ドラクエウォークレビュー!ドラクエの世界で約1ヶ月ウォーク(ときどきチャリ)してみた

レビュー

ドラゴンクエストウォーク(DQウォーク)がリリースしてから1ヶ月弱。初めて買ったゲームがファミコンのドラクエIで、そこから歴代シリーズを遊んできた自分にとっては、やる以外の選択肢はなかった。

加えて名前のとおりウォーク量が増えて健康になれれば(脂肪が減らせれば)、もう言うことない。

ドラクエウォークってどんなゲーム?

基本的な考え方は従来のドラクエと同じ。ベースとなるストーリーがあり、モンスターを倒してレベルアップしながら物語を進めるスポットに移動する。
家庭用機のドラクエシリーズではマップ上で街を移動したり、ダンジョンを攻略したりするのだが、このゲームではこれらの移動先を実際の地図上の地点をプレイヤーが指定し、移動する。

マップ
ドラゴンクエストウォーク

選べる地点は、あらかじめ○○店みたいな店舗や会社、ランドマークなど設定されているものもあるが、一定の距離以上のポイントなら自分で任意に設定できる便利アイテムも存在する!

地域によって異なるかもしれないが、東京でのこれらの地点は、いい塩梅の距離にあるという感覚だ。都心であれば近くにたくさんあるが、自宅がある郊外だと一番近い地点で200-300m程度と、歩くにはちょうどよい。

戦闘は一定範囲内に居るモンスターをタップすれば開始されるが、嬉しいことに範囲外のモンスターでもタップすれば這い寄ってきてくれるのだ。これで家のソファに寝転がりながらも戦闘に困ることはない。

運動になるのか?

自分のケースではあるが、結論から言えば、なる。
基本的な進行の「強くなる」「レベルに応じたストーリーを攻略する」という目的を達成するために、うまい具合に歩きたくなる仕組みが組み込まれている。

というのも、まず最初の「強くなる」方法は大きく3つある。一つはモンスターを倒してレベル上げ。そう、家のソファに寝転がりならできるやつ。二つ目が「モンスターのこころの入手」。戦闘でモンスターを倒すと一定確率で「こころ」が手に入る。それぞれのモンスターのこころのランクはSからDまであり、複数の同ランクの心を合成してランクをあげるか、運良く戦闘で高ランクのこころが手に入ればステータス的に捗る。

こころを手に入れたりてばなしたり
ドラゴンクエストウォーク

あとはガチャ。こちらは武器・盾・頭・鎧上・鎧下の5つを引き当てるもの。ガチャを引くためのジェムの入手には課金以外では冒険を進めて様々なミッションをこなすか、新しいモンスターと遭遇したり、一定数討伐することにより入手することができる。

おらぁ!こいやー!
ドラゴンクエストウォーク

つまり、とにかく歩く→ミッションこなす→たくさんモンスター討伐(ときどきここを入手)→レベルアップしたりミッションこなしたりしてジェム稼ぐ(たまに不足分をリアルマネーで補完)→ガチャ!→幸せに。

DQウォークではWalkモードというものが実装されており、起動していれば自動的に戦闘をこなしたり、道端にころがってる壺を割って回復したりしてくれる。モンスターとのレベルがいい感じでマッチしていれば、歩くだけで全滅することなく戦闘をこなしてくれる。

スマホを鞄に入れっぱなしにしてサウンドだけをイヤホンで楽しむこともできる。『冒険の旅』を聴きながら、あ、敵とエンカウントしたな、とか、あ、つうこんのいちげき、とか。レベル上げするために一駅余分に歩くか。ってやってるのは自分だけではないはず。

あとはやっぱりマップ見ながらの行動。マップを見るとモンスターの位置も見えるが、時たまあらわれる「こころ確定」モンスター。ちょっと歩いているルートからは外れるけど寄り道、寄り道・・・。出勤のために家を出る時間15分早めました。

おわかりだろうか。このあと左に寄り道をするのだ。
ドラゴンクエストウォーク

ちなみに自分は活動量計としてApple Watchを装備しているのですが、今までよりも圧倒的にリングをクローズできてる日が増えた。気がする。

でもウォークは平日中心。週末は文明の利器自転車を活用し、愛車Tern Surge Ltd.で効率よくスポットをまわるのである。
もちろん漕いでいるときは操作禁止。

歩数は稼げないけど、遠くまで行ける。

ドラゴンクエストウォークの醍醐味

運動になることはわかったけど、そもそも楽しさはどこにあるのか?
自分の感覚としては2割ストーリー楽しむ、6割育成を楽しむ、2割懐かしさに震える、って感じだ。
特にファミコン、スーパーファミコン世代の人は、馴染みのモンスターに遭遇するだけで三日三晩は楽しめると思う。動いてるし!

前述した音楽も素晴らしすぎるし、手に入れた装備を装着してアバターが変わるの見ては、おぉ、あの武器こんな形してたのか、って思ったり。

あ、ちなみに自分はスペック重視なので、見た目の統一感より性能。下半身ガッチリ装備しているのに、上軽装とかあたりまえ。朝飯前。
まあ、イオナズン覚えるって点だけで金髪幼なじみをあっさりと切りs・・・おっと編集部員がこっちを見て睨んでいる。

さて、会社の最寄駅と逆方向でりゅうおう討伐が行われているようだ。行ってくる。

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