株式会社テックワンが、深センOne-Netbook Technology社が今夏発売を予定していたポータブルゲーミングUMPC「OneGx1」を同社の公式サイトのほか、全国のヨドバシカメラ、ビックカメラ、ソフマップ、そしてAmazonにて2020年8月22日(土)から販売することを決定した。
販売に先駆けて行われていたゲームコントローラーなどがもらえる予約キャンペーンはすでに終了しており、2020年8月17日の週より配送準備が整い次第、予約分の発送がされる。
OneGx1の特徴
OneGx1は7インチクラスのUMPCカテゴリーに属するポータブルゲーミングPC。
重さわずか0.62kgという軽量かつコンパクトなボディながら、ゲーミングPCとして本格的な性能を備えている。
スマートフォンやタブレットPCと同じようにカバンにしのばせておけば、いつでもどこでもPCゲームを楽しむことが可能だ。
第10世代Intel Core i5プロセッサー搭載
最大4コア/8スレッド、14nm++プロセスのComet Lakeにあたる第10世代Intel Core i5-10210Yを採用。
パワフルかつ安定性に優れたスムーズな処理を可能とし、常に高いパフォーマンスを発揮する。
大容量のメインメモリも8GBまたは16GBから選択が可能だ。
ゲームだけでなく、Microsoft OfficeやAdobe Creative Cloudといった主要アプリケーションもスムーズに動作させることができるため、ビジネスにも活用できる。
ゲームを鮮やかに描写する7インチFHD IPS液晶
採用されるディスプレイはタッチ対応の7インチ1920×1200 FHD IPS液晶モニター。
323ppiの高密度なピクセルで繊細な描写を可能とする。
また、視野角は178度と広角なため、どの角度から見てもその美しいビジュアル体験を得ることができる。
256GB/512GBのSSDを内蔵
省電力かつ高速なMicro PCIe NVMe SSDを内蔵している。
一般的なSSDと比べ20%と驚くほど小型ながら優れたパフォーマンスを発揮するSSDの採用により、ロードの待機時間を短縮。
2つのクーリングファンで効率的に冷却
エアフローシステムには純銅ヒートパイプ、デュアル銅ヒートシンクスケール、そして大小2つのターボチャージャー付きクーリングファンが組み合わさる。
底面からフレッシュエアーを吸気し、PC内部の熱を効果的に背面へ排気する設計となっている。
また、状況に応じてファンの回転数を制御し、振動やノイズを抑制するインテリジェント制御システムも採用。
ゲームへの没入感を高めながら、常に最適な冷却性能を発揮する。
大容量12000mAhバッテリーで長時間駆動
搭載されるバッテリーは12000mAh(3.7V)と大容量。
動画ファイルの連続再生は最大11時間可能だ。バッテリー残量を気にせず、ビデオ鑑賞やゲームを楽しむことができる。
最新の高速無線LAN規格Wi-Fi 6に対応
これまでのWi-Fiと比較し3倍の速度を誇るWi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応。
最大転送速度2.4Gbps(理論値)で、多数のプレイヤーが同時接続する環境においても優れたパフォーマンスが発揮される。
(IEEE802.11axで通信するには、対応する通信機器と接続する必要がある)
また、LTE対応モデルはSIMフリーとなっており、Wi-Fi接続ができない環境でもネットワークに接続可能。
アルミニウム合金削り出しで作られる高質感ボディ
OneGx1のシャーシは、航空機や高級車にも使われる6000シリーズアルミニウム合金から造られる。
非常に強く、そして軽いこの素材には指紋が残りにくい加工も施されるため、滑らかな曲線を用いられたOneGx1の美しさを損ねない。
いつまでも触れていたくなる手触りの良さが、プレミアムなUMPCとしての質感の高さを感じさせる。
打ちやすさと美しさにこだわったキーボード
ゲーミングシーンに欠かせない、RGB LEDバックライトを搭載したキーボードを採用。
今回販売される国内正規版ではコンパクトながら打ちやすい106/109キーの日本語配列となっている。
WASDキーはゲーミンググレードとなっており、快適なプレイをアシストする。
バックライトはON / OFFの切り替えが可能なため、電力の消費を抑えることも可能となっている。
着脱可能な専用コントローラーを用意
OneGx1には簡単に取り外しが可能なゲームパット「OneGx1専用コントローラー」が別売で用意されている。
