PCシェア世界トップクラスのHP(ヒューレット・パッカード)が、Kingston(キングストン)のゲーミングアクセサリーブランドHyperXを買収すると発表した。
買収金額は4億2500万USD(約447億円)で、買収は2021年第2四半期に完了する予定。
HPはOMENブランドでゲーミングブランドを展開している。
OMENブランドを持つHPがHyperXを…！
HPはゲーミングブランドOMENを展開しており、ゲーミングPC市場では存在感がありますが、ゲーミングアクセサリーでは、他社ブランドに比べあまり存在感がありません。
OMENブランドのゲーミングアクセサリーもマウスやキーボードなど、良い製品はたくさんあるのですが、RazerやROGやLogitechに比べると商品展開の幅が狭い感じもします。
そこでゲーミングアクセサリーとして地位を確立しており、多くのゲーミングアクセサリーを展開するHyperXを手に入れた事で、元々PC市場でシェアを持ってるHPなのでゲーミングハードウェア市場を一気に席巻する可能性があります。
DRAM・SSDなどの事業はKingstonが継続
KingstonはSDカード、SSD、DRAM、USBフラッシュなどのメモリモジュール系メーカーです。
ゲーマー向けの上記製品群はHyperXをHPに売却後も、Kingstonが保有するとの事です。
それらの製品がHyperXブランドのまま販売されるか、今後Kingstonブランドに統一されていくか不明ですが、Kingston愛用者は一安心なのではないでしょうか。
多くのユーザーは、ブランド売却後もHyperXでDRAMなど販売してくれると、嬉しいと思いますが今後の両社に注目です。