Facebook Pixel

「薩摩金山蔵」は没入度満点なリアルイマーシブ空間!酒好きゲーマーが実際に体験してみた!

「薩摩金山蔵」は没入度満点なリアルイマーシブ空間!酒好きゲーマーが実際に体験してみた!
レビュー

どうも、酒好き女れいか氏です。この度「うかぜ」のレビュー記事が嬉しいことに濵田酒造さんに好評で「よかったら濵田酒造の金山ツアーに参加しませんか?」と嬉しい招待をいただきました!やったー!

「うかぜ」と「だいやめ」を作っている蔵元に行ってきたのでレポートしていきます!

れいか氏、濵田酒造の焼酎が好きすぎて現地にご挨拶

薩摩金山蔵に到着!
薩摩金山蔵に到着!
Saiga NAK

ということで現地に参ってきました。濵田酒造が経営している薩摩金山蔵に来ています。
ここは歴史の詰まった坑洞の中で酒造している世界的にもも珍しいところなのです。

最近はAR、VR技術を駆使したゲームや人工的な没入型体験施設が増える中、薩摩金山蔵は坑洞内を一歩一歩進むたびに、「物語」「時間」「熟成の香り」を全身でひしひしと感じる「リアルなイマーシブ空間」と言えます!

もうこれはゲーミング酒蔵といっても過言はないのです!

ドーン!金山蔵ロゴを表現してみました!
ドーン!金山蔵ロゴを表現してみました!
Saiga NAK

そんなゲーミング酒蔵の入口に大きく待ち構えているのは薩摩金山蔵のとっても大きな看板!

「かめ仕込み」「かめ貯蔵」という江戸時代の焼酎づくりを未来に伝えるためにシンボル的に置いているそう。人が2、3人くらい入りそうで迫力満点です。

薩摩金山蔵
薩摩金山蔵
Saiga NAK

次に薩摩金山蔵が誕生した地である串木野金山の説明が書いてあるオブジェクトを発見!
お世話になる施設なのできっちり歴史のお勉強をしましょう!

金山蔵は鹿児島県の串木野にある日本遺産認定地。その歴史は時空を超え、350余年にわたり掘り続けられてきた時代にまで遡ります。

鹿児島県内には金の産出量全国1位の菱刈と4位の串木野があり、実は鹿児島県は日本で一番金を生み出している場所なんです。串木野金山は、金がたくさん採れるこの山をいち早く見つけた当時の島津藩主島津光久公が掘り進め、現在は休山中だそうです。

薩摩金山蔵にはこういった串木野金山の歴史も薩摩金山蔵の資料館で学ぶことができるので、要チェックしましょう!

まず入場するとお出迎えしてくれるのがこの大きな扉!

意外に開けやすい
意外に開けやすい
Saiga NAK

・・・これエルデンリングの主人公がボス戦の前に開く扉くらいでかいやないかい!

Saiga NAK

館内はトロッコの待ち時間にも楽しめるようにということで、触ってもいいオブジェクトや和風の古き良き日本の庭園が一面に広がっています。

 Saiga NAK

「金」が付く蔵にふさわしい大きくてゴールデンな鯉も発見!

少し進むと物販コーナーが!

濵田酒造のだいやめ先生発見!
Saiga NAK

これぜーーーーんぶお酒!お酒大好き!

金山×蔵元は日本でも珍しく、外国人観光客もよく来られるそうです。

薩摩金山蔵の本格芋焼酎「福金山」
薩摩金山蔵の本格芋焼酎「福金山」
Saiga NAK

そして、外国人の圧倒的受けの良さは「金箔入りの焼酎」なのだとか!

他にも梅酒や日本酒、売店限定のオリジナルグラスも販売しているので是非チェックしましょう。

串木野金山の歴史を学べる資料館


Saiga NAK

トロッコの待合所や資料館では、鉱石の中にひそむ本物の金を見たり、串木野金山の歴史を学んだりできます。
語るとものすごい量になってしまうのでぜひとも薩摩金山蔵の資料館でたくさん学びましょう。

館内には

  • 鉱石から金になるまでの流れ
  • 金を含む鉱石
  • 串木野金山の写真と道具
  • 串木野金山の立体坑洞マップ
  • 串木野金山の歴史

などが見学できます。

当時の採掘している時の写真や、実際に使われたツルハシなど歴史の奥深さを学べる施設です!

