北海道旭川市はNTT東日本など官民が連携した初のeスポーツ競技場を2021年1月にオープンすることを発表した。
ローカル5Gを活用したICT拠点
2021年1月にオープンするeスポーツ競技場「コクゲキ」は旭川駅から徒歩数分のビルの一部を改修して開設される約200席を備えるeスポーツ施設。
旭川市は20年度予算で5,300万円を計上し、施設の整備やイベント開催の運営費に充てるとしている。
大型モニターを設け、東京・秋葉原のeスポーツ施設「エグゼフィールド アキバ」と通信をすることで、複数のプレーヤーが遠隔対戦を可能にする。
また、遠隔教育が可能なトレーニングルームやプログラミング教育ができる施設も設ける予定となっている。
旭川市やNTT東日本、観光地経営組織の「大雪カムイミンタラDMO」などがコンソーシアム(共同事業体)を結成し、総務省の実証実験を1億3000万円で受託。
2021年1月から3月かけてに高速大容量で低遅延の無線通信を確認する。
eスポーツ競技場「コクゲキ」では市中心部で次世代通信規格を地域限定で使う「ローカル5G」を活用し、ICT(情報通信技術)拠点としての賑わいや、若者や外国人観光客が集う場となることが期待されている。
詳細は北海道新聞 電子版にて。