新型コロナウイルス感染拡大の影響に自宅時間が増えていく中で、これまでに比べてゲームをする時間が増えたという人が多いですよね。
それと同時に、これまでゲームの実況配信を見ている側だった人も「自分にもできるかも・・・」と実況配信を始め、人気配信者になったという人もいますね。
配信する動画配信サービスのアカウントと連携しておけば、ゲーム機に搭載されている機能での配信はボタン1つで簡単に出来る時代ですが、カメラやマイクなどを使用した配信となると機材も設定も色々と必要なものが増えてきます。
その中でも必需品と言えるのがオーディオミキサーです。
マイクの音声とゲーム中のサウンドのバランスを調整することで、視聴者のみなさんが非常に聞き取りやすくなりますので、配信のクオリティに直結する部分と言ってもいいでしょう。
様々なメーカーからアナログ、デジタルと様々なミキサーが発売されていますが、老舗ゲーミングデバイスメーカーの「Razer」が手掛けるとこうなります。
「Razer Audio Mixer」が発表されました!
超高画質ウェブカメラ「Razer Kiyo Pro」の日本国内発売が決定!
基本機能&便利機能が1台に!
「Razer Audio Mixer」は配信を行う際に使いやすい一体型のアナログミキサーです。
シンプルかつ直感的に操作しやすい物理フェーダーが4チャンネル、各チャンネルのミュートボタン、マイクミュートボタンに「ビープ音ボタン」という非常にわかりやすい構成となっており、始めてミキサーを使うという人でもすぐに使えるようになることでしょう。
シンプルな構成だからこそ、「Razer Audio Mixer」単体で、ソフトウェアを使用せずに直感的に設定、操作することが可能です。
4つのチャンネルは、マイク用のダイレクトライン出力が1つに、ゲーム音や音楽、チャットなどの他の用途で使用できる3つのチャンネルという構成。
フェーダーで各チャンネルのボリュームを個別に調整することができるので、最適なボリュームバランスに調整出来ますし、状況に合わせて直感的に調整することが可能です。
各チャンネルには専用のミュートボタンを搭載しており、ボタン1つでそのチャンネルの音を完全にミュートすることができます。
フェーダーを操作してのミュートだと、元に戻した時に位置がずれてバランスが変わってしまうことがあるので、全チャンネルにミュートボタンがあるのが嬉しいですね。
著作権的に問題のある音楽が入るゲームもありますし、流れるタイミングで即座にミュート出来るのは助かります。
配信が白熱してしまうと、ついつい言葉が遣いが大変なことになってしまったり、不適切な発言をしてしまうこともあるかと思います。
そんな時にはマイクのミュートボタンで自身のマイクをミュートしたり、「ビープ音ボタン」で効果音を重ねることで自主規制をすることができます。
本当はそういう発言をしないのが1番ではありますが、万が一の時には活用しましょう!
マイクは3.5mm端子接続ができますので、ヘッドセットのマイクを使用するができるので気軽に配信が可能です。
もちろんそれだけでなく、「Razer Audio Mixer」にはXLR端子が搭載されていますので、XLRマイクを使用することができます!
ダイナミックマイクはもちろん、48Vファンタム電源も搭載されているのでコンデンサーマイクも使用可能です。
配信環境や状況によっても変わってはきますが、2人で配信するときなどは真ん中にコンデンサーマイクを置いてくのが楽だったりしますので、ファンタム対応のXLR端子は非常にありがたいですね。
さらに、XLR端子は-12dBから39.7dBまで0.75dBずつゲインを調整できる超クリーンなローノイズゲインプリアンプを搭載!
通常、ゲインは上げすぎるとノイズが入ったり、ハウったりと調整が難しかったりするのもですが、ローノイズでマイク出力を増幅させることができます。
入力ソースによっても異なりますが、慣れるまではどうしてもゲーム音が大きく、音声は小さくなりがちですから、かなり嬉しい機能です。
単体でも超優秀な「Razer Audio Mixer」ですがPCと接続し、ソフトウェアの「Razer Synapse」を使用することで、その真価を発揮します。
4つのフェーダーのマッピング、カスタマイズだけでなくストリームミックス、プライバックミックスなど、かなり細かく自由に設定を行うことができます。
マイクもEQ、コンプレッサー、ノイズゲートなど詳細に設定、調整が可能です。クリアな音声を届けることができます。
ボイスチェンジャーやエフェクトなど便利機能も充実。声をピッチを変えてみたり、エコーやリバーブなどで状況を演出したり、視聴者を楽しませる設定も可能です。
ショートリバーブをかけて必殺技名を叫ぶと、スーパーロボットに乗ってる感がでますよ!
入力オーディオのピッチとテンポを調整するキーシフターや、音声の音量を分離したり最小化するボーカルフェーディングも搭載しているので、「歌ってみた」系の動画の収録にも便利ですね。
「Razer Audio Mixer」はアナログミキサーですが、Razer製品ですからもちろん光ります!
Razer Chroma RGBに対応しており、フェーダーのメモリやミュートボタンのランプを、1,680万色と無限のライティング効果でカスタマイズできます。
個人での配信の際は、配信をしながらの操作になることの多いミキサーですので、視認性が高いというのは非常に便利です。
使いやすいように設定するも良し、テンションの上がるライティングにするも良し、設定は無限大ですね。
日本国内でも発売予定!
「Razer Audio Mixer」はRazer Storeで製品ページが公開されており、価格は32,480円(税込)となります。
日本国内での発売に関しては近日案内されるということですので続報を待ちましょう!
様々なメーカーから様々なアナログミキサーが発売されていますので、値段だけ見るとも「Razer Audio Mixer」はややお高めの印象です。
しかし性能はある程度価格に比例します!安いミキサーを使ったら音痩せしたり、音質が下がったりしてしまったという事態になる場合もあります。
これまで使っていたミキサーからグレードアップさせようとしている人はもちろんですが、配信のクオリティアップのために始めてミキサーを導入しようという人にこそ、このレベルのミキサーをオススメしたいです!
まずは現物を見てみたいという人も多いと思いますので、日本発売情報を待ちましょう!
詳細は「Razer Audio Mixer」製品ページをご確認ください!
仕様 | |
サイズ | 155mm x 115mm x 55.3mm |
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重量 | 468g (ケーブルなし)、526g (ケーブルあり) |
ハードウェアコントロール機能 | 4 x チャンネル音量スライドフェーダー、4 x チャンネルミュートボタン、1 x マイクミュートボタン、1 x ビープ音ボタン、1 x 48V ファンタム電源ボタン |
アナログ接続 | ハイブリッド XLR / 6.35mm 端子、3.5mm ライン入力端子、3.5mm ライン出力端子、3.5mm ヘッドフォン出力端子、3.5mm マイク入力端子 |
デジタル接続 | 1 x USB-C、1 x 光オーディオケーブル |
オーディオ効果 | ノイズゲート、コンプレッサー、EQ、エコー、リバーブ、プリセット、ボイスチェンジャー、キーシフター、ボーカルフェーディング |
周波数特性 | 10Hz ~ 20kHz |
ダイナミックレンジ | >110Db |
システム要件 | Microsoft Windows 10 |
Razer Audio Mixerの国内発売は近日ご案内いたします? https://t.co/uXURQJDgvE
— R Λ Z Ξ R ?? (@RazerJP) March 11, 2022