2024年9月26日(木)~29日(日)に開催された「東京ゲームショウ2024」
最新ゲームの情報やデバイスの体験など日本最大級のゲームの祭典として大いに盛り上がりを見せました。
そんな会期中に発表された一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)の新たな取り組み「Top Game Creators Academy(トップゲームクリエイターズ・アカデミー)」の詳細が判明。
公式サイトが公開され、エントリー受け付けが始まりました。
「TGCA」クリエイターの募集がスタート
2024年9月27日(金)の東京ゲームショウ2024内イベントステージで発表された「トップゲームクリエイターズ・アカデミー(以下、TGCA)」
未来のトップクリエイター育成のため、文化庁の補助金によって日本芸術文化振興会に設置された文化芸術活動基盤強化基金を活用した新たな人材育成プログラムとして注目を集めています。
そんなTGCAの公式サイトがついにオープンされ、クリエイターの募集が始まりました。
本プログラムの目的は“オリジナルのゲームIP・コンテンツを創出できる、優れたアイディアと技術力を持つクリエイターの育成”としており、応募者は2025年3月末時点で30歳以下であることが求められます。
国内屈指のクリエイターによるサポート
2024年11月1日(金)から2025年1月31日(金)午後5時00分までの応募エントリーの後、選考プロセスを経て2025年3月頃に育成対象者の決定および発表が行われる予定。
みごと育成対象者に選ばれたクリエイターはプログラム全体の監修役(プリンシパル)である株式会社レベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博(@AkihiroHino)さんをはじめ、日本国内の現役クリエイターによる伴奏支援が受けられます。
TGCA公式サイトには・・・
- カプコン
- バンダイナムコエンターテインメント
- ディー・エヌ・エー
- スクウェア・エニックス
- コーエーテクモゲームス
- セガ
- グリー
- コナミ
・・・といった日本国内でもトップクラスの企業が名を連ねています。
ゲームイベントに出展して世界を目指す
TGCAの活動を通して制作したゲームは東京ゲームショウ2025および海外の見本市など国内外のイベントへの出展を目指します。
リアルな体験を通して得られるビジネスノウハウまで身につければクリエイターとして怖いものなし!
各イベント出展に必要な交通費や宿泊費といった経費もプログラムが負担してくれるので、クリエイターはゲーム制作に集中することが可能です。
応募は1月31日まで
TGCAプログラムの応募受け付けは2024年11月1日(金)から2025年1月31日(金)午後5時00分まで。
応募条件は2025年3月末時点で30歳以下であることや、過去のゲーム制作による収入の合計が500万円以上になる者が含まれないことなど。
個人または個人からなるチームでの応募も認められています。
作品は過去のコンテスト入賞作のアップデートも可とのこと。
我こそは!というクリエイターの皆さんはこれを機に改めてトップクリエイターを目指しましょう!
2024年12月上旬をめどにTGCAの説明会も開催される予定です。
応募条件など詳細はTGCA公式サイトをご覧ください。
スケジュール
- 2024年11月: 育成対象者の募集開始
- 2025年1月: 募集締め切り、審査開始
- 2025年2~3月: 1次審査(書面審査及び応募書類の要件審査)、2次審査(必要に応じて試遊とヒアリングによる審査)
- 2025年3月: 育成対象者の決定・発表
- 2025年4月: TGCA開始、伴走支援による作品の制作、CEDEC視聴参加、TGS、台北ゲームショウ、gamescomといった国内外のイベントへの出展を検討、出展に必要なビジネス能力の講義、期間中に1Day合宿実施
- 2027年3月: TGCA卒業、終了後3年間をめどにフォローアップ