一般社団法人日本eスポーツ連合(以下、JeSU)は、eスポーツライセンスの認定タイトルにカプコン×ガンホーのスマートフォン向けカードゲーム「TEPPEN」を認定タイトルに追加したと発表しました。
これによるJeSUの公認タイトルは13タイトルになりました。
「TEPPEN」は最近Amazonが販売するFireタブレット向けOSのFire OSに配信を開始しましたが、JeSUのサイト上ではiOS/Androidのみとなっておりますので、Fire OS版TEPPENは認定タイトルに含まれない可能性があるので要注意です。
JeSU認定タイトルとは?
JeSUは2018年に発足し、eスポーツ選手向けにJeSU公認プロライセンスを有料で発行しています。
今回「TEPPEN」がJeSU認定タイトルになったことにより、「TEPPEN」プレイヤーがプロライセンスを取得しプロゲーマーないしプロeスポーツ選手と堂々と名乗る事ができます。
12月21日「TEPPEN WORLD CHAMPIONSHIP 2019」開催!
「TEPPEN」は、賞金総額5000万円の世界大会「TEPPEN WORLD CHAMPIONSHIP 2019」が12月21日(土)東京で開催予定です。
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2019年8月8日にリリースされたばかりの「TEPPEN」が早くも認定タイトルになったのは「TEPPEN WORLD CHAMPIONSHIP 2019」に間に合わせるためかと予測されます。
また「TEPPEN WORLD CHAMPIONSHIP 2019」の出場権をかけ、11月23日(土)幕張メッセで開催される「RAGE 2019 Winter powered by SHARP」において、「日本代表決定戦」をJeSU公認大会として実施されます。
上位3名には上述のJeSU公認プロライセンス「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」を発行する予定ですが、無償で発行されるのか明記はありません。
リリースから僅か3ヶ月で認定!
今回TEPPENリリースから僅か3ヶ月で認定という驚異の迅速認定でしたが、JeSUは下記のように認定タイトルの条件を下記のように明記しています。
IPホルダーの申請に基づき、タイトルの競技性、運営・販売実績、今後の大会予定などを基準にJeSU公認タイトルを認定しています。
僅かリリース3ヶ月で認定された「TEPPEN」ですが全世界で2,100万ダウンロードされており、運営・販売実績・大会予定という申し分ないことでしょう。
これだけの成果をあげたカプコンとガンホーの両社もすごいですが、認定を迅速におこなったJeSUも評価すべきでしょう。
ちなみにソフトバンクグループのアイティメディア株式会社が運営するニュースサイト「ねとらぼ」は、同日JeSU宛に賞金やライセンスに関する質問を9月に送付していますが、2ヶ月経過した今も回答が頂けず、JeSUがライセンス制度に関する説明文を作成中との事です。
賞金総額5000万円という高額な大会が控えているので、早めにJeSUの説明文を確認したいですが、JeSU東京支部事務局長が、JeSUは賞金満額支給or減額等の判断はしておらず、主催者やメーカーの判断になると表明しています。