サウジアラビアが世界初の「ゲーミング&eスポーツ地区」を立ち上げ、東京ドーム10個分以上の敷地に7万人超を収容可能

ゲーマーの新たな聖地が誕生する予感です。
サウジアラビア・リヤドのキディヤ・インベストメント・カンパニーは、世界初の「ゲーミング&eスポーツ地区」を立ち上げたことを発表しました。
東京ドーム10個分以上の広大な敷地に73,000人の収容人数を想定した超巨大事業です。

サウジアラビアに新しいゲーム&eスポーツの聖地

近年、サウジアラビアでは脱石油依存を目指してエンターテイメントやスポーツなどが楽しめるような都市計画が行われています。
そんなギガプロジェクトのひとつが「キディヤ」です。
国が掲げる「サウジ・ビジョン2030」後援のもと開発される「キディヤ・シティ」にはモータースポーツのスピードウェイやゴルフコース、ウォーターテーマパーク、多目的スタジアムなど様々な施設が建設される予定。
そのうちの1つが今回発表された「ゲーミング&eスポーツ地区」です。

5,300席を備える世界トップクラスのeスポーツ会場

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「ゲーミング&eスポーツ地区」には、5,300席を備えたeスポーツ会場を含む、4つのeスポーツ大会専用会場と周辺施設を設置。
大規模なeスポーツ大会開催時の最大収容可能人数は73,000人にも登ります。
イベント開催時のみならず1年を通して世界のeスポーツチームを受け入れ、最大25チームがトレーニングや競技をしながら生活できる環境を提供できるとのこと。
さらにゲームやeスポーツを代表する30社以上の地域本部を誘致することで雇用の創出や技術への投資を促進する狙いもあります。

幅広い層が住み、働き、遊べる場所に

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地区全体の広さは50万平方メートル以上で、うち10万平方メートル以上の飲食店や小売店、エンターテインメントスペースなどがエリアを形成。
さらに2,000戸を超えるテーマ別住宅や700室以上のホテルを建設することで、ゲーマーのみならず幅広い層が住み、働き、遊べる場所にするといいます。

キディヤ・インベストメント・カンパニー マネージングディレクター アブドッラー・アルダウード氏のコメント

キディヤ・シティの中にこのような革新的な『ゲーミング＆eスポーツ地区』を持つことを誇りに思い、キディヤに来ていただく方々と住民の皆様の両方に、他では味わえない魅力的なゲームとeスポーツの体験を提供致します。

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サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子が日本のゲームやアニメが大好きというのは有名ですが、ついに国をあげた巨大プロジェクトが動き始めましたね。
来年オープン！というような簡単なものではないので辛抱強く待たなければなりませんが、完成したら全ゲーマーが1度は行くべき聖地になりそうです。
詳細は「キディヤ・シティ」特設ページや公式X(@QiddiyaGaming)を確認してください。