APEX部門や、VALORANT部門を持つプロeスポーツチーム「FENNEL」は2022年9月5日(月)、ゲーミングPCブランドGALLERIAの製造や販売を行う「株式会社サードウェーブ」が所有するプロeスポーツチーム「Rascal Jester」のリーグ・オブ・レジェンド(以下、LoL)部門の買収を発表しました。
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FENNELとは?
FENNELは2019年に設立したプロeスポーツチームです。
チームの部門は荒野行動、Apex Legends、VALORANT、PUBGなどの部門があり、約60名の選手が所属しています。
その中でもAPEX部門はこれまで日本大会、アジア大会で優勝を収め、2022年7月にはチャンピオンシップに出場する等数々の成績を収めています。
また横浜には日本最大級のゲーミングベースを構え「eスポーツに熱狂を。」をミッションに大会運営事業や、アパレル事業を展開しています。
FENNELがプロeスポーツチーム「Rascal Jester」のLoL部門を買収
Rascal Jesterは2021年度のLJL 春季リーグで3位、夏季リーグで準優勝と、日本国内でトップクラスの実力を持つプロeスポーツチームです。
2021年1月からスポンサーシップを締結していたFENNELと株式会社サードウェーブですが、両者ともに「日本のプレイヤーがより世界で活躍すること、そして日本のeスポーツシーンがより発展すること」を目指しており、サードウェーブ側は、eスポーツチームにスポンサードをしていきたいという思いを持っていました。
一方FENNEL側はチーム事業を強化し、世界的な人気ゲームで競技としても伝統のあるLoL部門を持ち、リーグ・オブ・レジェンド ジャパン・リーグ(以下、LJL)に参入したいという方針があり、両者の思惑が一致したことから友好的に今回の買収に至ったとのことです。
5年後10年後を見据えて今回の買収に踏み切ったというFENNELですが、買収までの経緯がFENNEL代表堀田マキシム氏から説明されています。
LoLは世界的にも人気なゲームタイトルで、プレイヤー総数は全世界合わせて1億人越えともいわれています。
世界14の国と地域ではプロリーグも発足し、2019年に開催された世界大会「Worlds」の同時視聴者数はなんと7000万人を達するなどサービス開始から13年が経っても人気は衰えることはなく、eスポーツ黎明期から競技シーンを牽引してきました。
来シーズンからのLJL参入を予定するFENNELは、競争が激しくなると考えられている国内公式プロリーグ「LJL」での優勝と、「Worlds」でのベスト16越えを目指して活動していくとのことで、今後の動向に注目です。
【お知らせ】
この度、株式会社サードウェーブ所有のプロeスポーツチーム「Rascal Jester」の『リーグ・オブ・レジェンド』部門を株式会社Fennelが買収いたしました。
来シーズンからはFENNELとしてLJLに出場を予定しております。
詳しくはリリースをご覧ください。https://t.co/h7MHQWoSIq— FENNEL (@FENNEL_official) September 5, 2022