トロッコに乗って薩摩金山蔵で作られているお酒を見てみよう!

トロッコ乗り場
トロッコ乗り場
Saiga NAK

ということでやってきたのはトロッコ乗り場。
今回貸し切りでツアーを開催していただくことに!この恩は必ずお酒の飲酒量で返します!

このトロッコに乗って、焼酎が造られ、貯蔵されている夢のような場所に行くわけです

トロッコが出発するとジェットコースターが発進する時みたいにドキドキ!
トンネルの奥から吹いてくる坑洞からの風を直で感じることができて、没入感ハンパないです!

また、コウモリが稀に出現するようで、出くわした方は剛運の持ち主と言われましたが私たちには現れませんでした(泣)

坑洞の中は年中19度前後!
坑洞の中は年中19度前後!
Saiga NAK

ガタンゴトンと揺られながら、700メートルのトンネルの先にある坑洞入口に到着。すると、芋焼酎のほのかな甘みのある香りが漂っています。普段絶対匂わない体験にテンション爆上がり!
坑洞の中は年中19度前後で冬には暖かく、夏には涼しい空間が広がっています。

太陽の光が一切入らず、1年を通じて一定の温度が保たれることは焼酎の熟成に最も重要とのこと!

田渕 明さんとれいか氏
Saiga NAK

坑洞ガイドはベテラン蔵元案内人の田渕 明さん。まるでリアルなマイクラ空間、ということでマイツルハシ片手にいざ探検開始!

火薬類取扱所
Saiga NAK

ここは実際に採掘するために当時使われた爆薬のレプリカ展示もしてあります。
当時はここで爆薬を受け取り、掘り続けていたということです。

大きな横線がダイナマイトの痕
大きな横線がダイナマイトの痕
Saiga NAK

多くの先人達がダイナマイトを使って金鉱脈を探し求めていました。岩の傷一つにも歴史を感じますね・・・感慨深い・・・

採掘に使われた重機
採掘に使われた重機
Saiga NAK

他には鉱夫さんや鉱石を運ぶために使われた「巻上機(まきあげき)」と呼ばれる重機が保存され、当時の作業の様子を学ぶことができます。

Saiga NAK

れいか氏「この中のどこかに・・・金・・・」

※実際に持って帰ることはできません

焼酎の仕込みエリアに到着!

Saiga NAK

現代の焼酎造りは2段階に分ける「二次仕込み」ですが、薩摩金山蔵では江戸時代の「どんぶり仕込み」を採用していて、昔の焼酎造りを伝え続けています。
赤いボタンをポチっと押すと、ジオラマの人形が動き出し、田淵さんがそれに合わせて工程を丁寧に説明してくれる贅沢時間です!

金山蔵の焼酎造りは

  • 金山蔵しか使われない特別な「黄金麹」が使われている
  • 芋の仕込みでは鹿児島県産のさつまいものみを使用する
  • かめの中にあらかじめ入れられた仕込み水、米麹、酵母、蒸して粉砕したさつまいものすべての材料を一緒に入れて仕込み、発酵させる「どんぶり仕込み」
  • 原料が発酵した「もろみ」を加熱し、蒸気を冷やして液体に戻すことで焼酎の原酒ができる。

これらを通じて私たちがだ~~い好きな焼酎が出来上がるということなのです。

因みに、麹を使った酒造りは江戸時代から盛んで、醤油づくりや味噌づくりのように家庭を守る女性の仕事だったとのこと。
歴史を学ぶだけでお酒一杯は飲めますね!

「カブト釜式蒸留器」
「カブト釜式蒸留器」
Saiga NAK

そして金山蔵では「カブト釜式蒸留器」を使用して焼酎を造っています。これは江戸時代に使われていた製法を現代で蘇らせたものです。

紫外線の入らない一定の温度が保たれた「串木野金山」の熟成にぴったりの環境が濵田酒造の焼酎造りのノウハウと融合して、「薩摩金山蔵」の美味しい焼酎を生み出してくれてるわけですね!

