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香港企業が日本語のみのメタバースメディア「Metaverse Style」をオープン!運営は子会社の日本法人

香港企業が日本語のみのメタバースメディア「Metaverse Style」をオープン!運営は子会社の日本法人
業界ニュース

香港に本社を構える「Metaverse Media Hong Kong Limited」の子会社「Metaverse Technologies合同会社」がメタバース専門メディア「Metaverse Style」を12月22日(木)にオープンしたと発表した。
ベータ版は10月15日にオープンしており、この度満を持してのグランドオープンとなった。
Metaverse Technologies合同会社」は日本法人の代表は「Metaverse Media Hong Kong Limited」のファウンダーでもある松本仁氏。

「Metaverse Style」とは?

Metaverse StylePR TIMES

同社の発表によると、“メタバースやNFTといったWeb3.0に関するトレンドや、ブロックチェーン技術に関する基本情報などを記事でお届けします”とのこと。
1週間のNFTの動向をまとめ読みできる連載「NFTWeekly」や、キーマンに取材するオリジナルコラムやインタビューにも力を入れるとのこと。

日本・香港・米国などを拠点とするグローバルメンバーで運営するとのことだが、「Metaverse Style」は日本語のみで運営されており、香港企業の子会社でグローバルメンバーによる運営にもかかわらず、読者ターゲットは日本ユーザーという事から日本市場がかなり大きいと見越しての運営というのが窺えます。

日本のサービスを潤沢に利用

羽田イノベーションシティ
羽田イノベーションシティ
PAKUTASO

香港に本社を構えグローバルメンバーでの運営だが、ドメインはGMOグループのValue Domain(バリュードメイン)で取得しており、サーバもCORESERVER(コアサーバー)を利用している。
CMSは世界トップクラスのシェアを誇るWordPressを利用しており、サイトデザインはElementor Website Builderを使用している模様。
カテゴリには「Game」もありゲームに関する情報も積極的に発信されていくと思われる。
ちなみに運営会社のコーポレートサイトのドメインwww.metaverse-tech.comとメディアのドメインwww.metaverse-style.comはAレコードが同じIPアドレスであり、共有サーバのCORESERVERを2サイトで利用していると思われる。

今回の発表で運営は“Metaverse Technologies合同会社(東京都新宿区、代表取締役:松本仁)”とあったが、「Metaverse Style」の運営会社には“代表社員 松本仁”と記載があり、発表では合同会社には「取締役」といった役職は法律上存在しないが代表取締役と表記し、サイト上では日本の会社法に準じて代表社員と記載しているのだと思われる。

 

正式な媒体名はMetaverse Style Japan Japan?

Metaverse StyleMetaverse Style

発表でメディア名は「Metaverse Style」とあるが利用規約では「Metaverse Style Japan JapanはMetaverse Technologies 合同会社が提供するサービスです。」と記載があるので、正式な媒体名は「Metaverse Style Japan Japan」だと思われる。
しかし「Metaverse Style Japan(Metaverse Style Japan.com)」という表記もあり、またフッターに記載されているコピーライトは「Metaverse Style JP」となっている。

「Metaverse Style」の運営メンバー

Metaverse StyleMetaverse Style

前述の通り、運営はグローバルメンバーで構成されており、創刊編集長は香港在住の富谷 瑠美氏。
富谷氏(@rumitomiya)は新卒でアクセンチュア株式会社に入社し、持続可能なメディアビジネスに興味を持ったとのこと。
「Metaverse Style」も持続可能なメディアになることを祈念したい。
以下、編集長である富谷氏のコメント。

世界が新型コロナウイルスに翻弄された2021年、インターネットの世界で急速に盛り上がったのが「メタバース」と「NFT」そして「Web3.0」です。
私が住んでいる香港でも、その勢いは凄まじいものがあり、米GAFAMを中心に成り立ってきたインターネットの世界が目まぐるしく変化していることを実感しています。Web3.0に関して、海外と日本で起きている最先端の情報をニュースやコラム、分析記事でお届けすると共に、このメディアを通してメタバース時代の新しいライフスタイルを皆さんと模索していきたいと考えています。

PR TIMES

運営会社について

DIGIMA BASE
Metaverse Technologies合同会社が入居するDIGIMA BASE
DIGIMA BASE

香港に本社を構える「Metaverse Media HongKong Limited」は登記情報を調べたところ、2021年9月28日に設立されたばかり。
運営会社である同社の子会社の「Metaverse Technologies合同会社」は2021年8月5日設立とあり、子会社の方が先に設立したというレアなケース。
所在地は海外ビジネスコミュニケーションスペースのDIGIMA BASEとなっている。
ちなみにmetaverse-style.comのドメイン取得日は2021年9月27日となっており、時系列的には1.子会社設立→2.ドメイン取得→3.親会社設立という順番である。

「Metaverse Style」に期待!

eスポーツ然りNFTやメタバースなど新興市場や新しいブームが訪れると、ウェブメディアが乱立し残っていくメディアはわずかである。
乱立するメディアには怪しいメディアも多く、逆に業界にとってマイナスイメージになる場合もある。
その分「Metaverse Style」は香港に本社を構えグローバルメンバーが日本語のみで運営しているという事で安心がある。
今後の「Metaverse Style」に期待したい。

VRユーザーが作る新世界「バーチャルマーケット2021」にメタバースの夢を見に行こう
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2021年12月4日(土)~19日(日)にかけて開催されました「バーチャルマーケット2021」(以下Vket2021)。本イベントはメタバースに用意された会場でクリエイターや各種企業のブースを巡り、VR空間向けのアバター、アクセサリから現実のPCパーツ、インテリア、アパレルまで、多くの商品を売買できるイベントです。