今や人気ゲームタイトルはPC、Xbox、Nintendo Switch、PlayStation、遂にはスマートフォンアプリなどなど、様々なハードで同じタイトル発売されます。
ネットワークを用いての対戦や協力プレイが当たり前になっている昨今、ハードの垣根を越えてのクロスプレイもまた当たり前になってきています。
そんな中、SONYが以前は非対応、最近でも一部ゲームタイトルのみしかが対応していなかったクロスプレイをPS4で遂に解禁しました!
そもそもクロスプレイって?
クロスプレイとは、異なるハード(機種)間で通信を行って対戦や協力プレイを行える機能になります。
例えば「フォートナイト」はPC、Xbox One、Nintendo Switch、PS4、スマートフォンアプリでリリースされていますが、同じフィールドに異なるハードのプレイヤーがいて、一緒にプレイできると言うわけです。
昔は同じタイトルのゲームソフトであっても同じハード同士でないとネットワークプレイができませんでしたが、ハードの垣根を取っ払いどんなハードでも一緒のゲームを楽しめるとようになったという感じですね。
PlayStationでのクロスプレイ
PlayStationだって何も今までクロスプレイができなかったわけではありません。
しかし、それは同じSONY製のハード間のみでの話でした。PS Vita、PS3、PS4間でのクロスプレイは可能なタイトルはありましたが、他ハードとのクロスプレイはごく一部のPCタイトルを除き、基本的に長年することができませんでした。
しかし、転機が訪れたのが前述ゲームタイトル「フォートナイト」の登場です。
全世界で多くのプレイヤーがいる「フォートナイト」はクロスプレイに対応しており、PC、Xbox One、Nintendo Switch、スマートフォンと幅広い層がクロスプレイを楽しんでいました。
もちろんPS4でも「フォートナイト」はリリースされてしましたが、当初クロスプレイ対応していなかったためPS4ユーザーはPS4間のみでのネットワークプレイになってしまっていたのです。
当時筆者も「フォートナイト一緒にやろうよ!」と誘われましたが「デュフ…拙者PS4ユーザー故…コポォ…」と断るしかなかったのも良い思い出です。
そんな状況の中、多くの要望があったのか、クロスプレイ非対応のためにPS4版のフォートナイトのプレイヤーが減ったのか、はたまた別の理由か真実はわかりませんが、2018年9月にSONYは他ハードのクロスプレイを段階的に対応していくと発表しました。
第一弾として前述の「フォートナイト」が、2019年1月には第二弾として「ロケットリーグ」のクロスプレイが解禁となりました。
それから約9ヶ月。他ハードでは続々とクロスプレイが人気のゲームタイトルが発表されていく中、遂にSONYがクロスプレイの解禁を発表したのです!
正式に解禁されたことにより、各ゲームメーカーはPS4でもクロスプレイ可能なタイトルを制作することができるようになったわけです!
いやー、実に長かった!
正式対応タイトル第一弾も発表!
PS4のクロスプレイ正式解禁第一弾のタイトルとなるのが2019年10月25日発売の「Call of Duty: Modern Warfare」です。
2003年に第一作が発売され、全世界で数え切れないほどの多くのファンがいる大人気FPSゲームであり、ぶっちゃけネットワークプレイがメインと言っても良い本作のPS4版がクロスプレイに正式対応するとなると、新たなプレイヤーが増え、より人気に拍車がかかるのではないでしょうか。
また「Call of Duty: Modern Warfare」以降もクロスプレイ対応タイトルは発売していくと発表しており、2020年1月に発売予定のスクウェア・エニックス「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター」ではPS4、Nintendo Switch、iOS、Android間でのクロスプレイに対応することが発表されています。
PS4でクロスプレイが解禁されれば、より多くのゲーマーがネットワークプレイを行い、ゲームタイトルの盛り上がりだけでなく、eスポーツ業界全体も活性化していくものと考えられます。
今後の動きに注目ですね!