2024年春から神戸市営地下鉄の全駅でクレジットカードなどのタッチ決済乗車が可能になることが発表されました。
開始時期は2024年4月で、世界パラ陸上競技選手権大会や大阪・関西万博などに向けた利便性向上の狙いがあります。
4月15日から「江ノ島電鉄」全駅がタッチ決済乗車に対応!JCBやVisaなど5ブランドから順次拡大予定
神戸市営地下鉄の全駅でクレカタッチ決済の乗車が可能に
神戸市交通局、三井住友カード株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社、株式会社ジェーシービー、東芝インフラシステムズ株式会社、QUADRAC株式会社の各社は、神戸市営地下鉄の全駅でタッチ決済対応のカードやスマートフォンなどによる鉄道乗車が可能になることを発表しました。
開始時期は2024年4月が予定されています。
今回の施策は神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会や大阪・関西万博、神戸空港の国際化などによる国内外からの来街者増加を見据えた環境整備が契機。
タッチ決済による乗車を可能にすることで現金の両替や乗車券の購入が不要になり、ICカードを持っていなくても簡単に乗車できるようになります。
将来的にはタッチ決済に対応したカードなどを活用した沿線地域施設やサービスとの連携も検討していくとのことです。
タッチ決済に対応する神戸市営地下鉄全駅は以下の通り。
- 谷上
- 新神戸
- 三宮
- 県庁前
- 大倉山
- 上沢
- 湊川公園
- 長田(長田神社前)
- 新長田(鉄人28号前)
- 板宿
- 妙法寺
- 名谷
- 総合運動公園
- 学園都市
- 伊川谷
- 西神南
- 西神中央
- 三宮・花時計前
- 旧居留地・大丸前
- みなと元町
- ハーバーランド
- 中央市場前
- 和田岬
- 御崎公園
- 苅藻
- 駒ヶ林(三国志のまち)
対応する決済ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯で、Mastercardは順次追加予定となっています。
QUADRACのQ-moveサイトにアクセスして会員登録を行うとタッチ決済履歴を確認可能です。
詳細は神戸市営地下鉄公式サイトをご覧ください。
各社の役割 | |
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神戸市交通局 | 鉄道の運行、タッチ決済を活用した企画の実施 |
三井住友カード株式会社 | プロジェクト総括、キャッシュレス決済導入支援、steraプラットフォーム提供 (stera transit) |
ビザ・ワールドワイド | Visaのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション |
株式会社ジェーシービー | キャッシュレス決済導入支援、JCBおよびAmerican Express、Diners Club、Discoverのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション |
東芝インフラシステムズ株式会社 | タッチ決済専用改札機開発 |
QUADRAC株式会社 | 交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム“Q-move”の提供 |