GoogleのStadia、NVIDIAのGeForce NOWなど、いつでもどこでも様々な端末まで楽しめるクラウドゲーミングサービスがすっかり定着しましたね。
高負荷なゲームをサーバ側で処理するので、高価なハイスペックデバイスを持っていなくても最新のゲームを楽しめる素晴らしいサービスです。
そんな全世界で需要が急激に伸びつつあるクラウドゲーミングサービスに、あのAmazonが参入します!
グラウドゲーミングサービス「Luna」を発表しました!
Twitchと連動も出来るグラウドゲーミングサービス
「Luna」は新たに発表されたと言ってもサービスの基本内容は他のクラウドゲーミングサービスとそこまで違いはありません。
サーバ上で処理をしたゲームデータを画面に直接ストリーミングしてプレイするので、高速なネット環境さえあれば、スペックやストレージ容量を問わずに様々なゲームをプレイできるというものです。
AmazonはかねてよりAWS(Amazon Web Service)でクラウドサーバを提供していますし、「Luna」は安定したサービス提供が期待できそうですね!
「Luna」の対応デバイスはPC、Mac、Fire TV。iPhone、iPadではWebアプリをインストールするすれば利用できます。
アレクサに対応した専用コントローラーも発売予定で、コントローラーの操作で即座に「Luna」を起動させることができます。
アプリの対応機種にAndroidがないのはStadiaとの競合だからですかねぇ。
そして何より強いのがAmazonが提供する動画配信プラットフォーム「Twitch」と連動することです!
現段階ではTwitchで視聴しているゲーム配信からLunaでのゲームプレイに飛べると発表されていますが、LunaでのゲームプレイをTwitchで簡単に配信したりといった連携も期待できそうですね。
招待制のアーリーアクセス募集中
「Luna」はアメリカ本土でのみ参加出来るアーリーアクセスを実施します!
アーリーアクセスは招待制となっており、応募をして当選をすれば招待状が発行される流れになっています。
アーリーアクセスでは「Luna+」というチャンネルが提供され月額US$5.99。
- プレイの時間制限なし
- ゲームライブラリからゲームを選択
- 最大1080p/60fpsでプレイ可能で4Kも近日対応
- 2個のデバイスまで同時ストリーミング可能
- 対応デバイスはPC、Mac、Fire TV、iPhoneとiPadのWebアプリ
・・・といった内容です。
気になるゲームライブラリの内容ですが、Ubisoft、カプコン、505 Games、Team 17などの様々なゲームジャンルを配信予定で、さらに追加されていくということなので、プレイするゲームタイトルに困る心配はなさそうですね。
さらにUbisoftチャンネルも開設予定ということが発表されました。
Ubisoftチャンネルは
- プレイの時間制限なし
- Ubisoftのタイトルから厳選されたものをDLC等を含む完全版でプレイ可能
- 最大1080p/60fpsでプレイ可能で4Kも近日対応
- 1デバイスで同時ストリーミング可能
- 対応デバイスはPC、Mac、Fire TV、iPhoneとiPadのWebアプリ
・・・といった内容です。
月額費用やサービスのスタート時期などは「Coming soon!」とのことなので続報を待ちましょう!
日本では今のところ利用できず!
「Luna」は前述した通り、アメリカ本土でのみのアーリーアクセス実施となっており、残念ながら日本からは利用することはできません。
Stadiaもまだ日本ではサービス開始していませんし、日本はグラウドゲーミングサービスの提供が遅い印象ですねぇ。
逆にStadiaがサービス提供されていない今だからこそ、「Luna」が正式サービス開始されるときには日本にも提供されることを期待したいですね!
詳細はアメリカAmazonのLuna紹介ページ(英語)をご確認ください!
Introducing Luna, Amazon’s all new cloud gaming service. Luna makes it easy for you to play amazing games on the screens you already own. pic.twitter.com/yMcHh8dImf
— Amazon News (@amazonnews) September 24, 2020