初心者の方でもREDEEスタッフが楽しく教えることができますし、eモータースポーツができる方は、もう好きなように好きなだけプレイする事ができるので、是非REDEEに遊びに来て頂ければと思います。

リアルでも楽しんで、さらにREDEEで開催しているオンラインイベント、両方とも皆で盛り上げて頂きです!

今後のREDEE&オートバックスは要注目!

AUTOBACS REDEE Emotorsports StadiumSaiga NAK

ありがとうございました!
日本最大級のeモータースポーツ施設「AUTOBACS REDEE Emotorsports Stadium」は、ただのレーサーや車好きが集まる施設ではなく、REDEE側の様々な想いがあるのを知ることができました。
個人的には全国のオートバックスとREDEEが、毎週繋がるというのも非常に胸が熱くなります。

新型コロナウイルス感染症の影響で、緊急事態宣言などが発令され臨時休館中ではありますが、インタビューにあったように〝e〟の良いところはオンラインで開催可能なところ。
eモータースポーツもステイホーム&オンラインでシーンを盛り上げて、緊急事態宣言解除後には是非REDEEへ足を運びましょう!

大阪「AUTOBACS REDEE Emotorsports Stadium」と東京「A PIT AUTOBACS SHINONOME」をオンラインで繋いだeスポーツ大会「AUTOBACS e-Motorsports Experience」に潜入!
大阪「AUTOBACS REDEE Emotorsports Stadium」と東京「A PIT AUTOBACS SHINONOME」をオンラインで繋いだeスポーツ大会「AUTOBACS e-Motorsports Experience」に潜入!

大阪にある「AUTOBACS REDEE Emotorsports Stadium」と東京の「A PIT AUTOBACS SHINONOME」とオンラインで連動したeモータースポーツ大会「AUTOBACS e-Motorsports Experience」がオープニングイベントも兼ねて開催されたので、Saiga NA