レノボは2025年1月にラスベガスで開催されたCES 2025でゲーミングデバイスブランド「Legion」の新製品「Legion Go S」を発表しました。
2024年に発売したポータブルゲームマシン「Legion Go」のバリエーションモデルとなります。
最大の特徴は本体設計の変更で、「Legion Go」では脱着式だった左右のゲームパッドが一体型となっています。
新製品「Legion Go S」を発表!

「Legion Go S」にはOS別に2つのモデルが用意されます。
ホワイトのモデルはOSがWindows 11、ブラックに見えるモデルは深紫(Nebula Violet)で「SteamOS」を搭載します。
このSteamOS搭載モデルは同OSを開発した、Valve Corporationのポータブルマシン「Steam Deck」以外では初となるものとのこと。
価格はWindows 11モデルが729.99ドルで、追って性能を変えた599.99ドルのモデルも登場します。
一方SteamOSモデルは499.99ドルと、かなりアグレッシブな価格で登場します。

基本スペックはディスプレイが8インチ、解像度1920 x 1200ドット、リフレッシュレートは最大120Hz。
Legion Goの8.8インチ、2560 x 1600ドットよりスペックダウンされています。
プロセッサはAMDの「Ryzen Z2 Go」「Ryzen Z1 Extreme」と2タイプが発売になります。
メモリは32GB(7500MHz LPDDR5X)、ストレージは最大1TB(PCIe SSD)。
バッテリーは55.5Wです。
Legion Go同様、Legion Go Sも多数のゲーム用操作ボタンを搭載しています。
背面にはトリガーボタンの感度調整用のスイッチも搭載されています。
こちらは本体を上から見たところ。
ジョイスティックが一体型なこともあって、持ちやすいと感じます。
こちらはボタン類の設定画面。
デモのゲームをいくつかプレイしてみましたが、初代のLegion Go同様に持ちやすく快適にゲームができると感じられました。
なお本体のサイズは229 x 127.55 x 22.6mm、重量は730gです。
Legion Goより一回り小さいこともあってか持ち運びもしやすいと思います。
WindowsモデルなのでWindows 11の画面も表示可能。
なおSteamOSモデルは5月発売予定。
販売国情報などはまだ公開されておらず、日本で発売されるかどうかは不明です。
▼Photo & Written by Yasuhiro Yamane/山根康宏
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