CESA(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)が主催する「日本ゲーム大賞 2020(Japan Game Awards 2020)」で「あつまれ どうぶつの森 開発チーム」が経済産業大臣賞を受賞した事が東京ゲームショウ2020オンラインで発表された。
ゲーム分野以外からも注目を集め、ゲーム産業の発展に大きく貢献
経済産業大臣賞の受賞理由として、下記のように述べられている。
日本ゲーム大賞現実と同じ時間が流れる、プレイヤーそれぞれの無人島で、自由気ままな毎日を過ごす本作。
虫捕り、魚釣り、住民との交流、多岐にわたるアイテムの収集、島のデザインなど、楽しみかたは人それぞれ。
SNSにおける情報発信・情報交換も活発で、さまざまな人の島に遊びに行くきっかけにもなるなど、プレイヤー同士のコミュニケーションも盛り上がりました。また、インフルエンサーや著名人がユーザーとして主催するイベントに多くの注目が集まるなど、ユーザー自らが発信する情報を起点とするコミュニケーションにより、国内のみならず世界中で社会現象と呼べるほどのムーブメントに発展。
本作をきっかけに、久しぶりに据え置き型ゲーム機でのプレイを再開したユーザー、さらには初めて据え置き型ゲーム機を購入したという声も多く、「Nintendo Switch」本体の販売数も大きく伸ばすと共に、携帯専用の「Nintendo Switch Lite」は、ソフト同時発売となった新色の『コーラル』を中心に、多くの女性客にも受け入れられ、今も人気が続くなど、ゲームユーザーの裾野を大きく拡大しました。
更には、自分だけの衣装などをデザインして、オンライン上でプレイヤーに公開できるゲーム内機能「マイデザイン」を、実在する様々なブランド・企業が活用。海外の有名美術館が所蔵品をアイテム化し、データを提供するなど、他分野のファンからも注目を集めた点なども含め、当産業の発展に大きく貢献され、本年度の経済産業大臣賞に決まりました。
発売から3ヶ月で2,240万本販売
「あつまれ どうぶつの森」は発売から3ヶ月で2,240万本を累計販売数を達成するなど、シリーズ歴代セールスを達成。
昨年の2019年11月に発売された「ポケットモンスター ソード・シールド」が累計1,822万本、2018年12月に発売された「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」が累計1,999万本という、昨年&一昨年発売の人気タイトルの販売数を短期間で抜いている。
また9月30日より秋の無料アップデートが配信開始される予定、季節イベントの「ハロウィン」に向けて島を飾り付けできるようになる。
引き続き“あつ森”こと「あつまれ どうぶつの森」が多くの人に愛され発展していくと予想される。
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