2025年9月に発表されたKONAMIのゲームプロジェクト「ワイワイワールド Craft」
長らくその息を潜めていたが、日本時間2026年9月4日(金)の「KONAMI PRESS START 2026.09.04」で正式発表。
「東京ゲームショウ2026(以下、TGS2026)」で試遊台が設置されるとのことなので、さっそく体験してきた。
「ワイワイワールド Craft」でつくってみた
コナミデジタルエンタテインメントブースの一角に展開された「ワイワイワールド Craft」エリア。
世界初のプレイアブル出展が行われ、多くの来場者で賑わっていた。
そんななか、今回は特別に「KONAMI PRESS START 2026.09.04」にも出演していた谷渕弘エグゼクティブディレクターからの説明を受けながら「つくる」「あそぶ」を体験してきた。
「ワイワイワールド Craft」は「つくる」「あそぶ」「つながる」が一体化したUGCプラットフォーム。
プレイヤーはオリジナルゲームを作ったり遊ぶことができる。
ゲームを作る方法は主に2つ。
「公式ゲームからつくる」と「マジックポットからつくる」が用意されており、今回はより直感的にゲームを作れる「マジックポットからつくる」を選択した。
土台となるゲームシステムを選んだら、デザインやステージのかたちを選んでいく。
BGMや難易度も、簡単な選択を選ぶだけでドンドン設計されていく。
ゲームタイトルも自動で決定。
もちろん後から変更可能なのだが“ここで深く悩んでしまわないように”という配慮なのだという。
そうして出来上がったゲーム(ステージ)がこちら。
さっそくテストプレイでステージや動作を確認していく。
今回出来上がったゲームは迷路のようなステージでゴールを目指すというもの。
道中には敵も配置されており、攻撃されると自身の体力が減ってしまう。
そして、テストプレイを経て感じたことを、ステージに反映させていく。
そもそものクリア条件を変更したり。
せっかく配置された敵を活かすため、アクションを追加してみる。
ジャンプや攻撃を可能にすると、一気にゲーム感が増す。
ブロックのテーマを変えると雰囲気もガラリと変わる。
Saiga NAK
確認できたゲームパーツを一挙に紹介する。
ダメージを受けるマグマや滑る氷、扉や宝箱を開けられるカギ、さまざまな行動が設定されたエネミー、瞬間移動やチェックポイントを実現するギミックなど、その種類は多岐にわたる。
メッセージや音を鳴らす、ボスを出現させるといったことも可能だ。
ブロックの状態を変えることもでき、急に悪魔城ドラキュラ(キャッスルヴァニア)らしい絵面になった。
「ワイワイワールド Craft」であそんでみた
続いて「あそぶ」も体験。
TGS2026では以下の3タイトルを試遊できた。
- パルクール ピョピョケロ大脱走!(3Dアクション)
- Battle Jumbo(対戦バトルロワイヤル)
- 悪魔城ドラキュラ はじまりの夜(横スクロールアクション)
操作するキャラクター(アクター)ごとに特殊能力が設定されている。
今回はもちろん、シモン・ベルモンドに。
ゲームは確かに「ワイワイワールド Craft」で作られたものだが、操作感やギミックは悪魔城ドラキュラそのもの。
これを本格的なプログラミング無しで作れるというのだから驚きだ。
壁の中には斧やクロスが隠されていた。
本作において、少なくとも自分だけの悪魔城ドラキュラを作ることは絶対に可能だ。
ステージを進むとボスが登場。
「つくる」際には、あらゆるエネミーを“ボス化”させることができるという。
激闘の末にボスを撃破。
このあたりの難易度設定はクリエイターの腕が試される。
コナミデジタルエンタテインメントブースで「ワイワイワールド Craft」を遊ぶと、ノベルティとして「ワイワイワールド CraftオリジナルTシャツ」がもらえる。
取材時の待ち時間は約60分だったので、ブースに立ち寄った際にはぜひ検討を。
プレイヤーとクリエイターの架け橋に
「ワイワイワールド Craft」試遊後、谷渕エグゼクティブディレクターにいくつか気になることを聞いてみた。
まず、UGC(ユーザー生成コンテンツ)プラットフォームとして展開される本作では、プレイヤーとクリエイターを繋ぐ工夫として「推しドリ」なるものがある。
プレイヤーはゲームをプレイした時間に応じて「推しドリ」を獲得でき、それを好きなクリエイターに贈ることが可能。
「推しドリ」が贈られたクリエイターが活躍すると、贈ったプレイヤー自身もゲーム内通貨を獲得できるといい、先見の明が評価されるようなシステムにもなっている。
なお、“多くのクリエイターが応援されるように”という想いのもと、クリエイターごとに受け取れる「推しドリ」の数には上限が設定されているという。
こうした工夫には、ゲームクリエイターの気持ちを理解するKONAMIならではの視点が垣間見える。
なぜなら、谷渕エグゼクティブディレクターを含むKONAMI自身もまた、数多くのゲームを世に送り出してきた“ゲームを作る側”だからだ。
また、現時点で「悪魔城ドラキュラ」や「魂斗羅」など往年のタイトルキャラクターの登場が確定しているが、今後さらに社内コラボの幅を広げていきたい意向だ。
個人的には「メタルギア」や「パワフルプロ野球」などの登場に期待したい。
「ワイワイワールド Craft」はiOS、Android、Steamで配信予定。
詳細や続報は「ワイワイワールド Craft」公式サイトを確認してほしい。
| タイトル概要 | |
|---|---|
| 名称 | ワイワイワールド Craft |
| ジャンル | ソーシャル・ゲームクリエイション・ネットワーク |
| 対応機種 | iOS、Android、Steam |
| プレー人数 | 1~6人 |
| 配信日 | 未定 |
| 価格 | 基本プレイ無料(アイテム課金・サブスクリプションあり) |