マウスを接続して使う「デスクトップモード」に加え、Nintendo Switchのように遊べる「TVモード」「携帯モード」「テーブルモード」と4つのモードから、ゲームごとに最適なスタイルを選択できる。
発売日と価格について
本格的なゲーミングPCの性能を備えながら携帯性に優れたコンパクトさを誇るOne-Netbookの「OneGx1」
巣ごもりでの使用においても、ベッドの上で寝ころびながら、ソファに身を預けながらなど活躍するシーンは多いのではないだろうか。
メモリ、ストレージ容量から2種類のモデルを選択でき、メモリ8GB/ストレージ256GBのモデルは税別89,800円、メモリ16GB/ストレージ512GBのモデルは税別108,800円で販売される。
SIMフリーLTE対応モデルの場合はメモリ8GB/ストレージ256GBのモデルは税別99,800円、メモリ16GB/ストレージ512GBのモデルは税別116,900円となっている。
OneGx1専用コントローラーは税別4,000円で選択可能だ。
詳細についてはメーカーの製品公式サイトから確認できる。
製品仕様 | ||
プロセッサ | 第10世代Intel Core i5-10210Yプロセッサー (1.0GHZ-4.0GHz, Intel スマートキャッシュ6MB) |
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グラフィックス | グラフィックス | Intel UHD Graphics 615 |
ビデオメモリ | メインメモリと共有 | |
メインメモリ | 容量 | 8GB/16 GBオンボード (LPDDR3 SDMRAM) |
ストレージ | 容量 | 256 GB/512 GB microPCI-e SSDオンボード |
ディスプレイ | 7 インチ、1920×1200 323PPI | |
ゴリラガラス4採用 H-IPS液晶パネル (10点マルチタッチ対応) |
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入力 | キーボード | QWERTY日本語配列バックライトキーボード ※日本語入力切替は「ALT + 半/全」または「ALT + ~」(チルダ)の同時押しで切り替えることができます |
マウス | 光学式ポインティングデバイス | |
タッチペン | 2048段階筆圧検知タッチペン(ペン別売) | |
オーディオ | システム | サウンドチップ搭載 |
スピーカー | モノラルスピーカー(立体音響) | |
マイク | マイクロフォン内蔵 | |
有線LAN | – | |
無線LAN | Wi-Fi6(802.11ax), 2×2 a/b/g/n/ac/ | |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 | |
LTE(オプション) | LTE-FDD:B1/B3/B8/B18/B19/B26/B28 LTE-TDD:B41 2*CA:B1+B1/B8/B18/B19/B26/B28;B3+B3/B8/B18/B19/B26/B28;B41+B41 WCDMA:B1/B3/B6/B8/B19 |
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インターフェース | 1×USB 3.0 Type-A 1×USB Type-C 3.2 Gen2 (PD2.0対応) 1*USB Type-C 3.0 1×SIM+microSDカードスロット (SDXC対応) ※最大対応制限なし 1×音声出力とマイクインの3.5mmコンボジャック 1×Micro HDMI(D Type)出力 |
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冷却方式 | インテリジェントデュアルファン | |
バッテリー容量 (リチウムポリマー) | 12,000mAh ※5V / 9V / 12V / 15V充電サポート |
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連続稼働時間 | 最大12時間 | |
保証 | 1年(日本国内サポート) 技適認証取得済み |
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付属品 | 1×ACアダプタ(5V3A/9V3A/12V3A/15V3A) PD2.0 1x説明書 | |
本体サイズ | 173mm × 136mm × 21mm | |
本体重量 | 625g(コントローラー120g、LTEは20g※コントローラーは別売り) |