若手クリエイターのゲーム製作を支援!CESAがクリエイター育成プログラム「トップゲームクリエイターズ・アカデミー」を発表!

業界ニュース

2024年9月26日(木)~29日(日)の期間で開催中の「東京ゲームショウ2024」(以下 TGS2024)
日本国内はもちろんのこと国外からも数多くの企業が参加し、出展社数は985社と過去最多を記録しています。
最新情報はもちろん最新作の試遊など体験できるTGS2024ですが、2024年9月27日(金)に「CESA発表ステージ」が行われ、新たなクリエイター育成のプログラム「トップゲームクリエイターズ・アカデミー」(以下 TGCA)が発表されました。

将来のトップクリエイターを輩出!「トップゲームクリエイターズ・アカデミー」発表!

Saiga NAK

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下 CESA)は、TGS2024にて、次世代クリエイター育成のプログラム「TGCA」を発表しました。
TGCAは文化庁、日本芸術文化振興会そしてCESAの3社による育成事業です。
次世代の若手クリエイターが、アイディアや技術力を活かしてゲーム制作ができるよう、メンターをはじめ、クリエイティブアドバイザーやビジネスアドバイザーによる指導が行われます。
TGCAの構想として3年~5年と複数年支援し、優れたクリエイターを世界に送り出すとのことです。

TGCAの特徴

  • 育成対象者ごとに専任メンター、クリエイティブアドバイザー、ビジネスアドバイザーが伴走支援
  • 各アドバイザーにCESA会員企業を中心とした、国内大手企業の現役クリエイターをアサイン
  • イベント出展を基軸とし、国内イベントから海外イベントへステップアップを目指す

また育成対象者として選考されると指導は無償で行われ、イベント出展に必要となる旅費や経費をはじめとした必要なサポートも無償になります。
イベントの出展やクリエイトにかかる費用が全面的にサポートされるのは、開発意欲の向上にも繋がりますね。

TGCAのプリンシパルにレベルファイブの日野晃博氏が就任

Saiga NAK

TGCAのプリンシパルとして、レベルファイブの代表取締役社長「日野晃博」氏の就任が発表されました。
日野晃博氏はこのプログラムで本物のクリエイターを見つけ、しっかり支援していきたいと述べられています。

日野晃博氏の選出理由としては、「レイトン」シリーズや「妖怪ウォッチ」など数多くの作品を手掛けた実績はもちろんのこと、プログラマーやディレクターでもある日野晃博氏が、プログラムに参加するクリエイターの全体の目標になるとのことで選出に至ったとのことです。

日野 晃博氏 就任コメント

トップゲームクリエイターを目指す皆さんへ
この度、才能豊かな若者が集まる「TGCA」がスタートするということで、今から皆さんにお会いできるのがとても楽しみです。
僕もゲームクリエイターとして働き始めて30年以上が経ちますが、トップクリエイターと呼ばれる方々には「仕事を仕事と思わず、楽しみながら没入している」という共通点があると感じています。
ゲーム制作には難しい瞬間もありますが、それを上回る絶対的な楽しさがあります。
TGCAに集まる皆さんも、このプログラムを通じて、挑戦の中で楽しむ心を持ちながら、制作に没頭してほしいです。
何かをやらされる場所ではなく、自ら何かを成し遂げる場所として、皆さんのクリエイティブなエネルギーを存分に発揮していただくことを期待しています。
将来、この場で多くの経験を積んだ皆さんと一緒に、ゲーム業界をさらに盛り上げていける日を心待ちにしています。
たくさんのご応募をお待ちしています!

ゲーム産業の市場規模は4年間で2倍に!「ゲーム産業レポート2024」発表

Saiga NAK

「TGCA」の発表に併せ、CESA理事・CSR委員会委員長を務める岡村 信悟氏から「ゲーム産業レポート2024」が発表されました。

ゲーム産業の市場規模は4年間で2倍に右肩上がり!

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ゲーム産業のグローバルの市場規模は約30兆円に。
2020年のコロナ禍でも市場規模は高まり、4年間で約2倍にまで伸長しました。
地域別累計では、東アジアが42%と約半分を占め、北米、欧州と続きます。

コンテンツ産業はゲームが6割を占める結果に!

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コンテンツ産業の海外売上は、4.7兆円と鉄鋼産業に迫る勢いに。
コンテンツ産業の内訳としましては、ゲームが全体6割を占める結果となりました。
アニメと合算するとコンテンツ産業の9割にのぼります。

ゲーム産業従事者の平均年収や初任給が上昇傾向に!

PR TIMES

ゲーム関連産業の拡大ということは、携わる人口も増えたということ。
総就業人口は周辺産業も含め、約20万人にのぼることが明らかに。
労働の観点からもゲーム産業が重要な立ち位置にあることが、データから読み取れますね。
またゲーム産業の平均年収は約708万円で、初任給の月平均が23.6万円であることが公表され、ゲーム産業従事者の平均年収や初任給が上昇傾向にあることが発表されました。

小中学生男子のなりたい職業ランキングでは「ゲームクリエイター」が1位に!

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2023年に実施された男子小中学生にとってあこがれの職業ランキングでは、「ゲームクリエイター」が堂々の1位に!
2位のプロスポーツ選手と3.2%の差をつけ17.9%の票を集めました。
近年のeスポーツの盛り上がりやゲーム産業の拡大につれ、ゲームに触れる機会が増えたことから、よりゲームは身近な存在になったことを示しているのではないでしょうか。

25年卒が選んだ企業ランキングにゲーム会社がランクイン!

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マイナビ・日経 2025年卒大学生就職企業人気ランキングによると、25年卒が選ぶ「就職企業人気ランキング」にゲーム会社が上位ランクインしました!
その中でも理系では、PlayStationでお馴染みのソニーグループが1位に。セガも9位にランクインしています。
また理系のみならず文系でも8位にセガ、10位にバンダイと若者の間でゲーム業界への関心が高まっていることが示されています。

応募は2024年10月末から開始予定!

Saiga NAK

TGCAの公募開始時期は、2024年10月末を予定しています。
応募条件としては30歳未満であることやゲームソフトを1本以上実制作経験があることがあげられています。

  • 2025年3月末時点で30歳以下の方
  • プロアマチュア問わず、ゲームソフト1本以上の実制作経験があること
  • 職業としてゲームのパブリッシングで生計を立てていない方

「ゲーム産業レポート2024」では、ゲーム産業全体の市場規模が4年間で約2倍に伸び、グローバル市場規模は約30兆円に右肩上がりであることが発表されました。
また小中学生のなりたい職業の1位としてゲームクリエイターがランクインするなど、今後もゲーム産業の発展が楽しみですね!
今後のスケジュールとして、2024年10月末までに専用サイトが立ち上げられ、公募開始するとのことですので続報を待ちましょう!
詳細はCESA公式サイトから確認できます。

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