Acerが1ms超高速応答ゲーミングモニター「VG271Pbmiipx」を発売

台湾新北市に本社を持つパソコン・関連機器メーカーAcerは、同社のIPSフルHDパネルモニターのNitro VG1シリーズから1msの超高速応答を実現したゲーミングモニター「VG271Pbmiipx」を4月18日（木）より発売した。
販売価格は34,800円（税別）

IPS方式パネルのフルHDディスプレイ

「VG271Pbmiipx」は視野角が広く、見る角度による色変化の少ないIPS式パネルを採用しており、マルチディスプレイや画面をシェアする際でも高精細な映像を映し出すことができる。
また液晶パネル周りのフレームをなくした「ゼロ・フレーム」デザインが採用され、極狭ベゼルを実現。
複数台並べてのマルチディスプレイ環境でも違和感なく使用することができる。

1ms超高速応答・refresh rate 144Hz・Radeon FreeSync、DisplayHDR 400対応

開発技術の向上により、近年のゲームは美麗なグラフィックのものがほとんどと言っても過言ではない。
そのグラフィックを再現するのにハード側も高スペックを求められる現状、このVG271Pbmiipxは一つの正解と言えるだろう。
1ms超高速応答で、再生時の残像を極限まで軽減、refresh rate 144Hz対応でなめらかな映像を映し出すことができる。
さらにはAMD Radeon FreeSync™テクノロジーを搭載しており、映像の遅延やカクつきのない安定した映像環境が約束される。
DisplayHDR 400にも対応しており、輝度の明暗の幅が拡大。細かい描写もくっきりと映し出すことができる。

Acer独自機能「Game Viewモード」

ゲームジャンルによって適した映像表現は変わってくるものだが、Acerが独自に開発した「Game Viewモード」の搭載によって、その悩みは解消されることだろう。
8種類のモードからゲームタイトルやジャンルに合わせた映像表示を選択し、最適な映像でプレイすることができる。

黒の表現を強化11段階の「Black Boost機能」

映像表現において、黒の再現はとりわけ難しいもの。モニターによっては暗すぎたり、逆に明るすぎてしまい臨場感が失われてしまうこともある。
VG271Pbmiipxには黒の強弱を調整する「Black Boost機能」が搭載されているため、その心配から開放されることだろう。
11段階もの調整が可能になっており、黒の表現をそのシーンに適したものに設定することができる。
逆に黒を弱めることが視認性を高め、暗がりに隠れいるターゲットを見つけるといった使い方も可能だ。

Acer VisionCare™技術搭載で目の疲れを軽減

ゲームに集中するあまり、ついつい長時間のゲームプレイになってしまうもの。
それに伴う目の疲れをAcer VisionCare™技術が軽減してくれる。
安定した電源供給により画面のちらつき（フリッカー現象）を抑える「フリッカーレス」
色相と輝度を調節し、眼精疲労の要因となるブルーライトを軽減する「ブルーライトシールド」
暗い環境での明るさを調整する「ローディミング機能」
液晶へのぎらつき感や映り込み、外光反射を抑える非光沢パネル「ComfyView」
とプレイヤーの目のことを考えた設計となっている。

発売直後で品薄状態

4月18日（木）に発売したばかりのVG271Pbmiipxだが、市場では既に品薄状態となっている。
Amazonでは5/20～7/4までに配送となっており、各種家電量販店では取り寄せとなっている。
eスポーツ市場の拡大とともに高画質のゲーミングモニターの需要の増加しているため、しばらくは入手困難な状況が続きそうである。

製品詳細はAcer公式サイトにて。

VG271Pbmiipx詳細スペック