石川県金沢市に本社を置く精密機器メーカー株式会社アイ・オー・データ機器が、PCを使わずに単体で録画が可能なHDMIキャプチャーユニット「GV-US2C/HD」を発売することを発表した。
SDカード対応で単体で録画
「GV-US2C/HD」はPCに接続せずに、単体でゲーム動画を録画することが可能になっている。
ゲームとモニターの間にHDMIで接続をし、録画を行う際には本体のボタンを押すだけでゲーム画面を録画することができる。
データは本体に挿入することができるSDカードに保存される。
4Kパススルーに対応した高性能HDMIキャプチャー
「GV-US2C/HD」は4K60pのパススルー機能を搭載しており、高画質なゲーム画面を「GV-US2C/HD」を通した後も、遅延を気にせずそのままゲームをプレイする画面に映し出すことができる。
録画動画の最大解像度1,920×1080、60fpsに対応しているので、動画配信した際も十分な解像度を確保できる。
選べるデータの保存先
動画の解像度や時間によっては接続先のPCの残り容量を気にしなければいけない場合が多々ある。
「GV-US2C/HD」では保存先を本体に挿し込んだSDカード、接続先のPC、PCに接続してあるUSBハードディスクと選ぶことができる。
また動画の解像度も3種類から設定できるので、動画の内容によっては解像度を落とし、容量を抑えることができる。
ボイスチャットの音声も同時に収録
「GV-US2C/HD」本体にはヘッドセット用の入力端子が備わっており、ヘッドセットを接続することでボイスチャットの音声もゲーム画面と併せて収録することができる。
簡単にリアルタイムでの配信や、録画した動画に音声を入れることができるので、動画配信のバリエーションを広げることができる。
iPhoneで使用可能
Apple純正HDMI変換アダプターを使用し「GV-US2C/HD」にiPhoneを接続することで、iPhoneの画面を配信、録画することが可能。
iPhoneのゲームアプリの配信できる他、録画をして編集することもできる。
無料配信ソフト、動画編集・アップロードソフトが付属
「GV-US2C/HD」には録画・ライブ配信ソフトの「I-O DATA HD Live Capture」と編集ソフトCyberLink「PowerDirector 15 for I-O DATA」が付属する。
「I-O DATA HD Live Capture」で録画した動画に「PowerDirector 15 for I-O DATA」でエフェクトをかけたり、文字を挿入したりと様々な編集をすることができる。
どちらもシンプルでわかりやすい操作画面なので、手軽にワンランク上の動画を作成することができる。
人気配信アプリにも対応
「GV-US2C/HD」はゲーム機の動画配信機能以外の配信アプリにも対応している。
2019年5月22日現在では、OBS Studio(v23.0.1)とXSplit Broadcaster(v3.6.1811.2318)での動作確認がされているので、現在の配信環境のまま、「GV-US2C/HD」を使用することができる。
発売日と価格
「GV-US2C/HD」の発売日は2019年6月下旬予定、価格は23,200円(税別)となっている。
ゲーム動画の配信には必須とも言えるHDMIキャプチャーユニット。4Kパススルーだけでなく、単体録画、iPhoneの録画等の多機能なこの製品は、最高性能のHDMIキャプチャーユニットの1つと言っても過言ではないのではないだろうか。
製品詳細は「GV-US2C/HD」製品ページにて