日本最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ」が無事に閉幕。
ワクワクする最新情報が公開された一方で、イベントロスに苛まれている方も多いのではないでしょうか。
2026年下半期から2027年にも多くの新作タイトルが待っていますから、落ち込んでいる暇なんてありませんよ!
さて、今回はウィザーズ・オブ・ザ・コースト(以下、WotC)が贈る最新作「Warlock: Dungeons & Dragons」開発者にインタビューを実施!
D&Dに着想を得た世界観や、本作ならではのエレメントシステムについて解説してもらいました。
「Warlock: Dungeons & Dragons」開発者にインタビュー!
WotCといえば、トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」や、テーブルトークRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」などを展開するメーカー。
「Warlock: Dungeons & Dragons」は、そんなWotC傘下のゲームスタジオ「Invoke Studios」が開発中のオープンワールド型アクションアドベンチャーゲームです。
今回は特別にWotCクリエイティブ担当副社長のジェフ・ハッテム(Jeff Hattem)さんからゲームプレイの説明を受けながら、気になる部分を質問してみました。
本作の主人公は歴戦の戦士・カァトリ。
大事な人を見つけるために魔女・ターシャと危険な契約を結びます。
ウォーロックとして魔法を使いこなす力を手に入れたカァトリ。
舞台は「ダーコン」です。
この世界に存在するあらゆるエレメント(元素)を使いこなして、道を切り開きます。
たとえば木のツルが邪魔をしている場合は、ランタンを投げて燃やしたあと、水をかけて消火すれば通れるように。
階段が崩れていたら、近くにあった瓦礫を壁にくっつけて足場にして通ります。
この世界における呪文は戦闘だけでなく、探索やパズルの手段としても機能するのです。
呪文には多くの種類があり、探索を通じて新たな呪文を手に入れることが可能。
天候を変えるような大規模な呪文は儀式を行って発動します。
雨を降らせて敵をずぶ濡れにしたら、電撃呪文の効果がアップしました。
こういったシナジーはかなりの数が用意されているとのこと。
このように、エレメントは本作の主軸とも言える重要な要素。
謎解きにも戦闘にも、柔軟な発想で挑むのが重要だということは明らかです。
冒険を進めていくと新たな呪文のほかに、装備を手に入れることができます。
集落にいる鍛冶師に話しかけると、装備の強化が可能です。
主人公のカァトリに“キャラクターレベル”は存在しないものの、新たな呪文や装備の獲得とそれらのアップグレードでさらなる力を手に入れていきます。
既に公開されているゲームプレイ映像では、敵を拘束したり、敵同士を敵対させたり、さまざまな呪文を有効活用する様子を確認できます。
実際のところゲームプレイ難易度はどの程度に設定されているのかという率直な疑問をぶつけてみたところ“現時点では4種類の難易度を用意しており、カァトリとともにプレイヤー自身も呪文を使いこなせるようにレベル設計している。また、高度な呪文のなかには時間の流れを遅くするものもある”とのこと。
Dungeons & Dragonsの世界観を楽しむために難易度を下げるもよし。
剣と魔法の世界で激しい戦いに身を置くもよし。
オープンワールドならではの自由度は、プレイヤーに多くの選択肢をもたらします。
オープンワールドといえば移動手段も気になるところです。
本作ではファストトラベルこそあるものの、マウントは用意されておらず、基本的には徒歩移動になるとのこと。
ただし、あらゆるアクティビティが高密度に配置されているため、移動中にも退屈しない作りになっているようです。
本作のボリュームやエンドコンテンツ、現在の開発状況などを聞いてみた
ほかにも気になる点をざっくばらんに聞いてみたので、一気に紹介します。
Q. 本作は特定の歴史上の時代をベースにしていますか?
本作の舞台は“Dungeons & Dragons”の世界です。
よって、特定の歴史上の時代をモデルにしないファンタジー世界として描いています。
Q. UIがシンプルに見えましたが、意図的なものですか?
デモ映像ではUIを簡略化しています。
実際のゲームではUIをカスタマイズできるようにする予定で、より多くの情報を表示するものから、よりシンプルな表示まで、プレイヤーが選択できるようになります。
Q. 敵のHPバーは表示されるのでしょうか?
すべての敵に対して、デフォルトでHPバーを表示するかどうかについては、まだ検討中です。
ただし、より強力なモンスターについては、HPバーを表示する予定です。
Q. プレイヤーはオープンワールドの世界を自由に移動できるとのことですが、ゲーム開始直後から高難度のエリアに行くこともできますか?
はい。ゲーム序盤の段階で、非常に難易度の高い場所に迷い込んでしまうこともあります。
一方で、この世界には特定の魔法能力を手に入れなければ進入できないエリアもあります。
多くの課題には複数の解決方法を用意していますが、なかには必要な魔法を手に入れるまでどうしても到達できない場所もあります。
Q. ゲーム全体のボリュームはどれくらいですか?
プレイスタイルによって変わりますが、メインストーリーをクリアするだけでも数十時間程度のボリュームになる予定です。
Q. メインストーリーをクリアした後の、いわゆるエンドゲームコンテンツはありますか?
その点については、今後あらためてお話しする予定です。
現在はまず、ダーコンという世界を、しっかりと探索できる密度の高い世界として作り込むことに注力しています。
Q. 2027年発売予定ですが、現在の開発状況はどの程度まで進んでいますか?
詳しくは言えないので難しいですが、現在はアルファビルドの段階です。
Q. ジェフ・ハッテムさんはこれまで日本に来たことはありましたか?
日本に来るのは今回が初めてです。
東京ゲームショウに来ることもとても楽しみにしていました。
Q. ほかに楽しみにしていることはありますか?
日本の文化に触れられることを楽しみにしています。
子どもの頃から任天堂やセガのゲームで遊んで育ってきました。
それらのゲームから大きな影響を受け、それがゲーム開発の仕事を目指すきっかけにもなっています。
Q. 子どもの頃に受けた影響の中で、現在のゲーム開発者としてのキャリアにつながった、特に大きなものは何ですか?
「ロード・オブ・ザ・リング」が大好きでしたし、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」も子どもの頃からプレイしてきました。
ファンタジーの世界とビデオゲームという、自分がずっと好きだった2つのものを組み合わせられることをとても楽しみにしています。
壮大な「Dungeons & Dragons」の世界の一端を最新グラフィックで楽しめるシングルプレイヤー用アクションアドベンチャー「Warlock: Dungeons & Dragons」は2027年発売予定。
最新情報は「Warlock: Dungeons & Dragons」公式サイトや公式X(@WarlockTheGame)を確認してください。
| タイトル概要 | |
|---|---|
| 名称 | Warlock: Dungeons & Dragons |
| ジャンル | オープンワールドアクションアドベンチャー |
| 開発 | Invoke Studios |
| 発売時期 | 2027年予定 |