焼酎だけじゃない!地下坑洞のパワースポット

お参りをするれいか氏「金…酒…」
お参りをするれいか氏「金…酒…」
Saiga NAK

薩摩金山蔵にはパワースポットが2つも存在して坑洞全体にパワーが溢れかえっています。これにはメンヘラもニッコリ。

1つ目は、戦国時代最強武将のひとりとして知られる島津義弘公を祀っている「薩摩開運神社」です。
関ヶ原の戦いで、敵の真ん中を突破して薩摩に戻った「強運」と、本物の金が眠る金山の「金運」は、まさに最強パワースポット!

鳥居の両脇にある鉱石には金が含まれているので、触ると金運がよりアップすると説明を受け、これにはれいか氏大興奮!

強運と金運アップ!
強運と金運アップ!
Saiga NAK

れいか氏「触れば触るほどいいってことですか!?」

2人とも強運と金運アップ!
2人とも強運と金運アップ!
Saiga NAK

カメラマンのれなちんと我を忘れて触ります。

そしておみくじコーナーもあります。
結果は・・・

2人とも大吉!
2人とも大吉!
Saiga NAK

どちらとも「大吉」!!

これは・・・!?と2人ともよぎります

「「みんなが幸せになるように大吉しかないのでは・・・?」」

れなちんがぶっこみます「これって大吉しかないやつじゃないんですか?」
れいか氏「・・・!!!(こいつ言いやがった!)」

 おみくじ掛け
おみくじ掛け
Saiga NAK

しかし今回担当してくれた濵田酒造広報の川野さん。
「そんなことないですよ~大吉以外の結果が出ておみくじ掛けに結んでる方たくさんいらっしゃいます!」

じゃあ川野さんも引いてもろて・・・

本来おめでたいことなのに、こんなにも大吉以外を出てほしいと思ったことはないでしょう。
「「川野さん、どうか中吉くらいであってくれ・・・!!!」」

結果は

「中吉」

「「おおおおおおお!!!」」

これにて金山蔵のおみくじは公平性が保たれました!ふぅ・・・

2つ目のパワースポットは「黄金の観音菩薩像」

「黄金の観音菩薩像」
「黄金の観音菩薩像」
Saiga NAK

この「黄金の観音菩薩像」は、金採掘へ向かう作業員たちの安全祈願のために、1929年(昭和4年)頃に建立されました。

先ほども紹介したように鉱山はダイナマイトを使用したり、大きな重機を扱うことから、常に危険が付き物だったと容易に考えられます。
そんな作業員をずっと見守り、「無事に帰って来れますように」という送り出す人の想いの詰まった菩薩像が、時代を超えてなお、薩摩金山蔵を訪れる酒好きたちを見守っているのです。

「金の観音菩薩像」
「黄金の観音菩薩像」
Saiga NAK

下には地下の湧き水が噴き出し、水面に映る幻想的な逆像にうっとり引き寄せられます。

「金の観音菩薩像」
「黄金の観音菩薩像」
Saiga NAK

れいか氏「これからもおいしいお酒がたらふく飲めますように」

「金の観音菩薩像」
「黄金の観音菩薩像」
Saiga NAK

最後に「よっ友挨拶」をするれいか氏。何だかさっきよりにこやかになった気がします。

未来へのメッセージと共に坑洞内でゆったりと熟成タイムカプセル焼酎「熟成と共に福来り」

長期熟成貯蔵庫
長期熟成貯蔵庫
Saiga NAK

坑洞内で造られた焼酎の原酒が貯蔵されている1,000リットルの「かめ」がずらりと並ぶ光景は圧巻!「熟成と共に福来り」の中に入れる焼酎にも使われています。

「薩摩焼酎 金山蔵」の香りをかいでみるれいか氏
「薩摩焼酎 金山蔵」の香りをかいでみるれいか氏
Saiga NAK

金山蔵売店で売られている「薩摩焼酎 金山蔵」は2種類。黄金麹が使われており、坑洞内で貯蔵され、華やかでまろやかな味わい。緑のボトルの「薩摩焼酎 金山蔵」がアルコール度数25度で3年貯蔵熟成、赤いボトルが「薩摩焼酎 金山蔵 RED」が35度で5年の長期貯蔵熟成されたプレミアム焼酎です。

