台湾に本社を置くPC・スマートフォン・周辺機器製造メーカーのASUSTeK Computer Inc.(ASUS)が、同社のゲーミングライン「ROG」シリーズより1080p/60fpsのフルHD Webカメラ「ROG Eye」を発表しました。
ROG Eyeはゲーム配信に最適化
ゲームの実況配信を行う際、ゲーム画面だけでなく配信者の姿も映し出すのは既に定番の配信方法となっています。
ラップトップPCで配信する際には付属のインカメラを使用する人も多いかと思いますが、画像が荒かったり、暗くなってしまったりと決して性能がいいカメラとは言いづらいものです。
「ROG Eye」はそんな配信者の悩みを全て解決できる製品となっています。
1080p/60fpsのなめらかな映像
「ROG Eye」は1080pの解像度と、通常のカメラの2倍の60fpsのフレームレートを有しています。
配信の際に大きなアクションを行ったとしても「ROG Eye」は配信者の姿を鮮やかに、なめらかに映し出します。
優れた顔と自動検出とオートフォーカス
ゲームのプレイ時に部屋を暗くするプレイヤーは結構多いですよね。
一人でプレイしている際には全く問題ないのですが、配信となるとプレイヤーの姿が暗いのは視聴者は気になるものです。
また暗い環境での映像はブレてしまったり焦点がズレてしまったり見づらいこともあります。
「ROG Eye」には優れた顔検出機能が搭載されており、暗い環境でも明るく配信者の姿を映し出してくれます。
カメラに映った人物の顔を自動検出し、画像を微調整して顔を明るく見せてくれます。
またオートフォーカスも優秀で、配信者が仰け反ったり、カメラに近づいたりしても焦点がズレません。
ワイドダイナミックレンジ技術とブルーグラス
配信を行う場所の照明の位置によっては、カメラに対して逆光になってしまうこともありますよね。
そんな環境でも「ROG Eye」にはワイドダイナミックレンジ技術が採用されており、逆光状態でも露出過度を抑えてくれます。
またレンズにはブルーグラスが使用されており、赤外光をフィルタリングしてくれます。
これで例の赤い謎の光を気にする必要がなくなりますね。
ビームフォーミングマイクでノイズレスな音声
昨今のWebカメラにはマイクが搭載されているものも多いですが、「ROG Eye」は一味違います。
「ROG Eye」にはデュアルマイクが搭載されている上、ビームフォーミング技術が採用されています。
ビームフォーミング技術によって、ファンの旋風、キーボードのクリック、ゲームのサウンドエフェクト、自分以外の声などの周囲のノイズを除去され、騒がしい環境でも安心です。
またマイクの音声や指向性も好みに設定することができるので、96kHz/24ビットのサンプルレートでの高品質のオーディオレコーディングでクリアな音声を届けることができます。
スリムでシンプルなボディ
大きなWebカメラを使用していると、プレイ中に視界に入ってしまい気が散ったりしますよね。
「ROG Eye」のは81mm × 29mm × 17mmのコンパクト設計になっているので、カメラがあることも忘れてしまうくらいです。
アルミ合金製のベースが付属していますので、モニターに取り付ける以外にも、単体でデスクに置いても安定して使用できます。
ROG Eyeの発売日と価格は?
ASUS公式サイトのROG Eye商品ページ(英語)には残念ながら日本での発売日や価格の表記はありませんでした。
実況配信の際にWebカメラはもはや必需品ですので、高画質なWebカメラを探している編集部でも続報を期待しています。
「ROG Eye」詳細スペック
Connector | USB |
---|---|
Platform | PC / MAC |
Cable Length | 2 meter |
Dimensions | U8.1 x 2.88 x 1.66 cm (WxDxH) |
Image resolution | 2592 x 1944 |
Focus Type | Auto |
Polar patterns | Beamforming(Dual Mic) |
Package contents | ROG Argus webcam Aluminum-alloy base USB cable Webcam cover Quick-start guide |