「東京ゲームショウ2021オンライン」4日目となる10月3日(日)、CESA(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)が主催する日本ゲーム大賞2021「U18部門」決勝大会イベントが配信されました。
2020年12月28日から2021年3月31日の間にエントリーおよび作品応募を行い、2021年4月に行われた1次審査、2021年6月に行われた予選大会(オンライン)、2021年10月に行われた決勝大会(オンライン)の中から勝ち抜いたファイナリスト6チームと作品の発表、その中から金賞・銀賞・銅賞が発表されました。
日本ゲーム大賞2021「U18部門」決勝大会
決勝大会へ進出した6チームの作品の中から発表された金賞・銀賞・銅賞の作品を紹介していこうと思います。
金賞
作品名:Balloon Head
制作者:古市 太郎(愛知県立愛知総合工科高等学校)
制作者紹介
僕は高校2年生です。
学科は機械制御科に所属しており、部活動ではSTEM部です。
ゲームをプレイするだけだった僕が、ゲーム制作を始めたのが去年の春です。
コロナ渦の休校期間中で、課題として出された「Code Monkey」というEラーニングがゲーム制作と出会ったきっかけです。
「Code Monkey」はオリジナルのゲームを作れるのですが、それまでゲームなど作ったことが無かった僕は、スーパーマリオを再現しようと思い、試行錯誤を重ね完成させました。
その作品をCode Monkey上で公開したところ83,000アクセスもあり、とても驚いたのと、世界中の人に自分の作成したゲームをプレイしてもらえる事が本当に嬉しかったのです。
その経験があってゲーム制作に興味を持ちました。
もっと色々作成してみたいと思い、夏休みからUnityを学び始めました。
「Balloon Head」のVTR
銀賞
作品名:マグロの惑星
制作者:山口 登(角川ドワンゴ学園N高等学校)
制作者紹介
ゲームばっかり作っている学生。
幼稚園の時にゲームに触れてゲームというものの楽しさを覚え、小学校6年生の時にプログラミングをはじめ、「小さいころから自分のそばにあったこのゲームという素晴らしいものを自分で作れるようになったらすごくね?」と思い立ち、6年間、自分にとっての最高のゲームを求めてゲームばかり作ってきました。
目指すは最強のゲーム制作者!
「マグロの惑星」のVTR
銅賞
作品名:AGARES
制作者:熊渕 貴大、藤原 優司、熊澤 邑河(神戸市立科学技術高等学校)
制作者紹介
プログラミング担当の熊渕貴大(くまぶちたかひろ)です。私はこのゲーム大賞に参加するまで、ゲーム作りというものにとても興味を持っていました。なぜなら私は幼い時から、ゲームが好きで、いつかゲームを作ってみたいなという思いもあり、高校生になった今、部活動を通じてプログラミングについての学習を行い、今では、ゲーム開発のプログラム担当となりました。私自身、企画力があまりないので、チームで案を出し、ゲーム制作を行った結果、予選に進出することができました。最高のゲームを作るために頑張ります!
コース制作担当の藤原優司(ふじわらゆうじ)です。
このゲームは高難易度且つ解けるとスッキリするようなゲームになってます!
作ってる最中は
「本当に楽しめるかな?」
「ゲームになってるかな?」
色々なことを考えながら制作してましたが、いざ
プレイしてみるととても楽しくて、頭を和らげることの出来るゲームになりました!
予選を突破できるように頑張ります!!ゲームグラフィックデザイナーを担当した熊澤邑河(くまざわおうが)です。
私は昔から絵を描くことに興味がありました。そして、高校の部活動でたまたま先輩に「3DCGの勉強してみない?」と声をかけていただいたことが3DCG制作をするようになるきっかけでした。自分でキャラクターを作ってるうちに、この作ったキャラクターを動かしたいという気持ちが芽生えるようになり、そこでゲーム大賞のことを知り、自分の能力を活用したいと思い参加しました。ゲームにとってグラフィックは大きく印象を与えます。多くの人が楽しめるようなゲームを作るために頑張ります!
「AGARES」のVTR
YouTubeにてアーカイブ配信中!
日本ゲーム大賞と東京ゲームショウ 2021 オンラインの各公式サイトからもご視聴いただけます。
・日本ゲーム大賞 公式サイト
※トップページのメニュー → 「発表授賞式」 → 日本ゲーム大賞2021「U18部門」の各チャンネルを選択
・東京ゲームショウ2021 オンライン 公式サイト
※トップページのメニュー → 「コンテンツ」 → 「公式番組」 → 「10.03」から選択
以上、『日本ゲーム大賞2021「U18部門」決勝大会』受賞作品をご紹介しました。
今回受賞した作品以外の作品紹介が日本ゲーム大賞「U18部門」2021ファイナリストにてVTRが公開されていますので是非そちらもご覧ください。