記念ボトル「熟成と共に福来り」
記念ボトル「熟成と共に福来り」
Saiga NAK

記念ボトル「熟成と共に福来り」は、自然環境の中での熟成が可能な薩摩金山蔵ならではのお預かり焼酎です。ボトルに貼り付けられたラベルには依頼者の思いのこもったメッセージや絵が綴られています。初回の申し込みで1年~5年、以降も追加料金で何年でも延長可能とのこと。オンラインショップ「Shochu.Life」でも申込できます。

5年後の自分への言葉、健康祈願、お子さんが20歳になった時の乾杯祝いのためなど、様々な願いの込められたたくさんのメッセージを見ることができて「自分はなんて書こうかな」など考えを巡らせるのも楽しさの1つですね。

著名人も残した記念ボトル「熟成と共に福来り」
Saiga NAK

また著名人の記念ボトル「熟成と共に福来り」も飾られており、最近だとお笑い芸能人の「錦鯉」が番組の一環で作られたそうです。
他にも千原ジュニア氏や照瑛氏など、みんなが知っている方々の味のあるメッセージを見ることができるのも楽しいですよ!

れいか氏の酒蔵ツアー無事終了!

Saiga NAK

いかがでしたでしょうか?

「だいやめ」が大好きで、その濵田酒造さんの焼酎蔵のひとつ「薩摩金山蔵」を堪能できた今回の見学ツアー。神秘的な空気の中で金山の歴史や焼酎のことを学べて、これでまた一杯(グビグビ)。

「薩摩金山蔵」は、福岡の大人気番組「アサデス」やTBS系列「世界ふしぎ発見!」など数々のメディアで紹介されている観光蔵。また、「串木野金山」として漫画「だんドーン」でも描かれている聖地巡礼スポットでもあります。

さらに、2024年に日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことから、麹から造られる焼酎は世界でも注目されています。そんな中、より新しいお酒に挑戦しようとする濵田酒造さんは、私の一生の推しです。

濵田酒造さんのお酒最高だぜ!

薩摩金山蔵は、土日祝限定で坑洞見学を受け付けていて、見学後に試飲ができるツアーもあります(20歳以上のみ申込可)。今回は、その試飲も体験させていただきました。試飲記事は後編にて公開するのでそちらも是非チェックしてみてくださいね。

試飲の記事は後編にて公開するのでそちらも是非チェックしてください。

今回の薩摩金山蔵のツアーの予約は「薩摩金山蔵見学ツアー予約受付フォーム 」よりご確認ください。
また金山蔵のお酒が気になった方は「金山蔵の商品一覧」より購入できますので、一度覗いてみる価値アリです。

薩摩焼酎 金山蔵 720ml
薩摩焼酎 金山蔵 720ml

Amazonで購入 楽天市場で購入楽天市場 メルカリで探すメルカリYahoo!ショッピングで購入 au PAYマーケットで探すau PAYマーケットヤマダモールで探すゲオオンラインで探すゲオオンライン Qoo10で探すQoo10 セブンネットで探す

濵田酒造から発売された本格麦焼酎「うかぜ」をレビュー!4種のお茶割りで比較してみた!
濵田酒造から発売された本格麦焼酎「うかぜ」をレビュー!4種のお茶割りで比較してみた!

鹿児島県いちき串木野市に本社を置く、明治元年創業の焼酎メーカー「濵田酒造」より発売された麦焼酎「うかぜ」「個性溢れる4種の原酒の絶妙ブレンドが生んだベストな甘芳ばしさ」というキャッチフレーズで「IWSC2024」の金賞を受賞しています。今回れいか氏の肝臓がときめく焼酎を頂いたので、たくさんレビューしていきます!

© 2014 - 2025 HAMADA GROUP